少し気が早いと思ったが、来る途中焼き合わせのカラマツ林で、ツタウルシの色付いた葉を何枚か撮ってきた。まだまだ走りのようなものだが、これからも秋を象徴する草花の一つとして、長い秋の中で幾度かこの呟きに登場してもらう。
きょうは8月最終の土曜日。毎年8月最後の土日は、JALNECという団体が、もう30年近くも来てくれている。総勢およそ30名、車が縁の集まりだと聞いている。今ではすっかり見知った顔が多い。幕営地のCが彼らのお気に入りで、そこで四方山話に花を咲かせ、どこかへ出掛けていくということはしない。勝手知ったる馴染の場所だから、酒を飲んだり、露天風呂に入ったりと、思い思い好きなように過ごしている。呟きはすでに「秋」「としてしまったが、この団体が去ってからにした方がよかったかも知れない。
他にも4組くらいの予約が入っているが、このくらいはまだA、B、D、の幕営地があるから、充分に対応できる。天気も回復に向かいつつあるようだから、この調子なら明日、明後日のCM撮影も無事にできそうだ。
カタカナ語はできるだけ使わないようにしているが、「幕営地」はいくら何でも古すぎたかも知れない。「キャンプサイト」の意と分かってもらえたら有難い。ついでに言えば「できたらよいかな、と思います」のような最近の曖昧な表現、なぜ「よいと思います」と断定しないのだろう。どこかのゴムが緩んでいるようではないか。
「今はもう秋」です。小屋もキャンプ場も充分に余裕があります。FAXでも予約や問い合わせに対応できます。ご利用ください。入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」
「同(2)」をご覧ください。