入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「夏」(27)   

2018年08月01日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 きょうは午前中、珍しく沢の中で何組かの登山者と出会った。中には知っている人もいた。清流の傍で弁当を使っている中年の男女を目にしたときは少し羨ましかった。下界の炎暑とは無縁の別世界である。

 朝、荊口の弘妙寺(ぐみょうじ)の前で、買い物に行くという山奥氏と出くわした。きょうもテイ沢の草刈りだと2度同じことを言ったら、昼過ぎて戻ってくると留守電に氏から。かけ直したら、手伝ってくれるという。しかし、今日やる辺りは岩が所々にあって氏には相当難しい。そんなことを思ってから、氏にピッタリの仕事を思い付いた。ゴミ掻きである。
 最近分かったことだが、クマササの葉を刈ったままにしておくと枯れた葉がいつまでも地表に残り、そのままでは下から植物が生えてくるまでに相当の年月がかかる。植生を変えようとしてやっているわけだから、面倒でもその都度、適当な場所にまとめた方が良い。その厄介な仕事を山奥氏にやって貰えたら大助かりである。
 氏は快諾してくれ、慣れない仕事に汗を流し、その後ハナビラタケを2株も見付け、ご満悦で帰っていった。



 例年はTDS君と二人で、テイ沢は1日あれば終えた。それを今年は一人で2日かけても終わらない。その前に北原新道の草刈りもやったから、今では草刈りが主な仕事になってしまった。こういうことは勢いが必要で、その気になったら一気呵成にやってしまった方が良いと決めている。必ずしも牧場管理と関係しないが、小屋やキャンプ場へ来てくれる人たちのためにしているという気持ちは、もちろんのことある。
 明日は牛たちの中間検査。もうそんなになるのかと驚く。きょうから8月。

 8月の上旬と下旬は小屋もキャンプ場も充分に余裕があります。FAXでも予約や問い合わせに対応できます。ご利用ください。入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」
「同(2)」をご覧ください。

 



 

 

 
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