スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

スウェーデンに行ってきました(北欧の音楽祭、楽譜掲載のお知らせも)

2017-09-04 18:59:19 | 番外編

掲載曲のコメントを追記しました。(一番下のほう)

タイトルの通り、先月スウェーデンに行ってきました。日本の8月は猛暑、スウェーデンは最低気温10度を下回っています。…と、出発前に友達に話すと「南半球行くんかい!」とツッコミが。(南半球は、夏なら冬、真逆ですからねぇ。)

旅の話は別の記事で書くとして、雑談ネタ。あと、重要なお知らせも。北欧の音楽祭の楽譜掲載の件を最後に書いています。

今回の旅では、スウェーデンで好きだったものを久しぶりに食べれて嬉しかったです!

  • 嬉しかったもの、その1:全粒粉ビスケット

何もスウェーデンで食べなくても、日本にだってあるじゃないか、とツッコミが聞こえそうですが。でも、違うんです。輸入物は詳しくないのですが、イギリスのMcVitiesとも違う。スウェーデンの全粒粉ビスケットは、ザクうま、ザクザクしてホロホロ。甘味と塩分も強め。昔、これにバター(発酵バターがベスト)をぬって、チーズをのせて食べていました、と言うと「不健康きわまりない」とツッコミが。やたらツッコミの声が聞こえます。

  • 嬉しかったもの、その2:黒パン 

これも日本ではドイツパンで我慢していました。それはそれでおいしいです。しかし…似て非なるもの!!スウェーデンのライ麦パンはすっぱくないし、コクがあるし、ほんのり甘くて、もっちりもふんわり固すぎないし、ほんとにほんとにウマイ!!ドイツパンのお店が日本でぽつりぽつりとあるなら、スウェーデンパンのお店が日本にあったっていいじゃないかと思うのですが。どこかにありますか?(デニッシュとか、シナモンロールとかじゃなく、本格スウェーデンの食事パン、黒パンの店です)。乾パンのクネッケブルードにしても甘味があるもの、サクホロのもの、スカスカのパリパリと色々ありますが日本では割とパリパリ系ばかり見るような。黒パンは、自分で作ればと思うのですが、レシピサイトが手加減したライ麦パン(比率30%未満)や、ドイツパン(スウェーデンタイプと明らかに違う)しか見つからず…。とりあえずサワー種と、粗びきライ麦を買ったので研究します。

  • 嬉しかったもの、以降まとめて:プリンセストルタなどのケーキ類、スウェーデンのチーズ、KEXのチョコ、ニィポン・ソッパ(ローズヒップのどろどろドリンク)、フィルミョルク、クネッケブルード食べ放題、エスビョンちのコーヒーなどなど。ちなみに、このカエルはプリンセスではありません。damsugare(掃除機ケーキの変形版)です。

食べ物の話はいい加減おいといて、そろそろ、お知らせを。

<三田市で開催の北欧の音楽祭、アルスペル曲が決まりました>

アルスペルは、皆で弾くというスウェーデン語。10/22の北欧の音楽祭では、自由参加で皆で一緒に弾く機会があります。

15年以上、もっと前に日本にスウェーデンの伝統音楽を広めた人がいます。Evaです。これを読んでいる中に実際に当時、Evaから曲を習った人もいるのでは?私もEvaがいたから始めた人です。そのEvaが本当に久しぶりに来日します。あの頃なつかしいなぁという方、噂だけは聞いていた方、 誰かしらないけど楽しそうという方、ぜひEvaと一緒に弾きましょう。そして、友達のFalu SpelmanslagからLasseとMiaも来日。そんなEvaが皆と弾こうと選んだダーラナ地方中心の曲、今日、楽譜を公開しました。

その前に、9/23に大阪で練習会をしますので、気の向く方はいらっしゃませ!(※10月の参加に、練習会の参加は必須ではありません)練習会、当日、どちらもレッスンなど、曲を教える場であhないので、事前に曲をチェックしておいてくださいね。

練習会お知らせと楽譜は、Spel och dansのウェブサイトで。楽譜と音源は、北欧の音楽祭ページでも告知されました。※楽譜、音源、それぞれ参考です。実際に弾く時は、細かく色々と違います。(そういうものなので…)

前半が練習会、後半はダンスです。どちらかのみ参加希望の方はその旨ご連絡ください。

<<追記 2017.09.11>> 掲載曲についてコメント。

ローゲヴァルス Rouge valss:ニッケルハルパで演奏する場合、初めのメロディ「ラソ#-ミレ-ド#シ」と上から降りてくる場所が弾きにくいです。私の場合、ラを薬指、ソ#を小指で押さえています。(普通なら、ラが小指、ソ#が薬指)

ヨセヘシュポルスカ Jössehärspolska:アルスペル8番目の掲載曲。「低いラ」で始まっています。本当は、empty first beat、一拍目がお休みという変わった曲です。(2拍目が、メロディの1拍目のように聞こえます)最初の拍がお休みで二拍目始まりというのは皆で弾くとバラけて弾きにくいので、低音のラを合図代わりに弾いています。フィドルの人はA-basといって、一番低い弦をGからAに変えるチューニングだと弾きやすいです。メロディの一部ではなく合図なので、弾きにくい人は、きっと誰かが「ラ」を弾いてくれるのでその1拍は待っていましょう。

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