丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

平成23年6月議会一般質問『福島原発事故と町政』

2011-05-31 01:12:23 | 日記

5月31日に 

原子力損害賠償紛争審査会(原賠審)の第2次指針が決まりました

日本農業新聞をご覧ください

第2次指針はこんな内容です。
①4月までの出荷制限区域内のすべての食用農水産物、および食用畜産物。

②賠償項目としては
・出荷制限で出荷を断念した場合
・出荷制限後も、再開できるまでの損害
・米などの作付け制限
・牧草や放牧などの給与制限
・福島県の葉たばこのように行政関与による生産者団体の自粛

③損害項目としては
・価格低下に伴う損害や就労不能などに伴う損害
・検査費用
・解除後の農地や農機の再整備などの追加費用

④賠償対象地域
・政府が作付け制限を指示した区域
・地方自治体が放牧や牧草給与を制限した区域
・自治体が作付け、営農自粛を行った区域

・生産者団体が行政の指示で自粛した区域

 

 

全文 

福島原発事故と町政 

私がこの原稿を書いてる5月30日は台風くずれの大雨。朝から、雷までなっていたが私たち農家の仕事は傘をさしていては仕事にならないので、カッパやジャンバーに野球帽という格好でやることになる。

牛舎の仕事とはいえ餌は外の小屋なんかにあるので実際には、ある程度以上の強さの雨だともうずぶ濡れ。

町のホームページを見ると昨日29日は近くの学校グランド上観測点で0.5マイクロシーベルト以上と計測され、雨は放射能対策の初歩ですから今は頭の毛を気にしてしまう。

国は消費者が食べると危険だからとは言っても、農家に土壌にはその何倍もの放射性物質が入ってるからマスクや手袋をして体に注意して仕事をしなさいとは言わない。町はどうか。

一般の方にはあまりわかって頂けていないようだが、農家はおそらくはすべての住民の中で真っ先に被曝する。

放射性物質が降下した作物をじかに触る、表土に触る、トラクターで草を刈ったり耕して粉塵を吸い込むなどと、放射性物質と接触しまくっている。

しかも悪いことには、ふつうの人より野外にいる時間がはるかに長いために放射線に被曝したり、放射性雨に打たれたりする機会が多いのである。

だから農家こそが放射能に敏感にならなければならないと思っている。正しい放射能知識を身につけないと自分だけではなく家族まで危険にさらす可能性がある。

実際は自分が被曝する。放射能問題を簡単に風評被害一般で語れない理由である。

私たちも、つい目先の経済的打撃のほうに目がいってしまって、補償問題や売れる売れないの問題に限定しがちだが、自らの健康に はねかえる事として捉えないと危ない被害の当事者である。

農家は、風評被害を恐れるあまり、つい放射能被害を低く見る側につきたがる。すべての低レベル放射線も危ないなどと言うと、経済的にマイナスだからだ。

セシウムもすぐに体外排出されますから大丈夫ですよ、などと消費者に言いたくなる。

ほんとうにそうなのかどうなのかは分からない。しかし、いずれにせよ真っ先にやられるのは私たち農家である。

「正しい現実を知る」自分の身を守るためもうかなりの人がやってるようだが、まずは簡易計測器で作物や表土の数値を知ることが必要だ。

これには土壌分析の手法が役に立つそうである。畑の四方と中央から表土下5センチ程度をすくい取って検査器で測る。自分の食べてる野菜を計測する。外葉をはずしたい気持ちは重々理解できるが、消費者向けアピールではないのでそのまま測る。

トラクターはロータリーの刃にこびりついた土を調べるといいそうだ。

また天候によって、晴天と降雨の後も測る必要があるそうだ。何度も測って本当が出てくるそうだ。

またできるのなら、自宅の周辺も計測してみるといい。

話によると、庭も中央部より水が溜まりやすい端の方や、家屋も雨樋の下などが放射性物質の溜まりやすい場所だそうだ。

まずは怖がるより客観的な数値を知ること。私のように、いたずらに「安全だ」と言い張るよりそのほうが前向きなのではないかと思う。

そのようなことを踏まえて

 

東京電力福島原発事故を町政の中でどう考えどうするのか町長に伺う。

 

