先日ベルリンで開かれたIOC理事会で、2016年夏季五輪に追加する2競技を「ゴルフ」と「7人制ラグビー」に絞られたそうだ。どうやら有望とされてた2競技が絞り込まれた結果。あとは、2016年夏季大会の開催地が決定する10月の総会(@コペンハーゲン)で、今回絞った2競技の方も入れる、入れないかを正式決定します。
そもそもの候補は「ゴルフ」、「7人制ラグビー」、「空手」、「スカッシュ」、「ローラースポーツ(ローラースケート)」と12年ロンドン五輪の実施競技から外れた「野球」と「ソフトボール」でした。
<ゴルフ>
1900年パリ五輪、1904年セントルイス五輪で実施されたことあり。
実施富裕層の競技から大衆化。関係諸団体の全面協力、タイガー・ウッズを筆頭ににトッププロの支持も得る。資金力や組織力はピカイチか・・・?
<ラグビー>
ラグビーが五輪入りすれば1924年パリ五輪まで15人制で4大会実施して以来。7人制ワールドカップ(W杯)を廃止し、男女ともに12チームで2日間開催案。ベルギー代表選手だったIOCロゲ会長の後押しがあったのか・・・??
なかでも残念だったのがソフトボール。
<ソフトボール>
ゴルフと7人制ラグビーが有望の中、どうソフトボールが割り込めるかが勝負だと言われていました。女性スポーツを増やしていくという流れの中、2012年ロンドン五輪の競技種目から外れたことは理解に苦しむところ。なのでチャンスは往々にしてありと思っていました。強みは、「ドーピング違反が過去1例もない健全な女子競技」という訴え。個人的には復活を応援していたんだけれどな・・・
その他の競技も問題点はあったよう。
<野球>
大リーガーの五輪出場の可能性が少ないことが背景のようだ。特にアメリカMLBと球団との調整がつかなかった。後は、課題のドーピング対策が遅れているというマイナス面。
<空手>
日本発祥競技の空手。テコンドーとの関係もあるようです・・・
<ローラースポーツ>&<スカッシュ>
空手同様知名度で叶わずか・・・
さて、どうやって2競技を決めたのかという記事発見。スポニチより(2009年08月14日)
-------------------------------------------
ゴルフ 実は薄氷の通過だった… 【16年夏季五輪 採用競技選考】
過半数を獲得する競技が出るまで最少票数の競技を振るい落としながら投票を続ける方式だった。ラグビー(7人制)は楽に過半数を獲得したが、ゴルフは最初は1票しか入らず、薄氷を踏む通過だった。15人の理事会でロゲ会長は投票に参加しないため、過半数は8票。ラグビーは2回目の投票で9票に達した。
ラグビーを除いた6競技で再開した投票で、ローラースポーツ、スカッシュ、野球の順番で落ちた。最後に3競技で争った投票でゴルフが9票を獲得し、空手は3票、ソフトボールは2票だった。空手は最多で5票を得た時もあったが、常に1~2票で推移して脱落しなかったソフトボールとともに、過半数に届く勢いもなかった。
-------------------------------------------
そもそもの候補は「ゴルフ」、「7人制ラグビー」、「空手」、「スカッシュ」、「ローラースポーツ(ローラースケート)」と12年ロンドン五輪の実施競技から外れた「野球」と「ソフトボール」でした。
<ゴルフ>
1900年パリ五輪、1904年セントルイス五輪で実施されたことあり。
実施富裕層の競技から大衆化。関係諸団体の全面協力、タイガー・ウッズを筆頭ににトッププロの支持も得る。資金力や組織力はピカイチか・・・?
<ラグビー>
ラグビーが五輪入りすれば1924年パリ五輪まで15人制で4大会実施して以来。7人制ワールドカップ(W杯)を廃止し、男女ともに12チームで2日間開催案。ベルギー代表選手だったIOCロゲ会長の後押しがあったのか・・・??
なかでも残念だったのがソフトボール。
<ソフトボール>
ゴルフと7人制ラグビーが有望の中、どうソフトボールが割り込めるかが勝負だと言われていました。女性スポーツを増やしていくという流れの中、2012年ロンドン五輪の競技種目から外れたことは理解に苦しむところ。なのでチャンスは往々にしてありと思っていました。強みは、「ドーピング違反が過去1例もない健全な女子競技」という訴え。個人的には復活を応援していたんだけれどな・・・
その他の競技も問題点はあったよう。
<野球>
大リーガーの五輪出場の可能性が少ないことが背景のようだ。特にアメリカMLBと球団との調整がつかなかった。後は、課題のドーピング対策が遅れているというマイナス面。
<空手>
日本発祥競技の空手。テコンドーとの関係もあるようです・・・
<ローラースポーツ>&<スカッシュ>
空手同様知名度で叶わずか・・・
さて、どうやって2競技を決めたのかという記事発見。スポニチより(2009年08月14日)
-------------------------------------------
ゴルフ 実は薄氷の通過だった… 【16年夏季五輪 採用競技選考】
過半数を獲得する競技が出るまで最少票数の競技を振るい落としながら投票を続ける方式だった。ラグビー(7人制)は楽に過半数を獲得したが、ゴルフは最初は1票しか入らず、薄氷を踏む通過だった。15人の理事会でロゲ会長は投票に参加しないため、過半数は8票。ラグビーは2回目の投票で9票に達した。
ラグビーを除いた6競技で再開した投票で、ローラースポーツ、スカッシュ、野球の順番で落ちた。最後に3競技で争った投票でゴルフが9票を獲得し、空手は3票、ソフトボールは2票だった。空手は最多で5票を得た時もあったが、常に1~2票で推移して脱落しなかったソフトボールとともに、過半数に届く勢いもなかった。
-------------------------------------------