ちょこんと顔を出していた石は,思いのほか大きくて
あそこの湿った土の匂いがする森へ行けば、そろそろキノコの茶色の傘を見付けることができるだろうか。昨年はすでに8月の終わりに、顔をのぞかせたばかりのヌメリカラマツタケの写真を撮った記憶がある。
個人的な好みからすればサンマよりかサバだが、サンマ飯を炊くのは秋の行事のようになっていて、今年もすでに済ませた。
その際に、値段の方にまで気が回らなかったから高かったのか安かったのか覚えていないが、そのことはどうでもいい。一人の男が秋の味覚を味わうというよりか、このサンマ飯にまつわる思い出にひたるだけで目的は果たせる。
サンマ飯の源流はタイ(鯛)飯だろうと勝手に思っている。信州の山の中ではタイの入手は困難だったろうから、代用として手に入りやすいサンマを使ったのではないかと推測するのだが、サテどうか。
それはそうと、まさかこの年齢になって、サンマ飯を自作するなどと言うことは想像することもできなかったから料理方法を尋ねたこともない。自己流である。しかし、比べたら、恐らく母親のサンマ飯などよりこっちの方が余程美味いだろうという自信ならある。
料理でエンゲル係数を上げることをあまり気にしない。だからと言って、高級食材など手に入らないし、関心もない。しかし、例えば、豆腐にはこだわる。初めて行った店なら、迷わずそこで一番値段の高い物を選び、コンビニでなどでは絶対に買わない。
魚はまずサケだが、これにも多少こだわりがあって、決して南半球産の物には手を出さない。国産でも、辛味の物を選び、塩気の薄いサケを食べるくらいなら食べないと決めている。
肉はさすがに牛は遠慮し、せいぜいブタ、トリだが、今では年齢のせいかそれほど食べなくなった。
果物は・・・、ウーンどうだろう、スイカもモモもブドウも食べたいと思うことは稀れで、それで済んでしまっているが、昨日到来物のブドウを美味しくいただいた。食べればどれも美味いことは分かっている。
さてさて、こんなことを呟いていたらキリがない。そのうち里では稲刈り、それが終われば続いて祭囃子が聞こえてくるだろう。各位におかれても、秋の味覚を大いに堪能してください。
山小屋&キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。
本日はこの辺で。