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おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

おまけのアップ

2010-07-12 | 映画
たまたまのついで映像です(^^)

実は高校3年の時に描いた、ペーパーアニメです。
もう四半世紀近く前の話で、お恥ずかしい限りのものですが、、、

http://www.youtube.com/watch?v=oQSJlrjZ5wU

当時は(てか今もなんだけど)メカが動いてバンバン変型してれば幸せなやつだったんですね。(笑)

放課後に2週間くらいで描き上げた記憶があります。
ビルの動きが遅すぎるんですが、早くすると距離の問題が出てきまして、そうすると市街地で戦闘機を飛ばすということ自体が無理になってしまうので、暖かい目で目をつぶってください。(^^;)

鉛筆(シャーペン)描きの8ミリ映画で、ものすごく粗い画像ですね。
8ミリ→VHS→DVDという変換をたどっております。

もう死ぬまでお目にかかれないと思っていた映像なので(奇跡的に後輩が持っていた)、私自身懐かしく見てしまいました。

本当はもっといっぱいあるんだけど、大切に胸の中にしまうことにします。(笑)



ドラゴンキングダム

2010-06-19 | 映画
ジャッキー・チェンとジェット・リーが共演して話題になった2008年の映画。
であるが、妻が家電量販店のデモ映像を見て「あ」と言うまでは知りませんでした(^^;)

ただ、その2人の共演というのを知って、それから興味を持ち続け、先日ようやく見ました。

結論・・・

2人とも、よく出たな~。。。(苦笑)。。。

悪い将軍に石化させられてしまった孫悟空。そして孫悟空がその直前にどこかへ飛ばした如意棒を届けて将軍を倒すという、これ以上ないくらい古典的で分かり易いストーリー。
その上細かいところが練り込まれていない、アラだらけのA級娯楽映画(笑)。

でもま、面白かったですよ。
ワイヤーアクションはあまり感心しなかったけど、ジャッキーとジェット・リーのカンフー対決は堪能できたし。
とりあえず、主人公を別に用意した、というのはよいアイディアだったと思いました。

出来たらもっと骨のある作品で、改めて共演してもらいたいですね。。。(^^;)




ラフマニノフある愛の調べ

2010-06-09 | 映画
先日、たまたまケーブル放送で見つけて見た映画(少々ネタバレアリ)

ラフマニノフある愛の調べ

上の公式HPに載っているストーリー紹介

その夜、カーネギー・ホールは、熱狂的な感動に包まれていた。
ロシア革命を逃れてアメリカに亡命したラフマニノフの、ニューヨークでの初コンサートが開かれたのだ。
時は1920年代、人々は目の前で繰り広げられる音楽の奇跡に、破格の賛辞を贈り続けた。
この日を皮切りに全米ツアーが始まるが、行く先々での大成功とは裏腹に、ラフマニノフは日に日に憔悴していく。祖国への望郷の念、そして何よりも新しい曲が生まれない苦しみ──妻のナターシャは、そんな夫を支え続ける。
ある日、ラフマニノフのもとに、贈り主不明のライラックの花束が届く。
故郷に咲き乱れるその花の甘い香りをかいだ瞬間、切なくも情熱的な愛の日々が甦る。
募る想いを込めて交響曲を捧げた年上のアンナ。革命に燃える瞳に心を奪われたマリアンナ……。
花束は届き続ける。いったい贈り主は誰なのか?
 愛の記憶に導かれるように、ラフマニノフの心に新たな旋律が生まれようとしていた……。



映画(番組)の冒頭にも、この文章が挿入されました。(シネフィルイマジカ)
これを読んだとき「いったい送り主は誰なのか?」というところでなんとなく「不滅の恋/ベートーヴェン」を思い出しました。
といっても、コチラの映画は未見なので、想像に過ぎませんが・・・

映画は、そのカーネギーホールの演奏会で始まります。
スタインウェイの専属ピアニストとして。。。

出だしは良い雰囲気でした。

その後の作り方は、なんとなく「シャイン」?

ロシア革命から逃れて、アメリカに亡命してきたラフマニノフと彼を支えるナターシャ。
そして、演奏家としてだけ求められ、作曲できない苦悩。

そんな様子を、年代を何度か行ったり来たりして綴っていくのだけど、、、

うーん、なんとも分かりづらい。。。


今度のコンサートでラフマニノフもやるので、勉強にもなるかな?と思って見たんだけど、
ラフマニノフのことと、この時代のことを勉強してからでないと、ついていけない感がある。。。

というのは、ストーリーが分からないとかではなくて、登場人物に感情移入出来ないのだ。

「シャイン」の場合は、時代順に話が進んだし(イントロから過去に遡るという手法ではありましたが)、軸もぶれずにテーマが一貫していたから、すごく面白く見ることが出来ました。

だけど、この映画は、何を伝えたいんだろう?描きたかったんだろう?というのが、よく解らない。

「いったい送り主は誰なのか?」というのを最初に読んだので、ミステリー的要素が強いのかな?と思ったけど、そうでもない。
エンディングはファミリー映画だった(苦笑)。。。

ナターシャの一途な愛というのは素晴らしいなと思う反面、彼女の人間性がよく解らない。
フィアンセがいてそれで従兄弟のラフマニノフに10年ぶりくらいで再会するのだが、最初から全ての愛がラフマニノフに注がれていた。再開のシチュエーションはそうじゃなかったのに。。。

