丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

稲の葉は大丈夫でした

2011-07-29 13:19:28 | 日記

 

昨日はいろんな所で米は大丈夫かと聞かれたので

町長に稲の葉の放射能を測ってもらおうとしたら結果がでてると言われ

資料をもらいました

その結果を見るとほとんどの地区が葉はNDで米は不検出になりそうです

 

 宮城の牛肉は全頭検査

準備ができるまで出荷禁止!

大変なことになりました。

いまさらですが

地表にあるものは宮城であれ東京であれ全国が放射性物質を被っていることを

日本中の共通認識にしないとだめですね

まさか自分の所は!がこうなったげんいんですから

消費者も生産者も当事者になってしまったと驚きと怒りを持ってどうするか考えましょう

 

下のこれは今日あった角田衛生センター連絡協議会の総会で頂いた焼却灰のデーターです

町長と議長・文教厚生委員長と私が出席しました

ゴミ焼却炉ではダイオキシンや放射能は外に出ない送致がついえるそうです

これまでは測ったことが無かったそうですが

これからは定期的に測るそうです。

国では放射能で低濃度で汚染された牧草や藁を一般廃棄物としましたが

衛生センターでは受け絵入れないそうです

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宮酪総会は27日でした。 神明社祭典は30日(土)です

2011-07-28 09:55:40 | 日記

宮城酪農組合のそうかいでした

半沢組合長のあいさつ

乳質の部表彰

永年牛乳出荷者小野さんの表彰

人形が上がりましたが

まだ「かしら」は出来あがってないようです

聞いたら色をぬって、乾かしてるそうです

今年は

やっぱりこれです

祈り

 人形師の皆さんです

去年のはこれ

 日本各地の観測圃場で採取された米のCs-137濃度は、1966年以降減少傾向を示している(駒村ら, 2006)。また、土壌から白米への移行係数(白米1 kg当たりの放射能濃度/土壌1 kg当たりの放射能濃度の比)は0.00021~0.012で、土壌中のK濃度が高いほどCs-137の作物への移行が少ない傾向にあるとの報告もある(Tsukadaら, 2002a)。施用資材によっても移行係数は変化し、通常のNPK三要素を施肥した場合に比べK肥料を無施用で高くなり、堆肥施用で減少するとの報告がある(津村ら, 1984)。

 

5.吸収されたセシウムのイネ体内での存在割合

Cs-137とKはイネ体内では比較的類似した挙動を示す。作物に吸収されたCs総量のうち玄米に移行した割合は12~20%(津村ら1984)である。糠部分で白米より高い濃度にあることが知られており(Tsukadaら, 2002b)、白米のCs-137濃度は玄米に比べ30~50%程度低い(駒村ら, 2006)。

可食部へのCsの移行が少ない場合であっても、稲ワラ等の非可食部の処理をどうするかは重要な問題である。例えば、イネの場合、白米とそれ以外の部位のCs存在比率は7 : 93との報告がある(Tsukadaら, 2002b)。非可食部の家畜への給与、堆肥化、鋤込み、焼却等の処理により再び放射性Csが食物連鎖を通じて畜産品に移行し、あるいは農地に還元される等の可能性がある。第一義的には放射性Csの吸収抑制対策の確立が重要であるが、非可食部の処理についても考えておく必要がある。

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神明会に行ってお祭りの準備を。カモさんはお役御免舟下りの乗船場へ

2011-07-26 10:15:35 | 日記

神明社のお祭りの山車   

今年は何が出来るか

昨日初めて行ってみました

7月30日の土曜日が本番です

 後ろも作り始めました

 震災なので中止にしたらという意見もあったそうですが

1日だけでもやろうということになったそうです

 彼はイケメンですが

残念ながら後ろ姿で

 アイガモ達は

今年の仕事を終了しました

 

大きな株になりました

おじいさんと、おばあさんと、ネズミや犬が引いても抜けません

 網を外して片づけて

今年はどんな秋になるんでしょうね

牧草や藁の件はさっぱり解決してません

マスコミは放射性物質で汚れたキユウリが出れば農家が犯罪者のように叩き、セシウム藁が出ればまた叩く。まるで責任が農家にあるようです。国や行政は懐手してニヤニヤ笑っているだけ。 

