丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

今日は12月定例会一般質問の日でした

2012-12-18 23:17:36 | 日記

わたしは学校統合や保育所の跡地利用について伺いました。

私はこれまで跡地は福祉施設にしてはどうかと提案してきた。

その利点の1つは、ほかの町の施設を利用していた方が地元で暮らせるということ。

2つ目は雇用の場が生まれるということである。

各地のまちづくりセンターを見ればわかるように職場があれば想定したよりも若い方々が勤めている。外に出て行くのを防ぎ、出て行った方を呼び戻す。一石二鳥の取り組みである。

そんな時福祉事業は儲からない事業であることが問題となる。最初はボランティアで始まったのだろうから当然だろう。

車椅子の方がいれば2階以上にはエレベーターが必要になる。

建物の改修や風呂の設置などが必要になったりすることもある。

事業や利用の仕方により、地域や建物の規制や法律が違ったものになる可能性もある。

また、元中学校の体育館は災害時の避難施設になっている。

東日本大震災のときも南相馬の方がひっぽ中学校に避難したが、お風呂や停電のときの発電機など確保の難しい部分があった。

福祉施設ならば、一般の高齢者も災害のときに利用可能な部分が多々ある。隣にある施設として災害時に協力をして支援などができるように協定を結ぶなどしてそれらの負担の助成なども含め、支援を積極的に行い、誘致を進めるべきである。

高齢者や障害者のかたが生まれ育った町で介護を受けたり仕事をしたりする。それを見守る就労の場も生まれる。災害のときは避難された方は協定によりいくらかでも快適な生活ができる。町長の望んでいるような町の姿と思うが町長の考えを伺う。

という内容でしたが、再質問をしても町長には私の思いが伝わらなかったようです。

 簡単に言うと大内中学校は「はらから福祉会」が障害者の作業所として利用したいと行っていますが様々な整備が必要で、その負担に対して町の援助の要望書を保健福祉課の課長に出しています。それらの支援をよろしくお願いしたいということでしたが、町長は要望書が出されているのを知らないようで、「要望があった時に、話し合って決める」ということでした。

 筆甫中学校跡地については筆甫の自治組織が高齢者介護施設として運営したいと財政課に計画書などを提出して相談しているのに、町長は何も知らされていないようで、「子供たちの学習施設を検討している」という答弁でした。3階建ての校舎を福祉施設として利用するにはエレベーターやお風呂が必要だがそれに援助をしてはどうかということでしたが伝わりませんでした。

 まえの町長の時も思いましたが、案外、職員から何も知らされない裸の王様的なところがあるのかなと思ってしまいました。

 質問が遠まわしすぎたかなとか、原稿が下手だったとか、大切なことだっただけにしきりに反省するばかりです。何も知らされてない人に知ってると思って安易に考えてしまいました。

追伸 

 19日、財政課長に「計画書は貰ってません。どうゆうふうにしたらいいのか相談されたので、教えただけです。」と言われました。

議員の私のほうが裸の王様なんでしょうね

それでも、計画は完成したようです。

問題は運営の自己資金ですね。そのためにも余計な出費を減らし、町などの支援も必要です。

 

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漬物F1グランプリ東北大会10人に丸森ヤーコン祭りに来てくれた野菜ソムリエ3人

2012-12-16 23:05:01 | 日記

 

いい訳です。

パソコンが息子のなのでまだ使い方が わかりません。

写真がやっと縮小できるようになったのですが縦になったり横になったり

それでもしゃしんを載せることができるようになりました

今まで、撮った写真がいっぱい使えないであります。

これまでよりも簡単に使えるはずなんですが、どこを開けばいいのか・・・

使えるようになったら訂正します。

漬物F1グランプリ東北大会10人に丸森ヤーコン祭りに来てくれた野菜ソムリエ3人

 

しんこさんのはヤーコンとプンタと人参のピクルス

 

まきちゃんの作品

いしころトマトさん

 スライドショウをクリックしてみてください。

福島の白河高校の生徒さんも10人に入ってました。

これが作品です

他には

金賞にはどなたがなったのでしょうか

早く帰ったので不明ですが後ご期待

こうなりました。

 写真: T-1グランプリ、応援有り難うございました。お陰様で、個人の部、伝統部門賞を頂くことができました。友人のしんこさんはプンタレッラのピクルスで創作部門賞を受賞することができ、ビューティーペアーでの受賞とあいなりました。いやいや、それにしても「私のタマネギの漬け物が伝統部門賞って?」名前を呼ばれた途端、一瞬目が点になっちゃいました。審査員のお話では「使いにくいタマネギを美味しく漬け物にした創作的な作品でしたが、これからはぜひとも伝統のお漬け物にして欲しい」ということでしたが・・・ちょっとこじつけっぽい気がするのは私だけ(笑)

