スウェーデンへの送金方法 ※2022年3月に書き直しました。
最新情報に上書きしました。先に結論から言うと、ここ数年、楽天銀行を利用していましたが、ワイズのほうが安くて便利でおすすめです。
1).スウェーデンへの送金方法について
1.銀行窓口、2.ネットバンク、3.そのほか特殊な送金サービスのまとめ
2).留学中、海外旅行中のお金について
1.スウェーデンへの送金方法について
日本からスウェーデンへ、買い物や支払いの際は、銀行振込が多いです。個人事業主であれば、カード決済に対応していないことも多々あり、メール本文にカードナンバーを書いて伝える、なんてこともまだあります。また、EUに加盟していても通貨はユーロではなく、スウェーデン・クローネ(SEK)。意外にも、海外送金の通貨でスウェーデンクローネを扱っていない銀行は多いので、その点も注意が必要です。
※スウェーデンへの送金は、中継銀行への取次料が必要です。費用が高く見えないよう、初期設定が受取人の負担になっていることが多く、注意が必要です。窓口で送金する時に担当者が忘れていたこともありました(これを忘れていたら、送金額から中継銀行分の手数料を差し引かれ相手に届きます。)
1.銀行窓口から海外送金 ※これは2022年3月の情報です。
・三井住友銀行 7500円 ※店頭のみ。web口座(ダイレクト口座)からクローネは送金できません。
・三菱東京UFJ銀行 7500円
・ゆうちょ銀行 3000円(+中継銀行手数料) スウェーデンにはユーロしか送金できません。ユーロでいいよ、と言ってくれる人がいれば使えます。
2.ネットバンクでの送金
・楽天銀行 海外送金 1750円 ※ここ数年、こればかり使っています。相手のe-mailも入れておくと、お金が振り込まれましたよと相手に通知を送ってくれます。
手数料750円とうたっていますが、スウェーデンへの送金は1750円です。中継銀行の手数料がかかります。受取人負担を自分で手動で依頼人負担に設定します。
これは、楽天銀行に口座がある人が、さらに本人確認書類とともに海外送金サービスの利用を申し込んで利用します。普通口座の保有だけでは海外送金できません。新規に海外サービスの登録をするには初回は郵送のやりとりがあり手続きに数日かかります。
※振込口座番号にあたる、IBANだけでなく、口座名、支店名、支店住所など様々な入力が必要です。IBANを使う国の方にそうした色んなことを聞くと、普段必要ない情報なので返事に時間がかかったり、適当に本店の住所をネットで調べて送ってきたりします。(※結局のところよく分からないのですが、経験上、支店でも本店でもIBANの番号さえ合っていれば今のところ送金できています。)
3.特殊な海外送金方法
・Wise ワイズ 銀行振込で、便利で安いです。(利用方法が慣れないうちは、とまどいます)
銀行やクレジット決済では、外貨レート自体に手数料が加算されています。ワイズでは、外貨レートがニュースでみるレートとほぼ同じです。送金手数料だけを比較すると高いので、あれ?と思うのですが、送金にかかる費用をトータルで計算すると安いのです。(例えば、1ユーロ、1~2円差)
便利な点は、IBANやSWIFTコードなど、相手が教えてくれた情報だけで足りることです(楽天銀行の説明を参照。他にも色んな情報が必要になります)。
利用方法は、従来の方法とは違うので初回はドキドキしました。「アカウント開設(即時)→送金額/受取人設定(即時)→本人確認をスマホカメラでIDを撮影しながら行う(スマホがない場合も別の手順あり) →(完了し数分待つと)→送金額+手数料の合計を〇〇に振り込んでくださいという通知がくる →入金し完了」※本人確認終了後に、画面も変わらないしメールも来なかったので、また初めからやり直しか?と思っているうちに入金案内のメールが届きました。
・Paypal ペイパル
Paypalは認知度が上がってきましたが、まだ日本では一般的ではない気がします。支払いにPaypalを指定されることもあり、私は10年以上前から利用しています。まず、Paypal口座開設をし、クレジットカードの登録をします。すると、買い物のたびにクレジット番号を入れずに、クレジット支払いできるというものです。
Paypalでは、個人間の送金もできます。送金分+手数料が、自分のカードから落ちる仕組みです。相手は、受け取りにPaypalの口座が必要ですが、相手のメールアドレスさえ分かっていれば送金できます。スウェーデンへスウェーデンクローネを送金すると、受け取る側に3~4%程度の手数料がかかるので、確実にその金額を送りたい場合は上乗せして計算する必要があります。(相手がお店だったら、その分を含んで請求金額を伝えるので大丈夫でしょう)
