大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

フォーラム終了

2006-12-12 | GSA (スポーツと環境)
無事にフォーラムも終了。
今年のフォーラムで焦点となったのは「スポーツイベントについて」。
この日一日を通して、「スタジアムのデザイン」、「水に関する課題」、「環境保護意識の啓発」、「NGOの役割」、「二酸化炭素とオゾン層破壊物質」、「再生可能エネルギー」、「交通」、「廃棄物とリサイクル」について8つのパネルディスカッションが行われました。

それにしてもそうそうたるメンツ、今回のG-ForSEには、トリノ、北京、バンクーバーの各五輪大会組織委員会をはじめ、FIFAワールドカップのドイツ及び南アフリカ大会、世界陸上ヘルシンキ大会、アメフトスーパーボウル等の組織委員会など世界最大規模のスポーツイベントを扱う代表者が出席していたのです。

また、国際自動車連盟(FIM)も、独自の環境保護規範をまとめた2006年版の出版で注目を集めて、最後にUNEPとFIMが覚書に調印を交わして今年のG-ForSEは閉幕しました。

あぁ、、、1日中集中して勉強したもんだから頭から湯気が・・・

フォーラム その4:「スポーツと体育の国際年」の報告

2006-12-12 | GSA (スポーツと環境)
国連では毎年様々なテーマの「国際年」を制定していますが、2005年の国際年の一つが 「スポーツと体育の国際年」

世界平和と持続可能な発展を実現させる手段として、スポーツの推進を願う盛りだくさんのイベントが世界中で行われました。日本で開催されたスポーツサミットもその1つです。

コフィ・アナン国連事務総長が先頭に立ち呼びかける「開発と平和のためのスポーツ」。この機関の特別顧問を務める元スイス大統領のアドルフ・オギさんがキーノートレクチャーを行いました。

「健康にとってスポーツはGood!スポーツは、生きていく上で必要な技能を教え、人間の育成を助けることができる。この真価は、相手を尊敬すること、ルールと審判の判定に従うことなどの原則の受入れを通じ、人間の尊厳や仲間意識、連帯感を促進する力にある」

「私たちの役割は、子どもと若者にスポーツや体育への参加を促すこと。そして、日常生活でもスポーツマンシップの価値を思い出させることにある。世界中の人たちすべてが、この役割を果たし、スポーツが単なる楽しみや競い合いではないことに気づけば、将来の世代によりよい世界を残すための一歩となる」

ズシーンと心の奥に響きました。。。

フォーラム その3:トリノオリンピック組織委員会&北京オリンピック組織委員会

2006-12-12 | GSA (スポーツと環境)
トリノオリンピック組織委員会は、今年初旬に行われた五輪大会について環境面における総括をし、『トリノ2006持続可能性報告書』について発表しました。記憶に新しいですが、大会期間中は深刻な雪不足に見舞われたようですね。

また、いよいよ2年後に控えた北京オリンピック組織委員会からは、北京オリンピック大会における環境面のコンセプトや北京市の取り組みを紹介していました。

フォーラム その2:FIFAドイツワールドカップ2006組織委員会

2006-12-12 | GSA (スポーツと環境)
ドイツで開催されたワールドカップの組織委員会から大会における環境面の取り組みについての結果報告がありました。

オリンピック大会では、1990年代から徐々にただ打ち上げ花火的なお祭りイベントをやるだけではなく環境面にも配慮した大会を行うことを心がけていますが、この度ワールドカップでは初となる環境配慮型のイベントとなりました。

ゴミやエネルギー、交通などの問題に積極的に取り組み、さらに排出する二酸化炭素を相殺、ゼロエミッションの大会を目指した「グリーンゴール」プロジェクトですがまずまずの成果があったようです。

大会が終わったらおしまいではなく、この遺産、レガシーをどう生かしていくかが今後の課題だと思います。

12月1日 スポーツと環境の世界フォーラム「G-ForSE 2006」開幕

2006-12-12 | GSA (スポーツと環境)
眠い目を擦りながら、朝7時からフォーラム運営やパネラーの人たちのミーティング。

毎年夏にケニアに行く際にお世話になっているGSAケニアのキャプテン、Dr.Lizもパネラーの一人。彼女は朝からテンションが高め。

Liz曰く、「アフリカはデイタイム。だから朝は強いのよ!」だって・・・

いよいよフォーラムが始まる。今日は長い1日になりそうだ・・・

ディナークルーズ

2006-12-11 | GSA (スポーツと環境)
サーモンのマリネ、きのこのスープ、ステーキ、デザートからなるコース。なかなかのお味、美味でしたー!!!ワインもかなり飲みいい感じ。

