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おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

日本・ベルギー合同演奏会

2016-11-20 | 音楽・イベント
もう10日前の話ですが、長年親しくしている「The Music Center Japan」さんのお手伝いで、「日本・ベルギー合同演奏会」のステマネをしてきました。

日本とベルギーの有効150周年記念イベントの一つとしての企画です。

なんで10日も遅れたのか?というと、メンバーがアップしても良い写真を選んでからということだったので(笑)
で、そのメンバー



みんなとても良い人たちでした!
プロなのに、外国なのに、勝手に掲載しないでね、というのが今どき珍しいとも思いましたが、一方で自分自身が無頓着になってきてるかな?とも思い今後も気をつけようと思いました。
一応ほとんどの場合で確認してから載せてます。



「アンサンブル・メンデルスゾーン」というグループで、九州をスタートに、関西、関東と全7公演をしてきました。

僕は最後の関東2箇所、東京の「日暮里サニーホール」と横浜の「リリスホール」でお手伝いしました。


各会場では、ゲストというか、ホストというか、その場その場での演奏者さんも加わり、その彼らとの合奏、およびメンバーでの演奏という形で公演してます。

短期間の間でものすごい数の曲をこなすわけですから、やっぱりスゴイですよね~!


前に書いた、調律師のWさんは、ここで知り合いました。



僕の仕事は、リハを聞いてバランスチェックをして、開始ベルや影アナ、本番の進行といわゆる裏方全般です。

主催者は受付に専念してますので、ある意味やりたい放題です。(笑)
もうずい分慣れました。(笑)


日暮里では、ゲスト(ホスト)は一人だけだったんですけど、曲数が大井上に1曲ずつセッティングを直さないといけないので、えらく大変でした。
その人が自分のお弟子さんをお手伝いに寄こしてくれたので、なんとかなりましたが・・・

翌日のリリスは、ゲストこそ多いですが、曲数も少なく、また会場も何度も行ってるところなので本当に楽に感じました。。。(^^;)




そしてリハ風景





セッティングも楽でしたが、メンバーとも2日目なので、多少気心も知れてやりやすかったです。
ピアニストが日本人女性(メンバーの1人とご夫婦)でしたが、この人が本当に気の利く良い方だったのでよかったです!!



終了後はメンバーみんなと近くのおすし屋で打ち上げ。



これは海鮮ひつまぶし。



もうみんなベルギーに帰りましたが、メンバー全員このツアーを楽しんでくれたようで良かったです。











体験レッスンとカラオケ

2016-10-13 | 音楽・イベント
本日は予定していた調律がキャンセルになり、プチ休日となりました。(笑)

先日ポストに投函されていた、ヤマハ音楽教室の無料体験レッスンのご案内、
昨晩電話してみたらなんと受付OKだったので、レッスンに出かけてみました。

ピアノのポピュラー、ジャズコースというもので、受付に行ったら「ポピュラーコース」で承ってたようなので「ジャズでお願いします」と変更しました。
といってもどちらも同じ先生が切り替えてみてくださる、というだけの話ですが。。。


思えば「他人に習う」というのは小学校以来のことです。
特にピアノは習うのが嫌で小1でとっととやめた口ですので・・・(^^;)

若くて優しそうな女性の先生でした。

とにかく基本を押さえたい、ということでどんなことをやるのか教えていただきました。

正直に言うと、最初はほぼ冷やかしで、様子だけ見て帰るつもりでした。

まあ、実際申し込んではいないんですけど、現在申し込んでも良いかな?くらいの気持ちにはなってます。
自分の弱いところ(課題)が色々浮かび上がってきまして、ああ、これはシンプルだけど実戦的だな、と思えたので。

日程とお月謝とをよく検討してみたいと思います。


その後は、ひとりカラオケに行ってきました。

この間久々に歌ってみて、全然歌えなかったので、そのリベンジと練習。

この間よりは歌えたけど、これもまだまだ課題があるな~・・・

1時間歌ってきましたが、まだまだ歌えますね。体力的にものど的にも。ちょっとビックリ(笑)


音楽の楽しみへの幅、増やしたいです。









藤沢で友人のライブ

2016-10-10 | 音楽・イベント
今日は日中調律に行き、夜は藤沢駅前で音楽友達のデュオライブに行ってきました。



お2人の演奏は、茅ヶ崎マリーのセッションでご一緒したときでしか聴いていなかったんですが、実力があるのは分かっていたので、とても楽しみだったし、また期待通りで満足でした。


ピアニストの阿部さんは、僕のことをのこぎり奏者とも調律師とも両方認識してくれてますが、会うとどうも調律の話がメインになりますね。(笑)

でも相談できたり、アドバイスをいただいたり、ととてもありがたいです。


今日はボーカルの長谷川夏子さんのオリジナルレパートリー、という内容でしたが、1曲1曲世界観がしっかり出来ていて、彼女が抜群の歌唱力を持ってるということもありますが、飽きることなく堪能できました。


ライブ会場となったベルーガというお店ですが、お酒も料理も美味しいという評判です。


牛すじカレーというのが気になって頼んでみましたが、これがまた美味しかった!



ルーの中に牛すじが入っているのではなく、牛すじにカレーをあえた、といった感じ。
カレーの味も抜群で、満足の一品でした。
ライブ終了後、匂いと写真につられて、阿部さんもカレーを頼んでました。(笑)






齊藤一郎指揮!

