さじかげんだと思うわけッ!

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名古屋旅行記(番外編)

2007-02-14 22:35:45 | 
今日は名古屋旅行記番外編ということで書きます。
昨日の終わりに書いた通り、わたしの「生まれて初めての体験」について書きましょう。

名古屋からの帰り道でのことです。
私事で静岡県富士宮市に立ち寄る用がありましたので、急ぎの用でもなかったのですが、ついでに寄ることになっていました。
で、わたしはそこで人生初めての経験をすることになりました。

適当に用を済ませて、帰ることになりました。
来たときと同じように、特急ふじかわで帰ることにしようと思い、知人に車で富士宮駅まで乗せてきてもらいました。
そして、「ほんじゃねー」などといいながらわかれて、電車のきっぷを購入。そして、電車の来る5分前にはホームのベンチに座り、うだうだしていました。
どうにも暇なので、携帯電話にダウンロードしたゲームでもしようと、カバンの中に手を手を突っ込んで、探りはじめました。
ところが…。そこにあるはずの携帯電話がありません。
おかしいなぁと思いながら、手はカバンから上着のポケットに。
しかし、ありません。もしかして…と少し焦りはじめました。ズボンのポケットの上からぱんぱんと叩いても、そこに携帯がある様子もありません。
いよいよ焦りはじめて、今度はカバンの奥深くに手を入れて、底からくみ上げるように探りますが、携帯は見つかりません。
もしかして、さっきの友達の車の中に置いてきたかも知れない。これは、連絡せねば…と携帯、携帯とまた探し始めます。
だから、その携帯がないっつーの!と自分で自分につっこみながら、あたふたしますが、その時には電車が来て、もはや富士宮から離れねばならなくなっていました。

わたしのいっていた生まれて初めての敬虔とは、携帯の紛失でした。
携帯を持ってそれなりに経ちますが、携帯をなくしたということはこれまでになく、鍵と手帳と携帯というのは、わたしの中では三種の神器に匹敵する重要なものでした。
その携帯をなくしてしまったということは、相当なことなのでした。
とにかく、その友人に確認をとるまでは本当に車の中に置いてきたのか、それとも別の場所に落としてしまったのかわからないわけですから、甲府までの約1時間はかなりの緊張でした。
結局、携帯は友人の車の中で見つかり、宅配便で送ってもらうことになったのですが、いろいろと行き違いがあって、わたしの手元に戻ってきたのは6日後…2月の10日でした。

最初こそ不便なものでしたが、考えてみればわたしにメールをくれるなんてのは、ブラザーKくらいなものですから、それほど生活に支障があるわけでもなく、そうですね。マイナス面と言えば、個人情報の流出がないかとどきどきしたぐらいのものでしょうか。
とにかく、携帯の紛失という希有な体験をしたことは、まぁ人生の良い経験だったかも知れません。

というわけで、終始屁たれだった名古屋旅行記も今日で終わりです。
また通常営業に戻りたいと思います。

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