私は忙しくてTV等見る機会がありませんが

日本中で汚染された肉を売った大手スーパーの社長や和牛肥育を農家に委託していた事件の責任者は口蹄疫の時のように知らんぷりしてるんでしょうか

農家や消費者を食いつぶす金の亡者は本当に嫌ですね

ところで、ひとめぼれは穂が出始めたようです

低温が大敵なので

少しぐらい我慢するので暖かい日が続いてほしいものです

何といっても米は味噌汁と一緒に日本人の主食ですから

こんなときに不作になったらますます大変です

貧乏とは言いませんが皆大変な思いをして生活してますから

おなかぐらいは一杯にしてあげないとおてんとうさまに申し訳ない

沖縄に避難した方は

仕事が無くて大変だそうです。蓄えもなくなり

レジなどのバイト生活だそうです

子供も学校になじめないとか

早く帰ってこれるといいのですが

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丸森病院にホールボディーカウンター(内部被爆検査)の配備をお願いします。

2011-07-23 14:20:39 | 日記

細野豪志原発大臣と橋本衆議院議員が元筆甫中学校の避難所で現在の南相馬の状況を説明

30キロ圏は1週間で解除の見込み

20キロ以内はもう少し時間がかかると、冷温停止してからになる

あと3~6か月

避難所もほとんどが仮設住宅などに移ったので30人ぐらいになりました。

7月で閉鎖と言ってるが仮設住宅が完成してないと要望

震災について私達が調査した結果を要望書として出しました。

伊達市では150人ぐらい、ホールボディカウンターをしました。丸森でも行いますと言うことでした。

駅舎の改築は現在50%補助というのをもっと、高めるそうです。

原子力発電担当大臣細野豪志 殿

要 望 書 

東京電力原子力発電所事故に関する要望書

昭和23年7月23日

丸森町議会会派 親和会・あすの丸森を創る会

丸森町議会議員

小野森政

目黒啓治

宍戸秀逸

高橋 正

一條    

  平成23年3月11日の東日本大震災時の東京電力の過失により原子力発電所事故が発生しました。丸森町は宮城県の最南端で原発から約40㎞に位置します。

 丸森町で計測された放射線量は自分の体はもちろん子供たちの健康や将来に大きな不安を与えています。子供たちが安心して住める町に復興することが町民の願いです。

また、丸森町の主産業は農業です。農業というのは、食べ物を作り消費者に食べてもらう行為により命の鎖を繋げている仕事です。しかし、その鎖のひとかけらに放射能が混ざっていたら、農業者は命ではなく汚染を手渡してしまう。最近の放射性物質を含んだ稲藁を与えた牛肉が日本中に販売された事件は、農業に携わる私たちに大きな衝撃を与えました。まだまだ伝えたい想いはありますが、議会会派の親和会・あすの丸森を創る会で東日本大震災の被害状況調査を実施致しました。その結果、大臣にお願いをする事がありましたので、以下要望書を提出致します。

  

東日本大震災復興に関する要望書

 

 

1、    放射能汚染に関する対応については福島県と同等の取り扱いをお願いします。

2、    子供たちの健康を守るために丸森病院にホールボディーカウンター(内部被爆検査)の配備。バイオアッセイ検査(放射能尿検査)機器と技術者の設置をお願いします。

3、         本日視察されますが家畜用に収穫された汚染された牧草や稲藁の廃棄は量が膨大で個人では対応できませんので行政の方で責任を持って処分することをお願いします。

4、         消費者に汚染された農産物を手渡すことのないように十分な検査が必要になりましたので野菜等の放射線量を測定する機器の貸与等の措置をお願いします。

5、         速やかに町内全地区の土壌検査とその開示をお願いいたします。

6、         阿武隈急行線の完全復旧。丸森駅は震災の被害が甚大でした。改築に向けて取り組みをお願いいたします。

 

大臣に避難所の子供から紙で作ったまりがプレゼントされました。

色紙にサインを

根気と書きました。

筆甫のIターンの方々から要望書を受け取りました

子供たちが安心して暮らせますように 

 筆甫小学校の除染して取り出した粘土です。130個位あったでしょうか

 表土1センチを削って水に溶かして、円すい分離器で粘土を取り出しましたと説明

 牧草の保管場所へ

外の庭の空気中は0,5なのに 

牧草の近くは4マイクロシーベルトくらいある。

 代替飼料確保と放射能牧草の処理は行政でと要望

 

 

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東京電力の『福島原子力保障相談室農業相談グループマネージャー部長・葛城真治』さんに会ってきました

