一昨日の写真ですが、富士山って何度見てもいいもんですね~(^^)
さて、本日お邪魔したお宅は、カワイのGPでピアノマスクという製品が付いたものでした。
これは弱音ペダルを進化させたようといいますか、、、ピアノの音漏れを最大限ふさいでご近所対策をしたというものです。
そこで「サイレントピアノ」の話になったので一応こちらでも書いておきます。
サイレントピアノをお持ちでも意外と知らない方が多いんですが、
サイレント状態で鳴ってる音は「電子ピアノ」です!
ピアノはハンマーが弦を叩いて音を出しますが、サイレントのときは弦を叩く前にバー(棒)がハンマーの動きを止めてしまいます。
代わりに鍵盤の下に仕込んだセンサーで強弱を検地して(鍵盤のスピードで判断します)内蔵されている電子音を鳴らす、という仕組みです。
それによってヘッドホンやスピーカーからボリュームを調整して音を出すことが出来て、夜でも練習できるというわけです。
つまりこの時、ピアノは「ピアノのような楽器」であり、厳密にはピアノではなくなります。
それとアクションはそのまま入っていますが、ハンマーの調整等がノーマルのピアノと異なりますので、本来の微妙な調整までは出来ないピアノとなります。
加えて言うと、余計な機会が入っているので調律がめんどい。。。(苦笑)
ご近所や家族への騒音対策としてやむをえない装置であり、よく出来てると思いますが、一応その間は電子ピアノなんだ、ということをご理解くださいね。(^^;)