孫を連れて行くと言っていた父はディズニーランドが
オープンした年に願い叶わずこの世を去っていきましたが、
オープン後しばらくして僕は仕事を終えてから
幼いMちゃんと友達のRちゃんを車に乗せて
高速道路を走っていました。
車の右前方に見えてきた搭が何かを二人に尋ねてみると、
搭に気付いた二人は初めて見るシンデレラ城に驚き、
次の瞬間歓声をあげました。
二人は自分達の搭に関するありったけの知識を
僕に教えてくれました・・・
今もその時に丸くした二人の目が忘れられません。
その頃、4時過ぎの入場は比較的簡単だったと記憶しています。
子供達の笑顔や歓声は幾つになっても
親の大好物だと思います。
まだ携帯の写メールなんかが無かった頃の話です。
孫に対面でき、遊ぶ機会があったとしても
自分の子供と違って孫は海や川には連れて行かないつもりです。
その代わりに湯船でヨーヨー釣りやスーパーボールすくい、
湯船の底に置いた器に落としたオハジキが入るかなどの
縁日で慣れ親しんだゲームの数々を一緒に楽しみたいと
考えています。お風呂で遊ぶと叱られた経験をバネ?に・・・
まぁ、お風呂遊びの達人のアイディアのパクリですが、
今度は僕の親でなく湯冷めを心配する家族から
叱られるのでしょうね。
人生・・・叱れているうちが華だと思っています。