ラミレス、初回に先制２ラン、１００打点も達成。オビスポ、８回２失点の好投で対中日最終戦を飾る。

王に並んだ！ラミ７年連続１００打点！ ― スポーツ報知

◆中日２―６巨人（３０日・ナゴヤドーム）　

　ラミレスが７年連続１００打点で巨人・王貞治のプロ野球記録に並んだ。初回の３１号２ラン、２回の左中間適時二塁打で計３打点。シーズン通算１０１打点を稼ぎ、偉大な打者と肩を並べた。先発・オビスポは８回を１失点で６勝目。チームは１６勝８敗で中日とのリーグ戦を終了。クライマックスシリーズ（ＣＳ）第２ステージで戦う可能性があるライバルに、改めて強さを見せつけた。

　記念の一打を目に焼き付けた。右翼席前列への３１号２ラン。「入るとは思わなかった」というラミレスだが、無意識に右拳を突き上げていた。「１００打点をクリアすることが一つの目標だった。すごくホッとしているよ」。ホームベースを強く踏みしめ、神様に感謝。偉大なＯＢと肩を並べたことに胸を張った。

　来日９年間、ずっと守り続けてきた「右方向への打撃」で決めた。初回、２死一塁。川井の外角チェンジアップをとらえた。リーグ３連覇を決めた２３日の中日戦（東京Ｄ）での２打点を最後に打点はなかったが、６試合ぶりのアーチで１００打点目をマークした。７年連続での大台到達は巨人・王貞治に並ぶ最多タイ。「世界でも名だたる有名な打者。伝説的な打者に並ぶことができて光栄」。笑顔でこう言った。

オビが竜に連勝！さあＣＳも胸張って先発出撃だ！ ― スポーツ報知

楽天、また、集中攻撃で一挙６点。永井、２失点で５度目の完投勝利。

楽天、初のシーズン勝ち越し！ＣＳ「Ｍ３」― サンケイスポーツ(gooニュース)

（パ・リーグ、楽天６－２ソフトバンク、２２回戦、楽天１２勝１０敗、３０日、Ｋスタ宮城）

　楽天は、３０日のソフトバンク２２回戦（Ｋスタ宮城）で、またしてもエルニーニョ打線が爆発して、球団創設５年目にして初のシーズン勝ち越しを決めた。五回に大量６点を挙げ、２位争いの天王山第２ラウンドに逆転勝ちし、０．５ゲーム差に再接近した。クライマックスシリーズ（ＣＳ）進出マジックは「３」となり、最短で２日にＣＳ進出が決まる。

　暗黒の歴史にピリオドを打った。勝利の直後、野村監督は、運び込まれたお立ち台に上りかけるパフォーマンスを見せ、スタンドに向かっておどけた。シーズン７２勝目は、新規参入５年目にして初の勝ち越しを決める、大きな白星だった。

　「いやな展開だけどね。相手が崩れるな。エルニーニョ。今年は１イニング大量点が多いなあ。団体競技の基本、つながりが出てきたのかな」
楽天名物ビッグイニング！２位に再び０・５差 ― スポーツニッポン(gooニュース)