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町民全員に、丸森における自主的避難等の損害賠償4万円

2012-12-07 14:14:33 | 日記

今日、町から説明があり、東電の損害賠償は

町民全員に4万円

18歳以下の子供と妊婦は精神的被害等に対する賠償をさらに4万円(上と合わせて合計8万円)が支払われることになりました。

今回は23年3月11日基準だけではなく24年1月1日から24年8月31日に妊娠されていて方にも精神的被害等に対する賠償4万円が支払われることになりました。

24年8月31日という基準日は原発から20キロ~30キロの警戒地区見直しが8月31日だったからだそうです。

これは福島の方々や丸森町民の取り組みが実ったものでしょう。

これからは、健康検査継続や、医療費などの無料化を受ける可能性のある「原発被災者支援法」の指定をうけるため、タウンミーティングの開催などを要望していきます。町民の皆さんのご支援を宜しくお願い致します。

子供や孫の不安の払拭のために、未来に向けて取り組みが必要です。

「原発被災者支援法」とは

福島第1原発事故で被災した子供や妊婦の医療費の減免を盛り込んだ「原子力事故による子ども・被災者支援法」が21日、衆院本会議で可決、成立した。原子力政策を推進してきた国の社会的責任と今後の財政支援を明記、住民の意見を取り入れた基本方針をつくるよう義務付けている。

画像の拡大

 

 支援対象者について同法は(1)避難区域(4月に再編される前の福島県内の警戒区域と計画的避難区域)に住んでいた人(2)一定基準以上の放射線量が計測された地域に住んでいたか、住み続けている人――と定義。自主避難者も対象に含め、国が住宅の確保や就業を支援するとしている。

 (2)は福島県内に限定せず放射線量の基準は地元との協議で定めるため、県外でも放射線量が比較的高い地域の住民が対象となる可能性がある。

 対象の子供や妊婦の医療費は、国の財源で免除または減額する。長期被曝(ひばく)の健康への影響は予測が難しいため原発事故が原因でないことが明らかな病気やけがを除き減免を認める。

 被曝の可能性がある子供の健康診断を生涯にわたって実施。家族と離れて暮らす子供への支援や、自主避難者の帰還なども国負担とする。

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私の主治医は「菅野武先生」

2012-12-06 21:45:02 | 日記

いしころさん。しんこさん。ももさん。かおりんさん。

丸森町立病院の医師「菅野武先生」。もちろん左の方です。ナイスでしょう。

菅野先生は著書『寄り添い支える』で志津川町立病院での津波被災の状況

5階に避難して4階まで津波が来た。水が引いてから4階に降りて生きている方の救助に

命のある方が、助かった患者がいました。それでも孤立した病院で、みんなが頑張りました。

陸路、救助を求めに行くもの。残って見守るもの。最後にヘリコプターの救助をうけました。

その後の医療活動

家族との再会と長男の出産

南相馬市の桜井市長と共に、世界の100人に選ばれたこと

命の狭間での体験を書いています。

そんな、貴重な先生が町立丸森病院に赴任してきました。

 

みなさんも、丸森病院に来れば主治医になってもらえます。

先生のブログは

http://flat.kahoku.co.jp/u/flockofbirds/?y=2012&m=12&d=&ca1=

その中の先生のコメントです。

今を生きるすべてのみなさんへ
「どんな困難のときにあっても、あきらめずに自分にできることを必死に探し、人の輪の力を信じることで明日への希望へとつながるはず。それは今回の震災の中で示された事だと思う。復興ヘは長い期間がかかるが、この体験と復興への道筋を皆で共有し新しい社会を築くことが今を生きるすべての者の責務です」

・被災されたみなさんへ(非被災地でも同じように感じる人もいたでしょう)
「生き残ったことは決して罪ではありません。生きていて本当に良かったんです。もう自分を責める必要はありません。みんなで、生きていきましょう。」


これは、震災翌日の3月12日、病院の屋上から撮った写真です


そしてこれは、1年後の2012年3月11日に同じ病院屋上から撮影しました。

 

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H24年12月定例会一般質問。次世代に良い故郷を残すために

2012-12-02 10:48:16 | 日記

通告 番 議席7番 一條 己

 

