楽天連勝で第２ステージ進出。マ～君、無四球１失点完投、山崎が援護の３ラン。

マー君で突破！プロ初無四球完投勝ちだ ― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天４―１ソフトバンク】

　やはり神の子、マー君が決めた――。パ・リーグのクライマックスシリーズ（ＣＳ）第１ステージ第２戦は１７日、楽天・田中将大投手（２０）が９奪三振、自身プロ初となる無四球完投勝利で、チームも４―１で快勝。ソフトバンクを連破し、２１日に開幕するＣＳ第２ステージ（札幌ドーム）で日本ハムと対戦することになった。今季限りでの退団が決まっている野村克也監督（７４）は有終の美を飾るべく、日本シリーズ進出を目指す。

　その一瞬、田中は顔をゆがめた。８回２死二塁からオーティズの三ゴロを草野が一塁悪送球。１点を失った。それでも直後には笑顔。「完封したかったですね、狙っていたし。草野さんにはご飯をおごってもらいます。でもまあ、そういうのも含めて野球ですから」。試合後には先輩のミスをネタに笑いとばした。

　甲子園、北京五輪、ＷＢＣ…、数々の大舞台を踏んできた若き右腕。「全く緊張はなかった。こういう試合の方がいつもより気持ちが入りやすいんで」と圧巻の投球を披露した。６回まで二塁も踏ませず、わずか３安打。そこまでの直球の最速は１４６キロと抑え気味だったが、ゴール目前の９回にはこの日最速の１５０キロを記録した。

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「おとりんの一言」

マ～君が燃えた。
９回を９奪三振、無四球、１失点(自責０)で投げきり、見事、連勝の立役者になった。
１点を先取した直後の５回裏、山崎が前日に引き続き、値千金の３ランで援護したのも大きかった。

楽天のこの勢いは半端なものではない。
ファンの願いはただひとつ、ここまで来たら、なんとしても日本ハムにも勝って日本シリーズに歩を進めたいところである。

セ・リーグＣＳはヤクルトが先勝。デントナの逆転２ランで逃げ切り。

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◆クライマックスシリーズ・セ第１ステージ▽第１戦　中日２－３ヤクルト（１７日・ナゴヤドーム）　

　セ・リーグも日本シリーズ出場権を懸けてクライマックスシリーズ（ＣＳ）が開幕。３位のヤクルトが敵地で２位・中日に競り勝ち、ＣＳ第２Ｓ進出に王手をかけた。

　中日は３回１死三塁から藤井がチェンの三ゴロで本塁突入もアウトになり無得点。しかし続く４回、２死から和田が左中間スタンドにライナーで弾き返す先制ソロホームラン。チェンは５回に初安打を許すも後続を３者連続三振に打ち取るナイスピッチング。打線もその裏、２死三塁から井端が右前適時打を放って１点を追加、チェンを援護した。

　２回１死一塁、ガイエルを遊ゴロ併殺にし止め、中日先発のチェンはガッツポーズ　ところがチェンは７回に突然崩れた。ヤクルトはこの回、１死三塁から青木の左前打で１点を返すと、デントナが左中間最深部の中段まで放り込む逆転２ラン。一気に試合をひっくり返した。

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