同世代の参加者を見つけては交流を図っています。
3時間ほどのクルーズを終えホテルに戻ってからはバタンキューでした・・・zzz

オリンピック・トゥルース

2006-12-11 | GSA (スポーツと環境)
前に何度か書きました「オリンピックと平和」について。

オリンピックは、世界の平和を目指した運動です。遡ること数千年前、古代に行われていたオリンピック競技大会の開催時期には、「武器の持ち込み、争いごとはダメよ!」と言われていました。

4年に1回行われていた競技会ってどれほど続いたのか?
それを日本の歴史に当てはめてみるとなんと、「鳴くよ(794年)ウグイス平安京」と覚えたあの時代から現在まで、1回の中止もなく続けられていたのです。この永続性が古代オリンピック競技会の特徴でもありました。

争いごとをやめてここまで長く続いた競技会を習い、現代の近代オリンピックが開催されているわけですが、スタートしてたった100年のうちに2度の世界大戦ですでに3大会が中止してしまっています。

過去の伝統を現代でも復活させましょうと、1994年のリレハンメル冬季大会(ノルウェー)の時に、国連総会でノルウェーが提案して休戦決議が行われました。それ以降、開催国が休戦を提案することになったのです。その期間わずか数週間のことかもしれませんが、ふと「私たちは何て事をしてるんだろう・・・」って戦前に出ている人たちなどが意識して、「武器から口へ」と話し合いの場を持ってくれたらどんなに良いことか・・・

そんなオリンピック・トゥルースのモニュメントがこれ。

聖火の火発見!

2006-12-11 | GSA (スポーツと環境)
ミュージアムの外庭には、いろいろな種目の世界記録が記された器具が設置されていて、参加者は興味津々。

棒高跳びの世界記録を見て、こんなにも高いものなのかとただただ唖然。なかなか面白い造りになっている。

その一角に聖火の火を発見しました。記念にパチリ。

ミュージアムにはオリンピックにまつわる興味深い展示物がたくさん。
また、資料室には書籍がビッチリ。ここを訪れる研究者も多いそうだ。

オリンピック・ミュージアムへ

2006-12-11 | GSA (スポーツと環境)
参加者の受付を終え、皆でフォーラムの会場となるオリンピック・ミュージアムへ見学ツアーに行ってきました。宿泊しているホテルの目と鼻の先にミュージアムがあります。

このミュージアムは、国際オリンピック委員会(IOC)のオフィスに隣接しているのです。
IOCの総本山に来たどぉ~~~~~っ、しばし感慨に耽ることに・・・

ランチを食べに ~ チーズフォンデュに挑戦 ~

2006-12-11 | GSA (スポーツと環境)
受付の合間をぬって、ローザンヌの中心地にランチを食べに行きました。
スイスといえば・・・チーズフォンデュ!!!食わず嫌いの僕も挑戦してみることに。
お腹の中でチーズが固まらないようにワインを一緒に飲むんだとか。とろけたチーズの中もワインがたっぷし。それで店内がやけに酒の匂いプンプンなわけね・・・ソーセージとかも美味でした。

写真はデザート。クープ・ド・デンマークというもの。アイスがドカッと、周りに生クリームがベットリと添えられ、そこにあっついコーヒーを注いで完成。

11月30日 ジョギングを終えて・・・フォーラム受付

2006-12-11 | GSA (スポーツと環境)
結局ゼエゼエ、、、ヘトヘトになってホテルに戻ってきた。
帰ってきて朝食、その後すぐにミーティング。午前中にフォーラムの受付がスタート!!
受付を手伝うことになった。名札やリストチェックなど大忙し・・・

2004年、前回の「G-ForSE(スポーツと環境の世界フォーラム)」が開催されたパキスタンで一緒だった人や、昨年愛知で開催された万博のプログラム「愛・地球博 スポーツサミット2005」に参加された人たちもチラホラ。ノルウェーのトーレさん、ケニアのリズさん、フランスのアレクシス、イギリスのイアンなど懐かしい・・・