丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

3月の町長さんにおねがいしますです。

2020-02-09 06:35:33 | 日記

全文

中高年と若者と小中高生の3世代のチャレンジの町について

1月26日に伊具高校生の講座マイプロジャーニーと若者の伊達ルネッサンス塾の合同発表会がありました。

議員各位にも案内があったので皆さん参加されていました。

高校生の発表の後は若者の発表がありました。

東日本大震災を経験して始まった青年の第6回伊達ルネッサンス塾発表会ですが、

今回はサポーターが例年の4分の1位と少なかったのは、台風19号の被災のせいでしょうか。

彼等は、6月に開塾してフィールドワークしていましたが9月の台風19号の被災で、

社会福祉協議会と共に丸森ボランティアセンターの立ち上げをおこなったのです。

1人の塾生が看板を書いて、

1人が仙台のボランティア募集のチラシを制作して、

1人が岩手の地元で丸森の特産品販売をして、

1人が炊き出しのキッチンカーを作って、

1人が人と人とのコーディネーター、

1人が丸森竹特産品開発をしていました。

今年度は被災前に小学校再編住民説明会、

先日は丸森町の復旧・復興まちづくり懇談会がありました。

たくさんの住民が集まり、今後の取り組みについて意見や質問を述べました。

中高年と若者と小中高生の3世代のチャレンジがこれから始まります。

最初に、町長に伺います。

1、復旧復興計画に若者の意見はどのようにして盛り込むのでしょうか。

町のトップによる町政懇談会が終わったから、

若手職員の呼びかけで復旧復興自由討論会を開催しては如何でしょうか。

私はこれまで何度か、若者会議とか婚活とか若者に期待する取り組みを提案してきました。

町の復興については、国や県の対策が報道等されています。

国が新川・内川・五福谷川を、県が雉尾川の築堤と川底を下げて整備します。

対策を強化して今住んでいるところに住んでもらおうというのがわかりました。

懇談会で町民の皆さんの質問になかなか答えられなかった大きな一つの問題が解決しました。

5年後、10年後までの復旧復興計画を進め、検証して見直しを毎年繰り返すのは次世代の仕事になります。

窓口で町民と接して現場を知っている若者。

産業の復旧に取り組んでいる後継者。

ボランティアセンターに毎週集まって会議をしている方々。

町内外を問わず、丸森が大好きな皆さんに末永く復興にかかわっていただけるような取り組みについて町長の考えを伺います。

2、少子化対策として、小学生以下の子供たちの遊び場が必要と思います。現在と今後の町の取り組みを伺います。

 

次に教育長に伺いますが、

1、台風19号は若者や子供たちにどのような影響を与えたでしょうか。

東日本大震災では、自然が豊かで、大すきな町をいつまでも残したいと、

風評被害を吹っ飛ばせと「東京で丸森の風吹がせっぺ」を実施しました。

原発事故被害にあった町へのボランティア活動でした。町のためは自分達のためだと頑張りました。

今回、台風被害に遭い沢山のボランティアに助けていただきました。

普段、休みの日は部屋でゲームばかりしている人。仕事が忙しくて休みの無い人、

職場や仲間同士でボランティアカーを持って活動している人。

いろんな人がやってきました。

隣で見ていると黙々と作業をしている姿もなんだか楽しそうで、

こちらも、最初のころの重苦しさはなくなってきました。

ボランティア活動を自分のこととしてとらえることができるようになったでしょうか。

被災した泥に埋まった家がきれいになっていくのはすがすがしくて、やる気が出てきます。

2、教育長は小学校英語教育について、

「小学校英語は本来担任がすべきものだが、8小学校に2人の専門の教師に指導してもらう。

また、理科の専門の先生もいれる。」と言っています。ほかの町でもそのようにしているようです。

丸森では複式学級でも、特徴ある教育をしてきました。各学校で行われてきたことも評価されています。

これからも、子供たちを高めていく教育を進めていくと教育長はお話しています。

令和年度から、5,6年生で週1時間実施していた「外国語活動」を3,4年生に移行し、

5,6年生では「教科としての外国語」を週2時間実施していくと聞きました。

小学校英語の教科化やプログラミング教育の導入については、

小規模小学校の丸森町の子供たちには、有利だと思います。

子供たちの新しい能力と小さな町の教育の評価を高めるチャンスです。教育長の考えは如何でしょうか。

また、インバウンド会社や啓明小学校、海外協力隊経験者などの英語や

マコトやビシット東北などプログラミングの得意な会社や

伊具高校生や先生など地域の資源を生かした教育の取り組みはどのように考えているのかも伺います。

3、小学校再編住民説明会では、教員の仕事量の過剰についても話されましたが、

現在町の学校では、何%位の仕事量が多いのでしょうか。

その対策として、学習指導の準備やテスト回答に要する時間、部活動の適切な活動時間設定、

外部や地域の人材活用による業務削減などがあるようですが、負担軽減策に取り組んでどのくらい改善されているのか。

また、小学校英語の教科化やプログラミング教育の導入については、

学習項目や授業時数が増加することで、教員の研修や準備などの仕事量の増加も危惧されていますが、

今後の対策も含めて考えを伺います。

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