   突然被災者となった畜産農家対策はどうするのか

食べさせてはだめだと言われた肥育や酪農家の牧草の確保と保障請求問題や汚染された草は子牛に食べさせられないと言う繁殖和牛農家対策はどうするのか。また、このような農家の願いもある。農家だった町長だったら十分理解できると思うが、願いをかなえられないだろうか。

「牧草の汚染がわかり町として請求していく時に
牧草以外のことも加えていただけないでしょうか。
うちでは土壌の検査を横浜の検査機関に依頼し
田1枚、畑2枚について行いました。出荷をお休みしている分の損害賠償請求もしたいぐらいですが、せめて検査費用だけでも返していただきたいと思います。JAグループと県が取りまとめ、一括請求することになり、非常に危機感を持ち、日本有機農業研究会に提出窓口になってほしい旨をお願いしました。農水省から有機農研への回答は、県の協議会から一括のみ、しかも宮城は対象県に入っていません。
私たちだけではなく、決まっていた米の輸出が取り消しになった人もいますので、広く町内に呼びかけていっしょに動いていただくことはできませんか?
放射能が降り積もらなければ、まったく必要のないお金でした。無農薬、無化学肥料で育てた
、自分が安全だと知っている農産物でした。
今は機械で測らないとわかりません。
たまらなく、たまらなく、たまらなく悲しく、くやしいです。
百姓はきっとみんな同じ気持ちだと思います。よろしくお願いします。」

 

   風評被害対策と農産物の生産をどうするか

直売所と交流人口の多い町では、住んでる人も訪ねてくる人も安心できる町ぐるみの取組みが必要だ。たとえば、畑の中の取り残した野菜を圃場の外に出すとか牧草を取り出した畑はかなり除染されてるので交換して作付をするとか、少しでも除染して、住んでる人が安心して暮らせる町に再生するんだという啓蒙をすべきである。

町で購入する計測器では希望農家の作物や表土の数値を測ればいい。

しかし、測定機での測定は町職員が今の仕事をこなしながらやってるが忙しそうである。臨時雇用などをして測定器を効率的に使えば希望者の測定にも答えられる。

 

③  、数年後に現れるかどうかは、不明だが、現在の福島原発の状況はこどもたちに、健康不安を与えている。子供たちの健康不安の払しょくが必要だ。

その1つとして(1)県の検査で牧草からヨウ素が検出される。1ケ月もするとほとんどなくなるヨウ素が出てるということはまだ原発から放射線物質が出てるということだし、メルトダウンしている原子炉は再爆発の可能性もあるはず。これは想定内のことだろう。

私にメールをくれた方がいる。「広島に原爆が投下された際に、
秋口医師というかたが、被爆者に
ワカメの味噌汁を勧めていたそうです。
多くの方がそんなことないだろ~と懐疑的だったそうですが、医師の薦めでワカメの味噌汁を飲んだ方々の多くが生き残ったそうです。

ワカメや昆布は新鮮なヨードを多く含みますし
味噌汁は取りすぎたヨードを排出してくれるそうす。」

町の対策として子供に与えるヨウ素の準備はしてるのか

また、ヨウ素の入っている食物を十分取ることも必要。給食でわかめ・昆布などの食の取り組みをしてるか

 

2つめは(2)保育所・児童館・学校の園庭やグランドの土の除染が必要ではないか

これは福島も元々は自主的に自治体がやってきたことですが筆甫や耕野など放射線の高いところがある。町でもすべきである。いろんな事情で丸森を離れられない子育て世代がいる。彼らの不安を少しでも少なくしてあげる事が必要だ。
これまでは毎時3.8マイクロシーベルトだったが、国では、5月27日に「福島県内における児童生徒等が学校等において受ける線量低減に向けた当面の対応について」今後できる限り児童生徒等の受ける線量を減らしていくという基本に立って、今年度学校において児童生徒等が受ける線量について、当面年間1ミリシーベルト以下を目指す。毎時1マイクロシーベルト以上のグランドで実施するそうである。
以上について町長の考えを伺う。

 

6月議会は14・15・16日ですが今回は8人で、全員が東日本震災のことのようです。私は3番目、14日のお昼か午後一番です

 

 

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がんばろう子育て世代  野菜の作付

2011-05-26 13:45:31 | 日記

筆甫の住民の皆さんとの懇談会で

保育所と小学校のグランドの土の入れ替えが要望として出ました。

私は耕野を含め親の要望のある学校は実施すべきと思います。

大張地区では連休明けに地元住民でグランドの表土を削ってよけたそうです。

子育て支援日本一の保科町長さんはやる。ぜったいやる。

 