個人間の送金は、Paypayでも何でもそうですが、代金支払いに使えない点にご注意ください。支払いの請求をする側がPaypalにビジネス登録していれば、もちろん支払い関係に使えます。私は、個人アカウント、ビジネスアカウント、両方を持っています。(ビジネスアカウントは開設する時の審査内容が個人とは全く異なります)
2.海外旅行、留学中のお金
海外旅行、1年程度の留学といった、短期滞在は「クレジット+下記キャッシュカード」で足りました。(国、その方の必要額、事情によります。)留学中、学校に支払う費用が毎月数万円分あり、都度ATMでおろして銀行窓口からその現金を学校に振り込んでいました(利用するATMによって1回の限度額が2~3万ということもあります)。最近は支払い方法の選択肢が増えましたが、結局、外国人で現地の銀行口座がないと電子マネーにも不自由し、従来のやり方を利用することが多いかと思います。
1)キャッシュカード/デビットカード
日本にある自分の口座から海外で外貨で引き出せます。手数料は、1回あたり200円程度、さらに為替レート自体に手数料をのせているものもあり割高ですが、一番高いのは現金を現金に両替することなので、必要額が少なければおすすめです。クレジット払いが主であれば、現金の手持ちは1-2万円分で十分かと思います。
※最近は、キャッシュカードやクレジットカードではなく、「デビットカード」にその機能をつけたものが多いです。
※キャッシングと間違えないよう!キャッシングは高い金利がかかります。でも、新たに契約や発行しないといけないよりは、短期で少額ならキャッシングのほうが便利な場合もあります(短期旅行で帰国後すぐに手動で返済すると、安い手数料程度の範囲で済むかもしれません)
イオンのデビットカード、ジャパンネットのデビットカード、など他にも色々あります。
海外ATMは、ここ数年は分かりませんが、空港、駅、街中、田舎、どこにでもあります。空港内でおろしておくと一番安心です。2017年も、スウェーデンでは、空港で荷物を受け取って到着ターミナルで少額の現金をおろしました。VISAカード、MasterカードのATMは下記リンク先で検索できます。
※T/C(トラベラーズチェック):昔は万一のお金をTCで持っていましたが、とっくに発行停止され過去のものになりました。
1、スウェーデンは開設が面倒で現地保証人がいるときいたので(確認はしてませんが、人から聞いた話)
2、1年程度の短期では特に必要だと感じなかった
3、カナダ留学の時も開設しなくても不自由がなかった(同じ1年未満)
という訳です。
1についてちゃんと確認してそんなに面倒でなければ、開設しいたら何かと利用しただろうなとは思います。
現地通貨の引き落としについては、今現在もこの記事に書いた「郵貯から現地ATMでおろす」で不自由していません。HP検索で出てこないATMでも大抵使えます。
パスポート、学校の受け入れ通知、大使館の在留許可書、住所、契約書面でできるようです。
「手数料を節約して便利に海外送金する方法」を運営しています。
ユーロ以外のヨーロッパ通貨、アジア通貨は外貨両替手数料が高いのが難点ですね。
ロイズに加えて「カレンシーオンライン」を利用するのはどうでしょうか。
円建送金手数料1,500円がロイズで別途かかりますが、まとまった金額の両替をするときの両替手数料を節約できます。
そのほか、
・希望するスウェーデンクローネレートで指値をする。
・ウェブサイトから(複数の)送金先口座を登録して直接送金する
ことも出来ます。
http://kaigaisokin.seesaa.net/article/125018842.html
参考になればうれしく思います。
今年スウェーデン人と結婚し来年春にスウェーデン移住予定です。日本の口座はそのままで向こうではクレジットカードを使おうと思っています。(ポイントを貯めているので)ただ移住前に相手のスウェーデンの銀行口座へ100万くらい送金しておきたいのです。私はゆうちょ銀行の口座を持っていますが、書かれているようにロイズを使うのが一番手数料が安いのでしょうか?手数料は送金額には関係ないのでしょうか?大金を送るのでなるべく安く安全に送金できる方法をずっと探しています。
ご結婚おめでとうございます。
海外送金については当時のことしか分かりませんが、ロイズが一番安くて早かったです。
最近はSBI remitというのが、送金額が数万円の場合は手数料最安値のようですが、送金額が数十万以上の場合は数万円かかるという仕組みです。
ユーロで送金するなら、ゆうちょ銀行からも遅れますね。