丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

6月の町長さんへのお願いは、女性が活躍する町の取り組みについて

2021-05-25 05:52:51 | 日記

 

女性が活躍する町の取り組みについて       一條 己

新しい制服を着た学生が街の中を歩いています。1年が始まったんだなと

毎年のことですがさわやかな気持ちになり元気も出ます。

6月にもなると、その制服も改良されて少しずつ個性が出てきています。

せっかく、水と緑の丸森の学校に来たのだから、

町の色のパステルカラーのブルーやグリーンを使った

みんなが憧れるようなオシャレでカッコイイ制服があれば良いのにと思います。

さて、前回から10年以上が経ってしまいましたが、先の人事異動で女性の課長が誕生しました。

当町ではめったにないチャンスなので最初に男女共同参画における女性管理職の登用と

人材育成について質問いたします。

報道等によりますと、政府は昨年末に2021年度からの5年間を対象とする「第5次男女共同参画基本計画」を閣議決定しました。管理職や役員といった「指導的地位」に就く女性の割合を2020年までに全体の30%程度とする従来目標を見直し、現在の社会情勢を踏まえ「20年代の可能な限り早期」に目指すと修正しました。雇用面では男性の育児休業取得率に関する具体的な数値目標なども盛り込まれました。

 国内で管理職に就く女性の割合は2019年時点で14・8%です。30~40%台に達する欧米の先進国と比べ、日本は遅れているのが現状です。要因として、子育てなどで女性の負担が大きく、仕事と家庭の調和が図りにくいことや、社会全体に固定的な性別役割分担意識が存在していることなどがあります。

新計画ではあらゆる分野への女性参画を拡大させるため、政治分野のほか、民間企業の役職ごとに対する具体的な数値目標を設定しました。「衆院議員の候補者に占める女性割合は2017年の17・8%から2025年には35%に引き上げる。25年時点の民間企業の各役職段階に占める女性割合では、部長相当職は12%。課長相当職は18%。係長相当職は30%を目指す。」とあり、様々な対策もあります。

県によりますと、「宮城県では,平成13年8月に施行された宮城県男女共同参画推進条例に基づき,平成15年3月に「宮城県男女共同参画基本計画」,平成23年3月に第2次基本計画,平成29年3月には第3次計画を策定し,男女共同参画社会の実現に向けた取組を総合的かつ計画的に推進してきました。男女共同参画の理念及び推進の必要性を県民に広く普及啓発し,男女共同参画社会の形成をさらに促進すべく,令和3年度から令和7年度までの第4次基本計画を策定しました。」とあります。

 丸森町の議場には今回就任した子育て支援課長はじめ、教育長・議員の女性の方がいます。

役職柄、いろいろな会議に出席する回数も増えて男性とは異なった新しい視点から意見を述べ、

その影響力は町の発展につながります。

各種委員にも女性が選出されていて、活発に活動しています。

様々な団体の会長さんを含めるとたくさんのリーダー的な女性の方がいて、

町民の講座や研修において、それらの方々の挨拶や講評を聞く機会が多くありますが

現在の町の職員を見ますと、一般職・任期付き職員・再任用職員・特別職合計で262人です。

その中で男性は157人で女性は105人です

。ここから、一般職に限ってみると全体は男119人で女94人です。

私は管理職候補と見るのですが50歳以上は男35人で女26人。

わたし的には町長が採用したであろう若者の35歳以下では、男41人で女20人です。

その間の年代が男43人で女48人です。

最初私が町の管理職の人数を考えたとき、

職員数は圧倒的に男性が多いから男性の管理職が多いだろうと思っていました。

そして世の中の流れ的に最近は女性の採用が増えているだろうから、

比率が高まって女性の管理職が増えていくのかなと考えたのですがかなり違っていました。

女性の採用が少ないのは受験する女性が少ないからでしょうか。

町に女性が定着していないせいなのでしょうか。

私の知る限りではたくさんの活躍している若い女性がいるのに残念です。

 当たり前のことですが、管理職の登用に当たっては、男女の区別なく、

意欲と能力のある職員を登用していく考えかたでいくべきです。

女性の管理職を増やしていくためには、女性職員を一定程度採用すること、

出産後も継続して就業してもらうこと、

男女の区別なく人材育成を図ること、などの環境を整えて考えを共有するなどして、

その結果として、管理職候補層の職員が増えていくことが望まれます。

こうゆうことを考えてみると丸森町役場は条件が整っているようですが、

これらの育成対策を含めて女性の管理職登用について町長の考えを伺います。

女性の視点を政策に活かすためには、女性自身が一歩踏み出す必要があります。

町の中で男女共同参画の気運が盛り上がれば女性のかたが町議の後継者になり、

柴田町議会のように女性が議長・副議長なるかもしれません。

 

第2点目にコロナ禍での町内の状況はどうなっているのか。

私にはなかなか情報が入ってきませんが、それはほかの町民もおなじです。

結果的に落ち着いているのですが、次の点について伺います。

  • コロナ禍の中でこども園でクラスターが発生しまたが感染者が出てからの子供たちの様子について伺います。また、こども園や学校行事・修学旅行はどうなるのでしょうか。
  • ワクチン接種について、接種進行状況はどうなっているのでしょうか。問題などは発生していないのでしょうか。
  • 雨の季節になってきましたが、コロナウイルス禍で災害時の避難場所や防災対策はどうなるのでしょうか。
  • 庁舎内で感染者が出ましたが、コロナに感染したら、復職までの経過について、教えてください下さい。
コメント
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