今朝の毎日新聞に流山市にお住いの漫画家・はしもとあやさんが描かれた『ここで、のできごと』のパネル展(10月4日~10日)と、今週末の10月9日(土)・10日(日)に流山市鰭ヶ崎の「とうかつ草の根フードバンク」が開催するフードドライブが紹介されました。会場はどちらも柏高島屋さんです。
柏高島屋でのパネル展とフードドライブを紹介する毎日新聞記事
以下紙面より
子ども食堂の活動 漫画に
柏高島屋でパネル展
「フードドライブ」も実施
東葛6市の子ども食堂を支援する「とうかつ草の根フードバンク」(流山市)が柏市の柏高島屋ステーションモールで、子ども食堂の活動を描いた漫画「ここで、のできごと」のパネル展を開催している。10日まで。9、10日には同会場で、家庭で余った食品を募る「フードドライブ」も実施する。
同フードバンクは、松戸、流山、野田、柏、我孫子、鎌ケ谷の6市の子ども食堂が連携して運営している。事務局長の高橋亮さん(68)によると、新型コロナウイルスの影響で仕事を失ったり、収入が激減したりした子育て家庭や一人親家庭が増え、多くが食料を必要としているという。
今回集めた食品は、各食堂を通じて、必要な家庭に直接配布する予定だ。高橋さんは「地域に食料を必要とする家庭があること、そういった家庭に貢献できる方法があることを知ってもらいたい」と話す。
漫画を制作したのは、流山市の漫画家はしもとあやさん(35)。はしもとあやさんが同市のこども食堂でボランティアとして関わった経験などを基に、主人公家族が子ども食堂で経験したエピソードを中心に描いている。
パネル展を訪れた柏市のパート従業員の女性(49)は、一人で小学6年生の息子と中学1年生の娘を育てている。飲食店の仕事を二つ掛け持ちしていたが、コロナの影響で昨年一つは雇い止めになり、もう一つもシフトが減り収入が減った。「昨年末は、明日食べるものもなかった。近所のこども食堂に助けられた」といい、「経済的な余裕ができたら、自分も手伝いたいと思いパネル展を訪れた」と話した。
会場は本館3階のエントランス特設会場。同モールを運営する東伸開発(東京都世田谷区)が無償で貸し出した。フードドライブの開催時間は、午前10時半~午後4時。回収食品の条件は賞味期限が2カ月以上あるものと未開封で常温で保存ができるもの。おむつやミルクも受け付けるという。問い合わせは高橋さん(090・2733・0555)。【真田祐里】