昔、学生だった頃はいつしかパッと大人に切り替わるものだという風な、おかしな考えをしていたような記憶があります。
しかし、その大人になる瞬間はいつまでも訪れず、しかし着実に歳だけは取りました。でも、パッとは切り替わらなかったけれど、振り返るとちゃんと生きるすべは身についてきていて、それは日々更新されていることに驚かされます。同時に残りの時間もパッとはなくならないけれど、着実に失われていくという現実に打ちのめされる毎日です。
まあ、ただ経験値だけが積み上がっていったのではフェアではないですから、仕方がないですね。