きょう4月5日(火)の読売新聞に「ドライブ・マイ・カー」ロケのホールについて紹介されました。
アカデミー賞受賞作品の資料を説明する筒井館長を紹介する読売新聞記事
以下、誌面より
映画の場面流山で追体験
ドライブ・マイ・カー ロケのホール人気
米アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」の撮影に使われた流山市の「スターツおおたかの森ホール」に、ロケ関連の資料が飾られ、市民や映画ファンらの人気を集めている。
同ホールでは2020年3月9日、最初のロケが行われた。入り口は、テレビ局前の設定で使われ、楽屋は東京都内の劇場の設定で撮影された。同11月7日にはホールが使われた。
会場には、ロケ当日のスケジュール表をはじめ、撮影風景の写真が展示され、受賞作の予告編も見ることができる。連日、多くのファンらが訪れ、映画のシーンを追体験している。
流山市では10年以上前から、「都心から一番近いロケのまち」をうたって撮影の誘致を進めてきた。濱口監督の前作「寝ても覚めても」の撮影も、同市内のマンションが使われた。
誘致に携わってきた同ホールの筒井秀夫館長(60)は、アカデミー賞が発表された3月28日(日本時間)、ホールの楽屋で中継を見守った。
この楽屋は、西島秀俊さんの 扮(ふん) する舞台演出家が化粧を落とすシーンで使われた。
発表2日前に、受賞を願って「世界一早いお祝いメッセージ。おめでとうございます」とメールを送ると、濱口監督からは30日に「早いお祝いメッセージありがとう」の返事が届いた。
筒井館長は「新型コロナ対策などで苦労したこともあり、自分のことのようにうれしい。これからもいい作品を作ってほしいし、また流山で撮影してほしい」と話した。