風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

BLACK SABBATH [Children of the Grave] 1971

2018-05-15 05:11:11 | 今日のメタル











1970年にメジャー・デビューを果たし、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープルに並ぶ元祖ハード・ロック、元祖へヴィ・メタルバンドとして、ロックの歴史に燦然たる名を残したバンドですが、2017年2月に行われたラスト・ライヴを持って、その波乱に富んだ栄光の歴史に終止符を打ちました。



もっとも、リーダーでギタリストのトニー・アイオミは、今後の活動再開に含みを残した発言をしているようです。ヴォーカルのオジー・オズボーンはソロ活動を再開、まだまだ元気です。


今後のバンド活動がどうなるか、まだまだわかりません。




動画は1997年にオリジナル・メンバーで再結成されたときのライヴ映像。ドラムのビル・ワードがドラムを叩いている姿が見られる最後の映像かも。


この日のオジーは調子が良いようで、声もよく出ているし音程もフラットしていない。ステージをよく歩き回り、あの独特の笑顔で観客にアピールし、水をぶちまけ、良いパフォーマンスを見せていますね。良いライヴです。



この曲はブラック・サバスの曲としては比較的テンポが速い。稀代のリフ・メイカー、トニー・アイオミによるヘヴィなリフに、稀代のメロディ・メイカー、オジー・オズボーンのポップで流麗なメロデイが上手く融合された、サバスとしてはキャッチーな名曲です。それ故人気も高く、私も大好きな曲です。


曲のタイトルが「墓場の子供たち」という、ちょっとおどろおどろしいタイトルですが、これもサバス流のエンタテインメントということで。



へヴィ・メタルの歴史を語る上で欠かせないバンド、ブラック・サバスをどうぞご堪能あれ。