福島の農家の方が言ってましたが

農作業の後

着ていた服の放射線を測定すると

一番高いのは袖口

次は襟だそうです

汗をかいた肌が露出したり、土に近い部分です。

あせのつきやすい

作付について、こんな情報があったので載せます。

セシウムの農産物にあたえる影響も少しずつですが、知られてきました。土壌肥料学会、環境科学技術研究所、IAEA、農業環境技術研究所などの研究を要約するとどうやらこのようなことのようです。

Q1 セシウムが降った土はどうしたら除染できるのでしょうか?

●大気中の放射性物質は、植物へストレートに吸着される葉面吸収と、土壌にいったん降下した後に植物の根によって吸着されていく経根吸収の二種類あります。

●セシウムは水溶性のために土壌の性質によって異なります。砂地のような水はけのいい土地では比較的早く農業用灌水、雨水などで沈降していき、土壌中から減少していきます。ただし、水系汚染に移行するわけなので、別の問題を引き起します。

●一方セシウムは土壌の粘土質の団粒構造と結合しやすいので、関東ローム層のような粘土質の土壌のほうがセシウムの減少はやや少ないようです。

Q2 セシウムの降った土地になにを作付けするのがいいのでしょうか?

●作付け時期としては遅ければ遅いほど、土中から流出したり、作物以外の植物が吸着していきます。

●セシウムは土壌中のミネラルと結合しやすいので、もし可能ならばいったん作物以外の植物を植えるといいでしょう。たとえば、牧草とか、菜種、ヒマワリなどです。

●外国の文献には、チェルノブイリの時のマツやニガヨモギや一部のキノコにセシウムが集積しやすいとの報告があるそうです。イギリスの研究では、ヒユ科のアマランサス属がセシウム吸収能力が最も高いと報告されています。日本に自生するヒユ科アマランサス属としてはイヌビユなども有効だとされています。

●スウェーデンではベンナイト粘土をすきこんだりして有効な除去をしました。ベンナイトは日本でも多く産出され入手可能です。

●堆肥も通常より木質分やゼオライトを多くして投入すると有効な吸着作用を得られます。

●施肥肥料分によってもセシウムの吸収は違います。カリはセシウムの同族元素なためにカリ肥料を多めに配合するとセシウム吸収率は高まります。

●もし今畑に作付けられたままだった場合は、あえて収穫せずに徒長させてできるだけ吸収させてしまうほうがセシウム吸収には有効だと思われます。

●土壌検査で規制値を上回った場合は、今期の作付けはあきらめて菜種やヒマワリ、牧草などを植えるのも有効です。

●客土は現実的ではありませんが、もしするなら剥いだ土は他の場所に移動することは出来ないと思ったほうがいいでしょう。

●自分の畑の一角に深い穴を堀り、汚染土壌を埋めた後に、表面を鉄板やセメントなどで覆うといいでしょう。

●ハウスに汚染土壌を入れると、放射線は窓やビニールを透過してしまいますので気をつけて下さい。

Q3 作物によってセシウムの移行係数は違いますか?

●違います。IAEAによれば穀類の葉茎、豆科飼料作物、牧草などには高い移行係数がでます。ただし土質によって差がでます。

●米でも糠部分に多くセシウムがたまると言われています。ですから、白米のほうがセシウム濃度は玄米に比べて2~3割低いようです。

●青森県六ケ所村での研究では、白米のセシウム濃度は土壌の1000分の1という結果になっています。

●稲藁、麦藁などの非可食部分の家畜への飼料化、あるいは堆肥化は、茎部分のほうが吸収率が高いためにセシウムの食物連鎖を引き起こす可能性があります。実測してから与えるほうがいいと思われます。

 

*情報ソース http://jssspn.jp/http://www.aomori-hb.jp/http://www.iaea.org/

 

農水省は5月17日の記者会見では、近日中に放射性物質の移行係数を出すそうですが、未だ見ていません。下々の農民が震災以来2カ月にわたって苦しめられ続けている風評被害に対して、的確なデータを6月になろうとしているのに出さないとは、仕事をしないのにもほどがあろうというものです。

さて、私は風評被害は私たち農業者からすればとんでもないとばっちりで非科学的だと決めつけてしまいがちですが、国からの必要な情報がないところで乳幼児をもったお母さんや、妊婦の方々の立場になればあたりまえすぎるほどあたりまえの反応です。

国がまったく頼りにならない以上、こちらはきちんとした検査データや移行係数などの科学的根拠を示して粘り強く消費者や流通を説得していかなければなりません。

Q1 セシウム降下の特徴はなんですか?