2011-07-20 16:04:15 | 日記

◆町内の農産物の測定結果 (単位:Bqベクレル/㎏)

 種別
産地
採取日
放射性
ヨウ素
セシウム
きゅうり

大張

7月13日
不検出
不検出
デントコーン

舘矢間

7月14日
不検出
原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標値
2000
500
※飲食制限に関する指標値を下回り、安全性に問題ありません。  

丸森から8人で、大崎市の古川に東京電力の保障の説明会に行ってきました

左から、清水大樹さん、山元昭博さん、葛城真治さん

東京電力の福島補償相談センターの方です

葛城真治さんが部長でした。

補償を専門に福島県内には4か所に相談センターを設けて

宮城も葛城部長が対応するそうです。

現在、仮払は3っつのグループに分けて行われます。

1、難者に4月に一回目の賠償金を払い。現在精神的苦痛被害などについて二回目の仮払を進めています。

2、のグループは30キロ圏内にある中小企業等で、売り上げから原価を引いた粗利益の二分の一で250万円限度。

3、のグループが農林業漁業関係で30キロ圏外で、出荷制限・自粛が対象で廃棄・収入の二分の一で上限なし

ということでした

大崎は肉牛の汚染わら事件の報道がなされている最中でもあり

枝肉の下落や汚染わらを与えた牛の出荷自粛の保障や全頭検査の実施を求めましたが

東電では、稲藁に関する取り扱いや行政指導の落ち度もあるのでまだ決まってないと何度も発言しましたので

放射能は東電のせいなのに何で責任転嫁をするのかと皆の怒りが爆発しました。

それだったら、農家は枝肉にしただけだが、こんな時期に安全検査もしないで牛肉を消費者に販売した大手スーパー

ジャスコが一番悪いのではないか、農家や行政だけが加害者になってるのはおかしい。

などの意見が出され、宮城にも損害賠償の窓口を設けることを申し入れました。

これは稲藁をたべさせた栗原の肥育農家当事者の話ですが昨年は稲刈りのころから雨が降りなかなか藁の収集作業が進まなかったそうです。

それで、原発事故後の3月、4月に収集して与えました

牧草の汚染がニュースになって酪農家が粗飼料の確保や給与自粛になっても草を食べさせないので肥育の関係者は関係ないと思ってました。

丸森町では自己直後からいろんな所を線量計で計測したり独自の田んぼの土壌検査などをやっていたのでワラが汚染されてるのは知ってましたが

県の北の地区ではモニタリングの実施も最近のことで

安全だからと思いこんで食べさせていたら汚染されていた。

そして生産物が大手スーパーによって検査もされずに日本全国にばらまかれ、被ばくをさせてしまった。

放射能の汚染はだれでも関わりたくない

わからないし、採っても廃棄する場所もない

あげくの果てに、今回の様なことがあると加害者である当事者の東電が補償については藁の指導をしなかった行政の責任もあると言われるのですから

関わりたくないです

 

丸森町でも東電による説明会の開催を要望しました。

 

東京電力殿

要   望   書 

                     平成23年7月20日

住所 丸森町字

 

 

原発事故説明会開催に関する要望書

平成23年3月11日、東日本大震災発生時の東京電力の過失により放射能が日本全国にばらまかれました。

丸森町は宮城県の最南端に位置し、事故発生後から個人や研究機関の協力を得て放射線のモニタリング等を実施してまいりました。その結果小学校2校・保育所・児童館において子供たちの健康を守るという判断では校庭等の除染を実施してきました。また5月19日に県の原発事故を受けての放射能汚染牧草サンプリング結果報告がなされました。以来、県の指示により、我々酪農家50戸は約270ヘクタールで生産された牧草ロール約6000個を牛舎近くに保管し、給与を自粛しています。その様子はTV等で大々的に報道され今日まで我々の経営はもとより、町内の観光や農産物も風評被害により大打撃を受けています。

7月6日には町長と議長に現地視察をして頂きまして、酪農家等の悩みや現状の認識を深めていただきました。農業は町の基幹産業で,町では観光や商工業とタイアップし特産品開発や直売所の振興を図ってきたところです。そんな中でも酪農は販売金額・農地の集約・後継者の確保と一番の優良な産業です。

以上のような理由で「東京電力原発事故に関する説明会」を開催していただきたく要望いたします。

 

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