大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

スポーツと環境かながわフォーラムに参加

2009-11-01 | 大学
10月31日に海老名市内で神奈川県体育協会主催の「スポーツと環境かながわフォーラム」が開催されました。フォーラムには県内のスポーツ競技団体関係者が多く集まり、スポーツ関係者がいかに積極的に環境問題に関わるべきかを話し合いました。

今回のフォーラムにはシンポジストとして参加しました。県体協の会長が大学の上司にあたる山下泰裕先生ということもあり、このお話しを頂いたのです。

まず、日本オリンピック委員会(JOC)の副会長である水野正人さんの基調講演。


後日、水野さんから、理事をされている日本アンチドーピング機構(JADA)の例を教えていただきました。フェアープレイを推し進めるのは当たり前ではありながら、いまさら‘Play fair’と啓発しなければならないことは少しつらいものがある・・・。国際アンチドーピング機構(WADA)では‘Play true’と言う標語を作っているんだとか。なんでもWADAのDick Pound会長にその言葉の真意をたずねた所、「‘Fair play’は装うことはできるが、ドーピングはテストをすると装うことはできない。すなわち嘘偽りのない自らの心を持つ必要がある」と言っていたということを教えてもらいました。興味深いキーワードが見つかりました。


その後のシンポジウムでは、日本水泳連盟の佐野和夫会長がコーディネーターを務め、神奈川県スキー連盟の斎藤さん、神奈川県水泳連盟の植松さん、林さんによる各団体の環境実践活動についての報告。そして僕が地球環境問題の整理、3例の事例についてコメント、GSAの推進する「エコフラッグ・ムーブメント」について、そして今後のスポーツ界の目指すところを話しました。スポーツマンシップの一環として、フェアプレーはもちろん地球環境にも配慮した行動、エコプレーもしないと!

最後に山下先生に総括をしていただき、今回神奈川のスポーツ競技団体代表者が一堂に会したわけだからフォーラムの成果として「行動宣言」のようなものを採択しては?と提案。その後、県体協事務局から宣言案が説明され、皆さんの合意を得て採択されました。

【スポーツと環境かながわ宣言】
「このフォーラムに集まった私たちかながわのスポーツ人は、きれいな空気、清らかな水、豊かな緑に恵まれた美しく住みよいかながわを実現するため、環境の大切さを理解し、その保全に向け、スポーツのあらゆる場面を通じて、率先して行動するとともに、環境の大切さを呼びかけていくことをここに宣言します」


フォーラム後は懇親会、盛大に盛り上がりました。



県体協として環境問題に取り組む宣言を採択する場に居合わせることが出来たこと大変光栄でした。県体協が先陣を切り、オピニオンリーダーとして今回検討された問題に積極的に取り組んでいただけることを望んでいます。

県体協事務局の皆さんお疲れ様でした。そしてお世話になりました!!!

翌日の神奈川新聞にフォーラムの事が載っていました。
11月4日には1ページにわたって特集の紙面が組まれるとのこと・・・。


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