信長、秀吉ときたら、次は当然家康だろうということで、10人選ぼうとしたのでしたが
でしたが
10人選べない!
なぜなら
家康という役は、10人も選べるほど、面白くない!
いやあ、参った。ホント徳川家康って、役として面白みがない。改めて思い知らされました。ということで
いささか変則的ではありますが、今回はBEST5ということで
いってみよう!
第5位。津川雅彦。
『独眼竜政宗』 1987 NHK
伊達政宗が豊臣秀吉に初対面した際、政宗にアドバイスをした人物として描かれており、政宗が最終的に家康の側につくことを自然に上手く描いていたと思います。この作品における津川家康は重厚感のある好人物といった感じ。なかなか良かった。
第4位。内野聖陽。
『真田丸』 2016 NHK
気が小さくて情けない、そんな家康像は新鮮でした。特に本能寺の変で揺れる京都からの脱出行ね。ヘロヘロになりながら逃げ惑う姿は、めっちゃ面白かった。これが年を経るに従って徐々に狡猾になっていく。絶品でした。
第3位。津川雅彦。
『葵 徳川三代』 2000 NHK
また津川さん!?いや同じ津川さんでも、演技がまったく違う。こちらの家康は見事に食えないタヌキ爺。そのタヌキに翻弄される息子・秀忠(西田敏行)がまた面白かった。西田さんは後に家康を演じていますが、こちらの方が何10倍も良かった。
第2位。中村梅之助。
『真田太平記』 1985 NHK
真田家に敵対する悪役家康として、見事な憎々しさでした。この作品で二代将軍・秀忠を演じたのが、梅之助さんの息子さん、中村梅雀さん。まだ演技が初々しかった。
第1位。森繁久彌。
『関ヶ原』 1981 TBS
善悪を超越した超大物政治家といった風情。この貫禄、この気品。いかにも器の大きい人間といった感じで、こんな人には到底かなわないでしょう。これでは純粋さ一辺倒の石田三成(加藤剛)が勝てるわけがない。納得の家康でした。
いかがでしたか?さて、次はどんなBESTが選ばれるやら。
乞うご期待!