入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’23年「冬」(13)

2023年11月20日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

 
 里に帰ってきている。現在、芝平へ下る山道は通行止めになっているが、様子を探るため敢えて下ってきた。そうしなければ、20日からは千代田湖からの舗装路が一部で通行止めになり、唯一の迂回路である「千軒平」経由の山道など、雪でとても当てにできないと思ったからだ。20日にはまた上に行かなければならない。
 雪は集落に入ると、路面には殆ど残っていなかった。高遠まで来て立ち寄った店では、軽トラの荷台に残った雪を見て驚いていた。下では「舞った程度」だと。
 
 家には昨日の昼ごろに着いた。ここでは暖房はエアコン、石油ストーブ、炬燵の世話になり、それから風呂に3回入った。野菜不足を補うため、サラダを丼一杯食べ、おでんを肴にビールと、日本酒がなかったのでウイスキーのお湯割りを飲んだ。量は、忘れ・た・い。
 今朝もすでに風呂に入り、その勢いで缶ビール500㏄を2本飲んでしまい、慌てた。自分をこんなふうにしかできないのは、どれも反動である。上にいれば、山の暮らしには他人の目がない分それなりの抑制、自己規制が働く。電気、灯油のことだって、それらの消費は気になる。
 しかし、里のここではそういう必要はない。全ては自分の勝手で済む。まあ、しばらくの間だけのことにするつもりだが。(11月19日記)

 里ではあまり身体を動かさないせいか、昨夜は10時ごろに寝て、今朝は4時半に起きた。6時間半の睡眠時間、寝不足のまま起きて風呂に入り、煎餅を齧りながらこの呟きを始めた。
 きょうは午前中に200㍑用の灯油タンクを満タンにして貰い、郵パックとかいう不便な郵便物を受領し、午後にはまた上に行く。
 一日、二日とここで過ごせばここが自分の居場所になり、上で暮らしていればそこがそこで不便ながらも自分の居場所になる。きょう、雪の状態が分からないまま山道を行くが、やはり面倒で気が重い。また雪になりそうだ。
 と言いつつしかし、あそこへ「帰る」という気持ちもある。待っていてくれる人がいるような気がして、気合を入れて張り切って行く。また上で。
 
 かんとさん、雪よりクマを怖れるなんて、あなたも都会人です。Oldさん、1月の初旬の案あり、です。
 本日はこの辺で。
 
コメント
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