四季優彩 Annex

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白洲次郎

2009年09月27日 01時35分29秒 | テレビ番組

NHKで故 白洲次郎氏の生涯を取り上げたドラマ「白洲次郎」が3回に亘り放送されました。

白洲次郎は戦前、戦中は近衛文麿、戦後は吉田茂の側近として活躍した人物です。ケンブリッジ大学に留学した経歴を持ち、語学(英語)堪能で優れた国際感覚を持った人物だったそうです。自分のスタイルを貫き通し頑固一徹な性格の反面、とてもダンディーな人だったそうです。数々の逸話を残しています。

終戦連絡中央事務局でGHQとの交渉窓口として活躍したときには、日本人離れした堂々とした態度から「従順ならざる唯一の日本人」と言われて一目置かれて、名代として天皇のクリスマスプレゼントをマッカーサーに持っていた際に、マッカーサーから「そこら辺に置いておいてくれ」と言われ、「陛下のプレゼントをそこら辺に置いておいてくれ とは何事か!」とマッカーサーに対して激怒した(実話かどうかは定かではないですが・・・)と言う逸話が残っている位、相手がどんな大物であろうと筋を貫き通した人だったのでしょう。

また、晩年に軽井沢のゴルフ倶楽部の支配人をしていた際に当時、総理大臣だった田中角栄が突然プレーしたいと来た際にメンバーではないと断ってしまったそうです。

この人は政界の表舞台で活躍した人ではありませんが、今の政界にこれだけの信念と誇りを持っている人が居たら・・・と思ってしまいます。外務大臣なんかやって貰いたいです。

ドラマの話に戻りますが、1、2回は2月と3月に放送されており、3回目の放送を半年以上待たされて、とても楽しみにしていました。そして、待ちに待った3話目を録画をしながら見ており、後でゆっくり見ようと途中で見るのをやめてしまって、昨日改めて見ようと思ったら、子供がB-CASカードをいじったようで、なんと録れていなかったのです。半年以上も楽しみにしていたのにショックです。今のところ、11月に再放送が行われる予定なので、そのときまで待つしかないのです。

1、2回と3回目の途中まで見た感想ですが、このドラマを作ったスタッフの意気込みが感じられる映画のような重厚さのある素晴らしいドラマです。私も含め、もっと日本人としての誇りを持たなければいけないと思わせるドラマです。最近のテレビはつまらないのであまりテレビを見ていませんでしたが、まだテレビも捨てたものじゃないと思ってしまいました。この意気込みで大河ドラマも制作して貰いたいです。

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