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年末のあいさつまわり

2011-12-28 15:48:26 | 日記
昨日は年末のあいさつまわりで都内をまわった。

ある会社の社長さんと久しぶりにお話しができた。
私が会社を設立してからずっとお世話になっている方で、
当時からお会いすることもあったのだが、なにしろ忙しい方
で昨日は本当に2年ぶりにお話しした。

いろんな励ましもいただいた。

もう、今年ほど悪くなることもないだろう…。

それにしても頭の切れる人だ。

学校を卒業して、入社1年目の時は1年のうち1回だけ半日の休日が
あっただけだという。
今では考えられない(それこそ訴えられそうな)過酷な労働条件だ。
ただその時、すごく鍛えられたのだそうだ。
図面をそれこそ1日に何枚も描きあげなければならず、そういう中で
オブジェクトを「3D」でとらえられるようになったということだ。

今でこそ、パソコンやテレビの普及で3Dという言葉は一般的に
なっているが、ここでいう3D思考とは、与えられる映像をただ見ている
ことではなく、その映像自体をイメージし、設計し、作り上げる能力の
ことである。大体当時パソコンなどない。

製品にクレームがついても、その解決策、対応策など瞬時に20も30も
浮かぶそうだ(いまの政治家にもみならってもらいたいものだ。)

そんな人はあまりいないでしょ、少なくとも私はできない。
どうりであかんわけである(笑)。

一度Webサイトの制作の打ち合わせに立ち会ったとき、普通の人なら、

「ホームページつくりたいんだけど…」

「どんなページにしたいですか…」

「うーん、それは、おたくで考えてよ」

ってなことが一般的(悲しいかな、ほとんどの人は何も考えていない)中、

トップ・ページからツリー構造、コンテンツまで全部メモして、書き出した
アイデアを見せられたのにはびびった。

すげー人だな、こりゃ!

まあ、そういう人から、今後を生き抜く秘策をアドバイズされた。

これで、わが社も大丈夫(笑)、内容は秘密(笑)。


常日頃私は翻訳業とは「コミュニケーションにもとづくサービス」だと思っている。
だから私の仕事の半分以上はお客さんと話をすることだと思っている。
それでも2時間もお客さんと話し込んだのははじめてだった。

まあ、初めてまだ2年とちょっとの小さい会社なので、ブログでは仕事について
偉そうなことを書くことをいつもためらっているのだが、
昨日はあまりに楽しく、気持ちが明るくなれたので、
今日はちょっと書いてみることにした。

がんばるぞ、東日本! がんばるぞ、OMT
翻訳会社オー・エム・ティの公式ウェブサイト

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