アスチルベがひっそりと咲いていた。

きのうは雨に降り込まれて何もできなかったが、やっと昼前から雨が上がってきた。
家の周りを見て歩いていたら、雨と風でジャガ芋の茎がかなり倒れ込んでいた。

ふと、もみじの木の下を見ると、珍しいピンク色の花がひっそりと咲いていた。
名前がわからないので、図鑑で調べたら「アスチルベ」という花だった。




【アスチルベ】

アスチルベ属の植物は花が小さく密生し、まるで淡雪をまぶしたような円錐形の花序を持つ。
日本にもアワモリショウマやチダケサシなど６種類が自生するが、普通切花用に生産されるのは、
チダケサシと中国原産の１種を掛け合わせた“アレンジー”という園芸品種。
花色は白や桃色のほか、強烈な色調の紅色や赤がある。
やや水揚げが難しく、つぼみを飾ると咲かずに花穂が垂れてしまうことが多い。

(出典:小学館ポケットガイド「切り花図鑑」)