●放射性セシウムは揮発性なので、空気の流れや気象の変化、地形などに大きな影響を受けます。大気の流れに乗って運ばれるので、高い山があればそれが壁になります。
また、雨によって地表に降ります。

Q2 ではどうやって防いだらいいのでしょうか?

●残念ながら完全に農作物を防ぐことは不可能ですから、極力低減させることしかできません。水素爆発などが報じられた場合は、福島第1原発からの風向きをチェックしましょう。地方自治体のモニタリングポスト速報値や、文科省の速報数値は状況をつかむ上で役に立ちます。

●セシウム降下が予想される場合は、ほこりを払って、外葉を取る、水で洗うことなどでかなりの除染を期待できます。

●降雨があった場合、セシウムは核種となって降下しますので、特に警戒を強めましょう。

Q3 賠償を請求したいのですが。何を準備したらいいのでしょうか?

●賠償責任はあげてこの派ような悲惨な事故を引き起こした東京電力にあります。法的には原子力賠償に関する法律が適用されますが、風評被害の範囲の決定や、小国家の国家予算ほどの巨額にのぼると予想される賠償金ために現在は枠組みが完全に決まっていません。

●現在は原子力賠償紛争審査会に持ち込まれて審議されています。私たちはなんの非もなく大きな被害を被ったのですから、主張すべきはしっかりと主張すべきです。

●今後予想される補償金の提訴に必要な書類は以下です。
(ソース農水省HP
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/syukka_kisei.html

[1]当該期間に生じた売上減少額や実損額①当該期間に生じた売り上げ減少額や実損害。
[2]当該期間に商品が返品され、再販売できない場合の実損額
[3]当該期間に販売できなかった生産物や在庫商品を廃棄した場合の処分補償額及び処分費用
[4]運転資金等を借り入れざるを得ない場合の金利相当額

などが明らかになるような証拠書類を保管しておきましょう。

●具体的に必要な記帳類は以下です。
[1]各種資材等の購入に係る領収書や購入伝票
[2]収穫や給与に至らなかった農作物・飼料の数量等を明らかにできる作業日誌
[3]出荷停止となった農畜産物に係る過去の生産量の記録、納品台帳、出荷伝票及び回収・処分した場合の領収書
[4]家畜の能力を示す証明書や飼養管理に係る記録
[5]納税関係書類(損益計算書等)
[6]現況を示す写真
などを保管しておきましょう。

Q4 出荷制限になりました。作物の処分はどうしたらいいのでしょうか?

●すきこむことは現実に多くの農家がしてしまったことでが、本来は望ましくありません。万が一セシウムやヨウ素が付着していた場合、それをロータリーの幅で地下深くすきこんでしまうからです。

●焼却することは農水省は勧めていません。不要な拡散があるからだとされています。

●個人的見解では、地方自治体のフイルター付き焼却炉で焼くか、東電の火力発電所で焼くのがいいと思いますが、現実には難しいようです。六ヶ所村や福島第1原発内で処分するとかの案も同じく、現時点では困難です。

●収穫が終わってしまったものは、そのままにして「一定箇所に一定期間保管」しろと農水省は言っています。これは必ずしも一カ所に集積するのではなくて、保管場所が明らかになっていることという意味だそうです。

●「一定期間」というのは、「原則として、原子力発電所からの放射性物質の放出が終息し、放射性物質の飛散状況が明らかになるまでの間」だそうです。
となると、工程表で7月に設定してある放射性物質の排出の停止までを指すと考えられます。となると、それまで保管してある農産物は腐敗してしまうと思いますので、なんらかの対策が必要となるでしょう。

●収穫していないものはそのまま放置します。農水省によれば、後にされる「放射性物質の放出が終息した後に行うモニタリングにより得られた濃度により、改めて対応について情報提供が行われることとなる」そうです。要するに「待て」ということのようです。

●既にすきこんでしまったものや、なんらかの処分をしてしまったものについては対処する必要がないそうです。

 