次世代に良い故郷を残すために

.11の東日本大震災から20ヶ月が過ぎ道路や下水道の復旧や各地で除染が始まった。また、「丸森中学校」や「たんぽぽ子供園」が完成して子供たちの新しい生活の様子は私たちに明るい希望を与えている。そんな中で「次世代に良い故郷を残すために」2点についてうかがう。

1点目は、震災復旧と交通安全安全について伺う。

震災後、福島県・宮城県の沿岸部の復旧が急ピッチで進んでいる。丸森町の人材や資材が大きな役割を果たしているのを町民の皆さんは好意的に思っている。一番大きなものは、砕石や御影石である。資材の不足もあり、朝6時から夜の9時ごろまで営業をしている業者もいるようだ。それらは県道丸森・梁川線を通って丸森大橋で角田方面と大内方面に別れ大内でまた国道113号線と角田・大内線に別れ相馬と山元に運ばれていく。その途中には、急なカーブや傾斜・狭い道のところもある。その道路を通常の何倍ものダンプカーが通るようになった。そのような状況を見て、交通安全のためにどのような対策をとっているのか。住民から見ると何もしてないようで不満の意見がある。

最初、住民の不安は通学中の子供に何かあったらどうするというもので、「震災復興のためだからトラックが通るのは良いが、スピード・一時停止を守るように警察が注意しないのはなぜだ」と、いわれて私も危険な箇所を観察したり角田署・丸森交番に何度か足を運んだりしたが、警察にも沢山の苦情が寄せられていることやそれを会社のほうに連絡していることがわかった。最初は「それでも交通ルール守られてない」といった不満だったが、最近は「あそこは狭いから安全に通るため私の土地を歩道や待避所にしては」とか「復興工事で交通量が増えているのに道路に問題があるのではないか」等に変わってきた。

特に道路の狭い県道丸森・梁川線と角田・大内線は今後も採石場の製品需要が見込まれることや町から一番近い常磐自動車道の山元にスマートインターが設置されることなど将来を考えるとすみやかな対応が必要である。子供たちと町民が安全で快適に生活していくための取り組みについて町長の考えを伺う。

2点目は学校統合や保育所の跡地利用について伺う。

私はこれまで跡地は福祉施設にしてはどうかと提案してきたが、その利点の1つは、ほかの町の施設を利用していた方が地元で暮らせるということ。2つ目は雇用の場が生まれるということである。各地のまちづくりセンターを見ればわかるように職場があれば想定したよりも若い方々が勤めている。外に出て行くのを防ぎ、出て行った方を呼び戻す。一石二鳥の取り組みである。

そんな時福祉事業は儲からない事業であることが問題となる。最初はボランティアで始まったのだろうから当然だろう。車椅子の方がいれば2回以上にはエレベーターが必要になる。建物の改修や風呂の設置などが必要になったりすることもある。事業や利用の仕方により、地域や建物の規制や法律が違ったものになる可能性もある。

元中学校の体育館は災害時の避難施設になっている。東日本大震災のときも南相馬の方がひっぽ中学校に避難したが、お風呂や停電のときの発電機など確保の難しい部分があった。福祉施設ならば、一般の高齢者も災害のときに利用可能な部分が多々ある。隣にある施設として災害時に協力をして支援などができるように協定を結ぶなどしてそれらの負担の助成なども含め、支援を積極的に行い、誘致を進めるべきである。

高齢者や障害者のかたが生まれ育った町で介護を受けたり仕事をしたりする。それを見守る就労の場も生まれる。災害のときは避難された方は協定によりいくらかでも快適な生活ができる。町長の望んでいるような町の姿と思うが町長の考えを伺う。

 

候補者に要望を出しました

津波と原発事故による放射能汚染という東日本大震災の「被災県国会議員」として、県民と共にさまざまな苦しみを乗り越えこれから復興に向けて取り組んでいっていただくことをお願いいたします。

 

重点要望事項

 

 ~丸森町は放射能に汚染されました。脱原発です。~

1、脱原発の活動をされたい。

2、中間指針の見直しをして、実害・風評被害・精神的被害の損害賠償を実現するよう取り組まれたい。

3、子供たちの健康調査の継続と情報の公開に取り組まれたい。 

 ~ 震災復興予算を使って~

4、県が国直轄事業に計画している国道349号線の早期実現に取り組まれたい。

5、丸森町から常磐自動車道路への最短乗り入れが可能になる県道角田・大内線に接続する山元スマートインターの実現に取り組まれたい。

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