近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

石蕗(つわぶき)

2007-11-18 08:46:48 | 花好きずき
 空は晴れているが、朝晩は、日に日に寒さを感じるようになってきた。
寒くなると、石蕗(つわぶき)の黄色い花が目に付くようになる。
花は、黄色一色で隙間の空いた菊のようだが、日陰に植えられていることが多いせいか、あまり引き立たない。
つややかな緑色の厚手の葉と対照的な黄色い花は、陽射しを浴びてこそ生き生きとして見える。
 つわぶきといえば、腫れ物ができたときに、火にあぶって揉んだ葉を貼ってもらったことがあるが、子供の頃の遠い昔の記憶でしかない。










【石蕗(つわぶき)】

・菊(きく)科。
・学名 Farfugium japonicum
Farfugium : ツワブキ属
japonicum : 日本の
Farfugium(ファルフジウム)は、ラテン語の
「farius(列)+ fugus(駆除)」が語源、
といわれるが諸説あり。
・開花時期は、10/15頃~11/末頃。
・葉は蕗(ふき)に似ている。
名前は”つや”のある葉から、”つやぶき”。
それが変化して「つわぶき」になった。
・きれいな黄色の花。
・冬から春にかけて、若葉をつみとって
塩ゆでにするとおいしいらしい。
葉を火であぶったものは腫れ物や湿疹に薬効がある。
・九州名産の「佃煮キャラブキ」はこのつわぶきで
作られている。

(出典:「季節の花300」)

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