今回は農水省の公的見解を基にご説明しました。現実の風評被害と闘うには各個人がバラバラでは闘えません。地域がひとつになって「地域の農産物」を守る必要があります。

そのためには地域でトレサビリティの仕組みを考えたり、情報発信をしたりする必要があります。

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議会報告会が開催されています

2011-05-24 05:19:04 | 日記

マルモリダンスが人気です

マル・マル・モリ・モリ 3:47     

5月の23~25日に議会懇談会が開催されてます。

23日は丸森・金山・筆甫の町づくりセンター

24日が10時から大内・小斎・舘矢間の町づくりセンター

25日が19時から大張・耕野の町づくりセンターと和田コミュニティセンターです

昨晩の質問はまちづくりセンターの今後や福島原発・町職員のことなどでした。

運動会が開催されてます

 

ヒマラヤスギに見守られて

丸舘中の玄関前も見違えるようです

夏休みにはグランドも整備されて再編の準備が進みます

私の農作業はデントコーン播種です

我が家のニュースですが

4年生の息子が就職活動をしてましたが

内定が来たが1週間で返事をしなければならないと言ってきました。

妻は通勤できるところにと言ってましたが

本人は県内なのでいいだろうというので

私が説得して妻に納得してもらいました

4年生になってすぐから

長男は最初に受かったところに入ると言ってましたがその通りになりました

面接の担当の方のアドバイスが良かったと言ってました

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町長と議員の話し合いの結果

2011-05-22 21:14:12 | 日記

子育て世代はみんなで考えよう

・畜産農家への対策

東電の損害賠償保障については県レベルで協議会を作り、弁護士などの専門家を交えて請求していくよう、県にたいして強力に働きかけていく。

補償請求の書類については統一する

飼料の確保については農家の希望をとり、ホールクロップサイレージなどを確保するようにした。

代替え飼料の購入代金については、保証金が入るまでの資金を町が考える。

今回県の測定は筆甫の町営牧場の牧草だったが、牧草の汚染の検査を地区ごとに町独自でも測定し基準に対しての判断を示していく。

農作業による被ばくについて考える。

・企業、商店、直売所、野菜、コメや地域に関するに対する風評被害については

すべての産業に影響を及ぼすので、きめ細かく空気や土壌・農産物を測定をしてスーパーや消費者に示していく。

・教育長は小学校の生活について

できるだけ屋内で活動するようにしてる。国で出してる3,8マイクロシーベルトで判断する。

校庭の除染については国の指示どうりにする。プールなどはもちろん希望のある場所や土壌などの検査をするそうです。

秋の運動会を延期した地区もある。

修学旅行は秋なのでそれまでかんがえる。

・子育て支援室長は児童館・保育所について

屋外の活動を自粛している。

保護者や妊婦が不安がってる対策として放射線医師会にお願いして保育所や児童館ごとにカウンセリングを受けられるように土・日対応でお願いしている。

 

みなさんから頂いた要望については名前は載せませんが、そのままコピーして町長に皆さんの要望があったと言ってわたしました。

思い出すままに書きだしましたが、避難場所の選定はしてるか!してません。など、まだまだいろんな質問が出ました。

丸森は町のホームページの通りリアルタイムで更新していますが、野菜や山菜が基準値以下です。

やっぱり筆甫の山が町を守ってくれたんですね。

 

 

 

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町長と議員の話し合いが明後日の日曜日にあります

2011-05-20 10:00:12 | 日記

日曜日1時半から町長と議員の話し合いが開かれます

新聞やTV等でとりあげられた、牧草の牛への給与自粛についての町の対応です

私は作業する酪農家の健康を守る方法の周知や保育所や小学校の運動場の除染についても聞こうと思ってますが

何か聞きたいことがあったらコメントに載せてください

簡潔に箇条書きでお願いします

 

丸森町災害対策本部および丸森町からのお知らせ
 
東京電力福島第一原子力発電所の事故に関する情報


東京電力福島第一原子力発電所の事故に関する情報をお知らせします。
こちらに掲示している情報は、変更があり次第更新していきますのでご確認をお願いいたします。

<form enctype="application/x-www-form-urlencoded" method="post">

◇空気中放射線量測定結果 (測定場所 役場前  12時頃) (単位:マイクロシーベルト/時)

