大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

JOAオリンピックレクチャー & 第34回 JOAセッション

2011-12-04 | JOA (オリンピック関連)
JOAオリンピックレクチャーとJOAセッションが国立スポーツ科学センターで開催されました。 

レクチャーでは、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会事務総長の水野正人さんが登壇し、招致の理念などを語りました。


招致活動のシンボルとなるロゴも発表されたとのこと。プロ・アマ問わず公募。特に若者にも積極的に参加してもらうべく美術系大学にも呼びかけたそう。採用されたのは、女子美術大学芸術学部の学生の作品だそうです。

友好・平和の証として、また、感謝の気持ちを表すものとして、世界各地へ贈られてきた、「桜」をモチーフにデザイン。オリンピックカラーの赤、青、黄、緑、そして黒の代わりに東京を表す色「江戸むらさき」を使用されているんだとか。 花びらが一枚づつ、世界をつなぐように一つの大きな輪となり、桜のリースを作り上げています。


午後からは、JOAセッションと内容の濃いスケジュール。セッションでは、JOAと筑波大学とが連携して、アジアのオリンピック教育の専門家を招いてオリンピック教育に関する国際シンポジウムを行い、それぞれの立場でのオリンピック教育の事例を紹介し、今後のオリンピック教育のありについてディスカッションが行われました。

昨年シンガポールで行われたユース・オリンピック・ゲームズ(YOG)では、多くの参加選手が文化教育プログラムに参加しました。また、第23回冬季オリンピック競技会の開催地に韓国・ピョンチャンが選ばれ、韓国でも新たなオリンピック教育が始まることになりました。台湾やタイでもオリンピック教育が試みられており、日本でも筑波大学にIOC公認のオリンピック教育研究センターが設置され、附属学校を中心にオリンピック教育が展開されています。このようにオリンピック教育の流れは、アジアに拡大しているのです。

基調講演「シンガポールにおけるオリンピック教育」についてお話しされたSock先生とは、昨年のユースオリンピック大会以来の再会!懇親会でも多くお話しができて有意義な時間を過ごすことができました。