入笠牧場その日その時

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     ’24年「秋」(28)

2024年09月07日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 秋日和、昨日と同じくきょうもいい天気になった。9月も早や1週間となり、日の経つ早さ、ビールの在庫の減る早さを感じている。

 与党、野党の党首選を控え、立候補者やそれを伝える報道、世間の慌ただしい動きがここまで伝わってくるようになった。できるかどうかは別にしてもいろいろな政策が伝わってくる中、選択的夫婦別姓の問題があたかも候補者の踏み絵というのか、リトマス試験紙かのように扱われ、話題になっている。そして、頑迷な保守と判断されないようにと思うのか、概ね「理解」や賛意を述べている。

 よく分からないのは、なぜこんな問題が外交や安全保障、はたまた経済などと並んで重要視されるのかということだ。実際に、どれほどの人がこのことで悩み、切実に考えているのか、恥ずかしながら山の上で牛の尻を追って暮らす者には理解することが難しい。
 テレビなどで発言する進歩的な知識人たちの論も、どこまで本当にこの問題に関心があるのかと疑問に思う。同性婚もそうだが、理解を見せなければ、以後は番組に呼んでもらえないとでも思っているのだろうか。

 結婚後も旧姓を使いたがる人がいるかと思えば、逆に筆名や芸名を使う人もいる。結婚して、新しい姓に喜ぶ人だっている。一概に、女性はこの問題で苦労ばかりしているとは思えないのだが、違うだろうか。
 仕事で旧姓と新しい姓との混乱でご苦労するのと、ひとつの家族、同じ屋根の下に暮らす者同士が姓が違うことで混乱するのと比べても、前者の問題の方が大きいと言われたら、よく分からずに勝手なことを言っているのかも知れないが、正直よく分からない。

 今の戸籍制度は明治以降の封建的な制度だと言う人がいるが、江戸時代でも百姓に姓がなかったわけではない。同姓が多く、屋号の方が都合がよかっただけだろう。海外の例にしても、宗教的な縛りがあって離婚を恐れ改姓しないでいても、子供が生まれたら姓を同じにする例を聞いたこともある。

 これだけでは、夫婦別姓の良い面、悪い面を語ることは無理だが、生まれた国の歴史、文化、伝統を大切にしたいものだと、進歩的なあの人たちも言っていた。

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 本日はこの辺で。明日は沈黙します。



 


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