高須のタイムリー、リンデンの２ベースで逆転、シーズン２位が確定。

楽天逆転２位確定！地元ＣＳ「仙台は熱いぞ」― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天４－３オリックス】

　杜の都にクライマックスシリーズ（ＣＳ）がやってくる。楽天は９日、オリックスに３点の先行を許したが、２、３回に２点ずつを挙げて４―３で逆転勝ち。シーズン２位を確定させ、球団創設５年目で地元・仙台でのＣＳ初開催を決めた。１６日からは３位・ソフトバンクとのＣＳ第１ステージが開幕。熱く燃える仙台で、野村克也監督（７４）の挑戦はまだまだ終わらない。

　仙台の夜空に「あと１球」コールが響いた。勝利の瞬間、ＣＳ進出を決めた３日よりも大きな歓声が上がった。球団新の貯金１３で２位が決定。初のＣＳ開催を喜ぶファンに応えるように野村監督は声を張り上げた。

　「仙台は熱いぞ。みんなＣＳ期待していたんだね。そう考えるとよかったね。えらい沸いたね。本当に勝ててよかった」

　２位らしい試合運びだった。３点を追う２回２死満塁から高須の中前２点打で１点差。３回２死一、二塁からリンデンの左越え２点二塁打で勝ち越した。今季リーグ最多タイの３６度目の逆転勝利。殊勲打の助っ人は「みんなで勝ち取った勝利。仙台で（ＣＳが）できることに凄く興奮している」とまくし立てた。２死走者なしからの得点に野村監督も「選手が力をつけている。チームの力としての評価は難しいけど、いい方向に進んでいる」と評価した。

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「おとりんの一言」

球団創設から５年、楽天がついにシーズン２位を確定、地元仙台でのＣＳ開催権も手中にした。
野村監督の手腕も評価しなければならないが、山崎を初めとするベテランの踏ん張りと、マー君らの若い選手が力をつけてきたことも大きい。
ＣＳでどんなゲームを見せてくれるか、大いに期待している。