入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「冬ごもり」 (4)

2017年01月05日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 年末年始を利用して、あちこちの山へ出掛けていった人たちはどうだったろう。山の事故は残念ながらゼロではなかったが、天候に味方された多くの人が、期待通りの冬山を満喫できたのではないだろうか。
 入笠も、雪こそ少なかったが、いつもの年と変わらず賑やかだったようだ。暮れに下りてしまってから風邪が抜けきれず、気にはなっていたが自重していた。例年だと1月は10日も行くようにしているが、今年は7,8,9日が3連休になるから、この間も併せて様子を見に上がりたい(あっ、7日は長野へ行くことになっているから、8,9,10日になるか)。
 何故10日にこだわるのかというと、もう5年も前、残留した牛の遺骸を発見して、トラックを呼んで下したのがこの日だったからだ。前年の10月に入って、牛は全頭が里に下りるはずだったにもかかわらず、2頭のホルスが残留を決めて逃げまくり、結局罠を仕掛けた末に捕獲したが、1頭はその際に骨折して残置と決定されてしまったのだ。
 折れた足を引きずりながら歩く姿を、何度か見に行った。暮れの25日には、秘かに餌も与えた。正月3日に行ったときは姿を確認できず、そして10日、雪の上に倒れ伏した牛を発見した。500キロ近くはあったはずの牛は、一人だけでも簡単に雪の斜面を引き摺り下ろすことができた。

 入笠でも、一度ドカッと雪が降れば、車では行けなくなる。そうなれば法華道を行くことになるのだが、今冬はそれがいつのことになるのやら。昨年は種平小屋夫妻と登ったが、他には雪の法華道を歩こうという人がいないのが不思議でゴザル。かんとさん、メールに返しました。ありがとう、お大事に。赤羽さんに、今年も多方面で燃えてもらいたいです。

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