終始、ラフマニノフの苦痛と苦悩が出されていたが、「演奏したくない」「作曲できない」って文句言ってるだけのキャラにしか見えなかった。。。

芸術家ってそういう人種なのかな?と納得しようとしたり、ロシア映画って感覚が違うのかな?って思ったり、
でも、結局は監督の技量かなと思ったり、あるいは、私が理解できなかっただけかもしれないけど、、、

勉強のつもりで見たんだけど、映画のラストに
「映画としての芸術性を重んじて、事実と違う部分もあります」
みたいな注釈が出た。

うーん、イミナイジャン。。。(^^;)





「破」を見ました。

2010-06-01 | 映画
何かっていうと、「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」です。

昨年くらいにTVで「序」を見て、だけどその時にはそれほど見たいとは思わなかったんですよね。

だけど2ヶ月くらい前にある友人から「全然TVとは違う展開になっていて、もうカヲルくんも出てるよ」と言われたところから何故か急に見てみたくなったんです。
それでも買うつもりはなかったんだけど、、、

今日MR.MAXを歩いていたら、店内放送で「タイムセールで、今エヴァンゲリオンのDVDとBDがお買い得ですよ」なんて流れ始めた。(こんなもんまでやるんか。。。(^^;))
しかもその前に別の店で「品切れ中」の札を見たばっかりだったし。。。

見に行ったら2割引。
うーん、中古待っても割引率は当分そんなもんだろうな。。。なんて考えて、エイヤと思い切って買ってしまったのです。


で、


面白い!!

見事にやられました。ダントツの面白さです。


エヴァンゲリオンって、人間の内面を描いてヒットした作品ですが、TVシリーズの後半のドロドロで出口が見えない様は正直あまり好きではなかったんですよ。

しかし今回の作品は、大筋で同じ方向を向いているようでありながら、かなり路線転換してまして、キチンと娯楽作品として成立しています。
それでいて、TVシリーズのファンも裏切っていない。
更にそれでいて、最初のコンセプトである「ウルトラマンの世界と少年の成長」も見事に描きだしている。


まずはカメラワーク(レイアウト)と動画が見事。

造形の1つ1つを取ると、何一つリアルじゃないのに、映し出されている世界はリアリティに溢れている。
まず最初にゾクッと来たのが、墓参りのシーンから、碇指令が飛び立つ際の飛行機の動き。
アニメのリアリティって、実機よりも早く動かしがちなんだけど、この時は異様にゆっくりした飛び立ち方をした。って、これがリアルな早さだったりして、そうすることによってデザインにも説得力が生まれる。

エヴァンゲリオン自体も、ガンダムとかと違って決まった設定身長がなく、画面を見ていてもそのサイズはすごくいい加減に思えた。
しかし“巨大感”だけは十分に描いていたし、迫力として見るものに迫ってくるものがあった。
絶対コレを実写(ウルトラマン)でやりたかったんだろーな~なんて思いながら見ました(笑)。。。


主人公のシンジくんも、TVでは最後までうじうじと逃げてばかりだったけど、今回の映画シリーズでは確実に前身してるように思えます。
やりとりはほとんど変わってないはずなのに、この印象の変化はスゴイ。


正直言うと、この広げた風呂敷をどうするか?とか、ストーリー(結末)はどうなっちゃうのか?とはか、今、それほど興味がありません。
特にエヴァはなんでもアリだな、って事を散々見てきましたから(苦笑)

でも、この最高にテンポの良い王道の娯楽作品が作れるなら、そういう意味ではやはり続きを見てみたいですね。

実は4部作かと思ってたんだけど、3部作だったようですね。
つまり次回が完結編ということですよね。

時間かかっても良いから、質の高い次号をゆっくりと待ちたいと思います。




THIS IS IT

2010-05-16 | 映画
ご存じマイケル・ジャクソンの最後のリハ風景を映し出した映画です。


実は、私は洋楽を全くと言っていいほど聞かなくて、だもんでマイケル・ジャクソンは勿論知ってますが彼にもこの映画にもほとんど興味はなかったんですよね。。。

ただ、妻は昔からのファンでして、この「THIS IS IT」も見たがっていたので、中古で購入したのでした。

とか言いつつ、買う頃にはその評判とかも聞いていて結構興味が湧いてました。

で、買ったものの、肝心の妻がなかなか見る気配がないので、私1人先に見せてもらいました。


これも、なるほどスバラシかったです。


当然全編リハ風景なのですが、どのシーンでも手を抜くことがなく常に全体を俯瞰しながらマイケル自身がより完全なステージを目指しているのがよく伝わります。

特に良いなと思ったのが前半。

マイケルに憧れてオーディションを通過したダンサー達とのリハ風景。

マイケルに憧れて必死に踊る若きダンサー達。
そしてその中心で踊るマイケル。

ここでもマイケルに手抜きはなく、実に見事と言っていいくらいにみんなを牽引してました。
やっぱオーラが違うな・・・

しかし考えてみれば、マイケル・ジャクソンって当時でもう50歳なんですよね。
で、若いダンサー達が20代半ばだとしたら、二回りも年が離れてるって事ですよね。
でも、見る限りでは全くそうは見えない。せいぜいちょっとお兄さんくらい?

すごいよな~
 てか、私よりも10歳も年上だけど、身体能力は私の方が20歳くらい上だろう・・・(苦笑)。。。

実は私的にはそこがマックスで、あとは半ば惰性で見てたんですが、
けど決して退屈とかつまらない、ということはなかったですよ。

ああ、偉大な人を亡くしたんだな~と改めて思ったのでした。

あ、特典ディスクはまだ見てないや。。。