近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

JA東京あおば農業祭IN都立光が丘公園

2007-11-19 08:26:20 | 民俗・行事
 きのうは、朝のうちは少々寒い感じだったが、昼前にはピーカン、真っ青な雲ひとつない青空が広がり絶好の日曜日となった。
ちょっと暇だったせいもあり、都立光が丘公園で開かれているJA東京あおばの主催する農業祭に行ってみた。
土曜日にはカミさんが孫たちと行ってきたので、これといって買うものはないのだが、どんな感じかなということで成増までバスで行き、あとは勝手知ったるバス通りを歩いて会場に向った。

 さすがに日曜日で天気もよかったせいか、かなりの人出で、模擬店の並んでいるところを見て回ったが、田舎まんじゅうや餅つきのコーナーには長い行列ができていた。
特に買う物があって行った訳ではなかったので、暇つぶしに、メインステージのアトラクションを見ることにした。
「ダイコンブラス」というバンド演奏のあと、「大門四つ竹踊り」の出演となったが、普段着にJAの半被といういでたちで、いつもの四つ竹踊りとはちょっと違った雰囲気だった。

 その後、休憩を挟んで「小松みどり歌謡ショウ」があるというので、再度、模擬店めぐりをしながら時間を潰して開会を待った。
小松みどりさんの舞台が終わったところで、午前の部だけで帰ってきたが、帰りは少し遠回りになる下赤塚駅に戻る道を歩いてきたら、ちと疲れて、水車公園のあたりで足腰が痛くなってきてしまった。

  【真っ青な青空が広がる会場入口】



  【黄色く色づいたイチョウ】



  【中央通りのイチョウ並木】



  【餌を探して群がる鴨の群れ】



  【農業祭の象徴、野菜の宝船】



  【模擬店のまわりは買い物客でいっぱい】



  【メインステージの様子】



  【JAの半被で踊る大門四つ竹踊り】


石蕗(つわぶき)

2007-11-18 08:46:48 | 花好きずき
 空は晴れているが、朝晩は、日に日に寒さを感じるようになってきた。
寒くなると、石蕗(つわぶき)の黄色い花が目に付くようになる。
花は、黄色一色で隙間の空いた菊のようだが、日陰に植えられていることが多いせいか、あまり引き立たない。
つややかな緑色の厚手の葉と対照的な黄色い花は、陽射しを浴びてこそ生き生きとして見える。
 つわぶきといえば、腫れ物ができたときに、火にあぶって揉んだ葉を貼ってもらったことがあるが、子供の頃の遠い昔の記憶でしかない。










【石蕗(つわぶき)】

・菊(きく)科。
・学名 Farfugium japonicum
Farfugium : ツワブキ属
japonicum : 日本の
Farfugium(ファルフジウム)は、ラテン語の
「farius(列)+ fugus(駆除)」が語源、
といわれるが諸説あり。
・開花時期は、10/15頃~11/末頃。
・葉は蕗(ふき)に似ている。
名前は”つや”のある葉から、”つやぶき”。
それが変化して「つわぶき」になった。
・きれいな黄色の花。
・冬から春にかけて、若葉をつみとって
塩ゆでにするとおいしいらしい。
葉を火であぶったものは腫れ物や湿疹に薬効がある。
・九州名産の「佃煮キャラブキ」はこのつわぶきで
作られている。

(出典:「季節の花300」)

晩秋の空に咲き乱れる宿根アサガオ

2007-11-16 16:52:23 | 花好きずき
夏場に咲く宿根アサガオだが、うちのミモザの木にからんでいるものは、いまになって盛んに咲いている。
宿根アサガオは短日性なので秋から冬に咲くのも不思議ではないのだそうである。
夏場には鉢植えのものを載せたのだが、澄み切った青空に映える宿根アサガオの花も、なかなかオツなものである。








【ノアサガオ】

[学  名] Ipomoea congesta (=I.indica)
[和  名] ノアサガオ
[流通名] 宿根アサガオ、琉球アサガオ、オーシャンブルー、
      西表アサガオ、クリスタルブルー
[科  名] ヒルガオ科
[属  名] イポメア(サツマイモ)属
[性  状] 多年草
[原産地] 日本南部海岸~熱帯アジア

