アガリクス本出版社社員が薬事法違反で逮捕！

南米原産のアガリクス茸というキノコを加工した健康食品が「ガンに効く」と本で宣伝したとして、薬事法違反で出版社役員や健康食品会社の社長が逮捕されました。
薬事法では、認可されていない医薬品や健康食品で効能をうたってはいけないのですが、アガリクスがガンに効くとしてデータや体験談をねつ造したようです。
実を言うと私は６年前にガンで母親を亡くしてますが、生前に母親は抗がん剤などの治療と共にアガリクスを摂取していました。

そのきっかけは、母親がガンと分かったときには、もう既に手遅れの状態で医者からは余命６ヶ月と宣告されたことに始まります。
医者からは「覚悟して下さい」と言われて、何かガンに効くものはないかと いろいろ調べた結果、アガリクスがいいらしいと言うことが分かって、半信半疑で母親に勧めてみました。
そのときには抗がん剤による治療と共に、キトサン（甲殻類の殻の繊維)とアガリクスを摂取していましたが、次第に元気になり医者も驚くほどの回復ぶりでした。

そして、退院できる程に回復して１年程度は普通に過ごしておりましたが、医者の勧めで残ったガンを取り除く手術をしてから、体力が落ちたのか次第に容体が悪くなり、亡くなってしまいました。
今思うと手術をするタイミングが早すぎたのではないかと思います。
もう少し体力が戻ってからでも良かったと思います。

そんなことで、母親の回復する姿をみると、抗がん剤だけの効果ではとても考えられないので、やはりキトサンやアガリクスが関与したのではないか？と今でも思っています。
今回の事件はやはり問題があると思いますが、これはあくまで出版社と健康食品会社の宣伝方法に問題があっただけで、アガリクスが悪い訳ではないのです。

アガリクスはあくまでも健康食品なので、あらゆる人に効果があるとは言えませんが、期待はできると思います。
薬もそうなのですが、その人の体質により効果が期待できるかどうか？と言うのは人それぞれだと思います。
大切なのは いろんな物を試してみて、その人にあったものを見つけることだと思います。