入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’24年「春」(65)

2024年05月13日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 この雨も昼頃には止むだろうと思って来たら、予報ではではそうなっていない。雨は終日続くばかりか、大雨の心配さえある。
 
 昨日は昼に里に下り、T氏宅のナンジャモンジャの木の下で男女10人ばかりが集まり盛大な宴を張った。酒はもちろん、焼肉を中心の料理も文句なしだったが、なによりそのヘンテコな名前の木に咲いた白い花が最高の馳走、いい雰囲気を作ってくれた。
 正式名称はヒトツバタゴというらしいが、「昔、明治神宮外苑にあった大木は有名で、名前がわからず、ナンジャモンジャと呼ばれていた」と、「日本の樹木(山と渓谷社)」にある。
 その時に出た柏餅を今食べながら、愉快であった団居(まどい)を牛のように反芻している。

 今朝、何も4時に起きたからといって、用意しておいた風呂に入るのも忘れて、自分の家から逃げるように来る必要など全くなかったはずだ。にもかかわらず、そうした。前回と同様、じっとしていられなかったのだが、おかしな癖を付けてしまったものだと呆れている。それも、晴れていればまだしも、この雨の中をである。
 
 以前にも呟いたが、盛んに物を落とすこと、それと、包装に使われたナイロンなどの袋を容易に開けることができないことが気になっている。注意力が足りず、指の力が落ちてしまったのか、その都度に自分を叱り、吠えても、同じ失敗をよく繰り返す。
 それに、思い付くとすぐ行動しなければ、何をしようとしたのかを忘れてしまうことも増えた。その間でも、途中で別のことに意識が向くと、それまでしていたことが頭から消えて、両方が中途半端な結果に終わることもある。

 こうした困った傾向は、本来持っていた性格でもあろうし、年齢のせいもあるだろう。加えて、一人暮らしの山の生活にも起因してはいないかと、つまり簡単な言葉で言えば、例の野生化である。一段と気が短くなっている。
 
 雨は止みそうにない。先程下から来た人の言うには、昼頃にはさらに激しくなる予報だとか。きょうは予定が2件入っているが、これではどうなるか。ま、天気ばかりはどうにもならない、あまり気を揉まずに待つことにする。
 
 先週の土曜日、第2牧区のヤマナシの花が開花した。里へ下る途中ではコナシの花らしきも目にした。この雨が上がれば今週は好天が続く予報だ。季節の進み具合はさらに早まるに違いない。

 本日はこの辺で。
 なお、先日お知らせしたように、今月の13日から25日まで、事情により小屋とキャンプ場の営業を中止いたします。ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。
 山小屋&キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。
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