[特  徴] 沖縄や南西諸島でアサガオと言えば本種をさします。
      宿根性のアサガオで、最近は宿根アサガオなどいろいろな名前で
      たくさん出回っています。
      花は径10cm程度で、葉腋に数個つく房咲き性です。
      花色は青紫色で、少しは濃淡などの変異があります。
      種子はまずできません。
      葉は上部は卵形で先が尖っていますが、基部は心臓型をしています。
[管 理] 性質は強健。耐寒性はかなり強く、関東以西なら冬は落葉しても春に芽が出ます。
      宿根性ですから繁殖は挿し木で容易です。

(出典:「米村浩次の鉢花・ガーデニング植物百科」)

板橋農業まつり、ことしは雨模様の中でみこしを担いだ。

2007-11-13 15:44:09 | 民俗・行事
 きのうも、きょうも素晴らしい晴天となったが、10日、11日の土、日に行われた橋農業まつりは、運悪く両日とも雨にたたられてしまった。
初日は朝から本降りで、すべてのパレードが中止となってしまったが、11日のみこしパレードは雨の合間を縫って行われた。
遅ればせながら、板橋農業まつりのメインイベントであるみこしパレードの報告をしておきたい。

 ここ数年、ついぞ雨に降られたことはなかったのだが、みこしパレードがスタートする頃には一端雨は上がったものの、午後からのみこしパレードは時折り雨が落ちる中で行われた。
スタートから赤塚体育館前までの往路は止んでいた雨も、大会本部前までの復路では休憩中に降りだしてきて、小雨の中でのパレードとなってしまった。
みこしに雨避けのビニールやらシートやら架けるのにおおわらわだったが、それでも、沿道の声援を受けながらみこしを担ぎ、閉会式までは何とかみこしパレードを続けることができたのが救いであった。

  【スタート前の準備状況】
 


  【元気はつらつの女みこし(篠ヶ谷戸町会)】



  【本部前で気勢を上げる大みこし(徳丸平和会)】



  【雨が降り出してきて、みこしも可哀想】


 
  【赤塚体育館前で小休止中の担ぎ手たち】



  【閉会式に向けて勢ぞろい中のみこし(手前は大門町会)】


華麗な守備の高橋(由)選手にゴールデン・グラブ賞

2007-11-09 09:40:49 | 読売ジャイアンツ
 
高橋由選手が7度目のゴールデン・グラブ賞受賞 ― GAIANTSニュース(巨人軍公式サイト)

 守備によってチームに貢献し、プロの技術を発揮した選手に贈られる「三井ゴールデン・グラブ賞」の2007年度の受賞者が8日発表され、外野手部門で巨人軍から高橋由伸選手が選ばれました。高橋由選手の同賞受賞は、03年以来4年ぶり7度目です。巨人軍選手の同賞受賞も4年ぶりで、巨人軍選手の受賞者は延べ100人となりました。

 高橋由選手は今季、128試合で外野の守備に着き、218の守備機会でわずか1失策と安定した守備を見せました。送球により走者を刺す補殺は7で、8月17日のヤクルト戦・七回二死二塁では、青木の右前安打を捕ると強肩を生かして本塁へ矢の様な返球=写真=、二塁走者の飯原を刺しました。この試合では華麗なダイビング・キャッチも披露し、「守りのヒーロー」としてお立ち台に上がりました。

「おとりんの一言」

 思いっきりのいい華麗な外野守備でファンを魅了した高橋(由)選手が、7度目のゴールデン・グラブ賞に輝いた。高橋(由)選手には、心から「おめでとう」の賛辞を贈りたい。
ケガにつながるファインプレーも何度か経験しているだけに、本人の喜びもひとしおだと思う。
CSシリーズにもケガで出場できなかったが、来季は万全な状態で再び華麗な守備を見せて欲しい。

お世辞にも綺麗とはいえない杜鵑草(ほととぎす)

2007-11-08 09:37:17 | 花好きずき
 斑点だらけのなんとも変わった花で、大きく開くとヒトデのようにも見えなくもないが、お世辞にも綺麗だとはいえそうにない花である。
花が開く前の蕾も独特な形をしており、よくよく見ると、まるで打ち上げロケットのようである。
うちの杜鵑草は茎が長過ぎて真っ直ぐ立っていられず、横になって咲いている。