2016-10-08 | 音楽・イベント
今日は久々に一日中家にいます。
当初は妻の実家に行こうか、という話であけていたのですが、延期になりまして・・・
ただ、事務仕事もたまってるし・・・その割にははかどってないし・・・(^^;)
そんな感じで過ごしておりますが、、、


さかのぼって水曜日のお話



東京オペラシティにコンサートを聴きに行きました。



この銅像が面白いですね。。。


ものはアジアオーケストラウィーク、東京初日です。

齊藤一郎指揮、セントラル愛知交響楽団の演奏です。



齊藤さんは、伊福部音楽でご一緒して、5月の京都に誘っていただいた方です。
奥様からご案内が届いて、伺うことにしました。

当日は心配していた台風もそれて、それだけでも良かったです。

思えば完全にお客として齊藤さんの演奏を聴くのは初めてだ!


プログラムは

ユン・イサン 弦楽のためのタピ
芥川也寸志 交響三章《トリニタ・シンフォニカ》
リムスキー・コルサコフ 交響組曲《シェラザード》Op.35

齊藤さんご自身いわく「自分は体育会系だ」のコトバように、颯爽としていてメリハリのある指揮ぶりです。

最初の「弦楽のためのタピ」は重厚な響きの曲なのですが、テンポ感良く背中を押される感じでした。
タピとは織り模様のある厚手の重い生地だそうですが、まさに縦横折り重ねられていく印象でした。

続く芥川もすごくリズミカルで背中を押される感じ。
自分のイメージにある「おしゃれで軽やか」とはまた違って、これまた新鮮で面白かったですね。
1楽章は、比較的自分のイメージとも近く、ラベルを想像しましたが、2,3楽章は打って変わって伊福部音楽を強く感じさせました。
また3楽章では裏打ちのジャズ、ロックをイメージさせ、つい体が縦に揺れてしまうほど。これまた新鮮でした。

シェラザードもまたテンポ良くぐいぐい引っ張る感じ。

「若い王子と王女」があんなに軽快に演奏されるとは!それでも音楽としてすごく説得力があります。


ちなみに僕はのこぎりをやっている所為もあるのでしょうが、ややテンポ遅めが好きなようです。
それでもこれはこれでアリだし、これはこれで好きだし、触れられて良かった経験でした。


コンサート全体が素晴らしい出来で、終演後何度もアンコールが起こりました。

そしてついに齊藤さんがマイクを持って舞台に登場し「アンコールを演奏してもいいですか?」とトーク
会場の拍手が高まります。

「アンコールに、ブラームスのハンガリー舞曲1番を・・・」拍手

「やるつもりでしたが、辞めて、前半演奏した芥川先生の3番をもう一度やります!」
「これは僕の独断なので、楽団員は猛反対です。でもさっきの出来に納得できないのでこのままでは今夜気持ちよく眠れません。セントラル愛知から仕事が来なくなるかもしれませんが、アジアオーケストラウィークなのでブラームスより良いでしょ?」

会場がおおっと盛り上がります。
このトークの間にオケのセッティング。

出来への不満の一つが、リハと本番、要するに客席が埋まった状態での音響の変化に上手く対応できなかったことが大きくあるようでした。


果たしてその再演はというと、

先ほどとは全く違う、別物といった演奏になりました。


先ほどはアウトビートのロックだったのが、今回はスウィングで滑らかな印象。

中心に吸い上げられていく印象だった演奏が、穏やかに横に広がっていく。

緊張の度合いの違いもあるのかもしれませんが、全て同じメンバーで、途中稽古をしたわけでもないのに、これほど演奏が変わることがある、ということが何よりも驚きでした!


その辺のことを少し本人に聞いてみたかったですが、地方暮らしで、翌日も朝から仕事でしたので終演後まっすぐ帰宅しました。


実は個人的な事情で、チケットは買ったものの行けるかどうか直前まで悩んでましたが、無事に聴きに行けて本当に良かったです。


これからの活躍にも期待したいいたします!!









トロッタの会

2016-06-06 | 音楽・イベント
この2,3年でほんとに色んな人とのつながりが持てました。
これもそのご縁の一つです。


来る6月11日(もう今週の土曜日ですね!)、早稲田奉仕園リバティホールにて
「トロッタの会 vol.23」を開催します。
http://www.kibegraphy.com/

木部与巴仁さんが主催で行っているこの企画、どういうものかチラシから抜粋しますと

~詩と音楽の会として出発。詩はいかに音楽となるか、その過程を見たいという贅沢な願いをかなえたかった。~


木部さんの元に集まった、作曲家、演奏家たちによって繰り広げられる創造の場でもあります。


前回はピアノ調律師という形で参加しましたが、今回は調律に加えて、のこぎり奏者としても参加します。

参加曲は高橋通さん作曲の「空の死」という曲。(初演)
大編成ながらも軽やかで、おどろおどろしくありながらどこか物悲しい、そんな不思議な魅力をたたえた曲だと思います。

これを含め初演が7作!

(これに関しては、演奏者の皆さんが本当に大変で、スゴイと思っています。1曲でよかった。。。笑)

6月11日 15時30分開場 16時開演
チケット当日3500円、前売り3000円です。


お時間とご興味がありましたら、ぜひお越しいただきたいと思います。