測定日
曜日
測定結果
 
5月20日
0.22
健康に影響を与えるレベルではありません。
       
       ●
シーベルトとは、放射線が人体に与える影響を表わす単位。
       ●自然放射線から受ける1人当たりの年間線量は、 2.4 ミリシーベルト程度。
                      (時間当たりにすると 0.27 マイクロシーベルト)
       ●仮に 0.22 マイクロシーベルト/時 を年間に換算すると 1.93 ミリシーベルト になります。

   過去データはこちらから      
      

                                  〇簡易型測定器による測定結果の公表はこちらから

◇保育所・児童館及び各小中学校等における町の測定結果 (5月19日測定)

測定場所

測定値

測定場所

測定値

( 単位:マイクロシーベルト/時)

測定結果
  「いずれも健康に影響を与えるレベルではありません。」

・各小中学校等は校庭および園庭の
  土の上で測定
・川平交流センターは駐車場アスファルト
  上で測定
・町営牧場は駐車場の土の上で測定
・測定位置
  小学校、保育所等…地面から50㎝
  中学校ほか  ・・・ 地面から100㎝

・測定は、総務課職員が行いました。

過去データはこちらから

町民グラウンド  

0.55

筆甫小学校

0.85

丸森小学校

0.53

筆甫保育所

0.95

丸舘中学校

0.50

川平交流センター

1.15

舘矢間小学校

0.50

町営牧場

0.89

舘矢間保育所

0.48

黒佐野浄水場

0.40

大張小学校

0.73

青葉コミセン

0.50

大張児童館

0.63

大内保育所

0.47

丸森西中学校

0.75

大内小学校

0.42

耕野小学校

0.99

丸森東中学校

0.61

耕野児童館

0.85

小斎小学校

0.44

羽出庭分校

0.63

金山小学校

0.62

欠入コミセン

0.73

   
    ※ 上記の測定値はNa Ⅰ (Tl) シンチレーション検出器による参考値(東北大学が使用しているものと同等)

※内閣府 原子力災害対策本部  平成 23年4月19日より抜粋 

 児童生徒等の受ける線量を考慮する上で、 16時間の屋内(木造)、8時間の屋外活動の生活パターンを想定すると、20mSv/年に到達する空間線量率は、屋外3.8μSv/時間、屋内木造1.52μSv/時間である。したがって、これを下回る学校等では、児童生徒等が平常どおりの活動によって受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。また、学校等での生活は校舎・園舎内で過ごす割合が相当を占めるため、学校等の校庭・園庭において3.8μSv/時間以上を示した場合においても、校舎・園舎内での活動を中心とする生活を確保することなどにより、児童生徒等の受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。



 ◆町内の農産物の測定結果 (単位:Bqベクレル/㎏)
 種別
採取日
放射性
ヨウ素
セシウム
つぼみ菜
5月19日
不検出
15
ほうれん草
不検出
20
わらび
不検出
不検出
原木しいたけ
5月9日
不検出
101
たけのこ
不検出
148
ほうれん草
4月25日
30.2
126.3
原木しいたけ
不検出
96.6
原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標値
2000
500
                             ※飲食制限に関する指標値を下回り、安全性に問題ありません。

◇町内土壌の測定結果 (単位:Bqベクレル/㎏)

土壌中の放射性
セシウム濃度
(137,134)
A
上限値
 
土壌中から玄米に移行する放射性セシウム濃度
※(137,134)
A×0.1
摂取制限に関する
指標値
(玄米)
採取日
土壌
557
<5000
  
55.7
<500
4月1日
※ 他の原子炉由来の核種は検出されず。

◆町内浄水のサンプリング結果の公表               (単位:Bq(ベクレル)/リットル)

採取場所採取日ヨウ素131セシウム137
石羽
5月16日
ND
ND
食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値
100
原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標値
300200
                                       *「ND」は1Bq/リットル以下の場合の表現です。

◆「原発事故による丸森町での放射能の影響について」講演会を開催しました。

 『丸森町は安全』との見解 ~ 東北大学 石井慶造教授
  
福島原発事故による放射能の飛散分布や丸森町の測定値と健康への影響について、東北大学石井教授
  から講演をいただきました(4月21日 丸森まちづくりセンター)。

   丸森町の大気中や水、野菜、原乳および土壌の測定結果については、
    「基準を大きく下回っており安全。摂取し続けても心配ない。」   とのお話でした。


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