スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

コース概要

2006-10-11 23:50:15 | スウェーデン留学準備
昨日のFys(体育?)で腕立て伏せをしたせいで体中が痛い…。

今朝はノルウェイのハリングという種類の曲に合わせてダンスレッスン。
(ハリングを習ったのではありません、念のため。ハリングはアクロバット的な、見せるためのダンス)

午後は、再びグループに分かれてリハーサル。
私はアイリッシュを弾くグループと、一人歌を歌いたいという子がいるのでその伴奏の打ち合わせ。アイリッシュは、一つは有名なジグで、”バタフライ”。ハカセタロウのCDにも入っていたっけ?(といっても、私は彼のビブラートかけまくる演奏スタイルは好みでない)
その後、歌のほうの打ち合わせに。

話は戻って、演奏が習いたいのになぜダンスの授業?と思う人がいるかもしれないけど、これはさけて通れない。
フォークミュージックとフォークダンス(誤解を避けるため言い換えると、民族音楽と民族舞踊)は表裏一体。モトをたどればダンスのための音楽だし。ダンスの上手い下手は別にして、体に染み込んでいないリズムをそれらしく演奏するのはどうやったって難しい。
ただし、それをその後どう表現していくか。
ダンスの伴奏としての音楽をしたいか、聞かせるための音楽をしたいかは全く好みの問題で、使うテクニックも選曲もガラッと変わってくる。
ちなみに、私はここにいる間は学ぶという観点から、できるだけ中立の立場で吸収するよう努めます。

そういえばここのコース概要についてちゃんと書いたことがなかったので簡単に。

ニッケルハルパコース
・3名のメイン講師に加え、その時々の特別講師による演奏やアレンジの授業。
・週1回のダンス、Fys(体育?筋肉の使い方など)、音楽理論、アンサンブル。
・定期的に、学内外にて歴史や文化などの関連授業。
他にも、夜間の楽器製作コースがあったり、一般向けのコンサートなどイベント会場(ジャンルはフォークのみ)でもあったり、さまざまな側面から音楽にアプローチできる環境。

ダンスコース(こちらはあまり詳しくない)
・メイン講師2名と、特別講師などによるダンスの授業
・保健体育に近いような、体や骨の構造などについての知識の授業
・伝統的なダンスの衣装についてなどのカルチャーワークなど

ちなみに、フォークミュジックやダンスの学校はスウェーデン各地にあるけれど、通年でニッケルハルパのコースを開催しているのはここだけ。
みなさまもいかが?
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