【杜鵑草(ほととぎす)】

・百合(ゆり)科。
・学名 Tricyrtis hirta
  Tricyrtis : ホトトギス属
  hirta : 短い剛毛のある
  Tricyrtis(トリキルティス)は、ギリシャ語の
  「treis(三)+ kyrtos(曲)」が語源。
 三枚の「外花被」というところの基部が
 曲がっていることから。
・開花時期は、8/25頃~11/15頃。
・秋に日陰に多く生える。
・若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの
 胸にある模様と似ていることからこの名に。
 葉にある斑点は花が咲く頃には消えるらしい。

(出典:「季節の花300」)

徳丸北野神社の献菊は厚物が多い。

2007-11-06 08:44:28 | 花好きずき
 昨夜来の雨が少し残っていて、なんとなく肌寒さを覚える朝である。
きのうは穏やかな晴天だったし、少しばかり暇もあったので、昼過ぎに北野神社の献菊を見に行ってみた。
11月に入ると七五三のお参りがあるので、毎年、北野神社には近隣の愛菊家による献菊が展示されるのである。
展示されている大菊は、花びらがこんもりと盛り上がっている厚物と、大きく広がる管物だが、ここでは厚物が圧倒的に多い。
カミさんも近年、大菊を育てており、時たま手伝うこともあるが、やはり、年季の入った愛菊家によるものは、どれも見事というほかはない。















【菊 (きく)】

・菊(きく)科。
 Chrysanthemum : キク属
 morifolium : クワ属(Morus)のような葉の
 Chrysanthemum(クリサンセマム)は、ギリシャ語の
 「chrysos(黄金色)+ anthemon(花)」が語源。
・開花時期は、10/20頃~12/20頃。
・東洋で最も古くからある鑑賞植物らしい。
 平安時代に中国から渡来。改良が重ねられ多くの品種がある。
・「きく」は漢名の「菊」を音読みしたもの。
 また、「菊」の漢字は、散らばった米を1ヶ所に集める、の意で、
 菊の花弁を米に見立てたもの。
 漢名の「菊」は”究極、最終”を意味し、一年の一番終わりに咲く
 ことから名づけられた。
・大輪の菊はよく菊花展で見かける形で文化の日(11/3)前後が見頃。
 菊花展で見られるのは
   「厚物(あつもの)→ 大輪もの」と
   「管物(くだもの)→ 細い花びら」に分けられる。

(出典:「季節の花300」)

「江戸から東京へ」、梯子乗りの妙技や艶やかな芸者衆も・・・「大東京まつり」― その3

2007-11-05 18:04:37 | 民俗・行事
 「大東京まつり」のパレードも、終盤にさしかかると「江戸から東京へ」の行列となる。
この頃になると席を立つ人も出始め、観覧席の前列に出ることができた。
おかげで、江戸消防記念会による梯子乗りの妙技や、あでやかな江戸芸者衆も目の当たりに見ることができたのだが、途中でデジカメのメモリーが一杯になってしまった。
そんな訳で撮影は尻切れトンボに終わってしまったが、パレードは最後まで見ることができた。
3時半過ぎにはパレードも終わりになったが、日が陰ってきたせいで少々寒気を覚えるような陽気になっていた。

  【赤穂義士の討ち入り】



  【梯子乗りの妙技】





  【おめでたい七福神の輿】



  【子ども歌舞伎の役者たち】



  【あでやかな江戸芸者衆】
 


  【新撰組の隊士】



  【官軍の隊列】
 

江戸幕府と元禄絵巻・・・「大東京まつり」― その2

2007-11-05 08:42:57 | 民俗・行事
 「大東京まつり」の中頃は江戸時代にタイムスリップ、太田道灌、徳川家康、徳川家光などの行列に、大名行列の奴さんや元禄花見踊りが文字通り華を添えていた。
きょうは、そのあでやかな元禄絵巻をご紹介することとしよう。

  【太田道灌と奥方の輿】



  【江戸城築城の際の御石曳き】

  

  【徳川家康主従の行列】

 

  【大奥を彩る御殿女中たち】

 

  【徳川家光の輿】

  

  【大名行列の愉快な奴さん】

 

  【行列に華を添える元禄花見踊り】