スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

グルッグの作り方

2006-12-03 23:47:40 | スウェーデンのこと...
この時期になると登場するグルッグ(glögg)。
作り方を紹介。(色んな作り方があると思う)

、赤ワインを鍋であたためる。沸騰させないように注意。
、砂糖を好みで味をみながら入れる。
、シナモン、クローブを少々。
、熱でアルコールが飛ぶので、これも味を見ながらオレンジリキュールを足す。
  フルーツ皮を入てもOK。
、飲むときにはレーズン、砕いたナッツをグラスに入れ、スプーンでかき混ぜながら飲む。

日本で一度作った経験から言うと、作り置き厳禁。暖めなおすとマズかった。

さて、楽しみにしていた今日は第一回アドヴェント(昨日の記事参照)。
グルッグにジンジャークッキーと聞いていた。本場の作り方はいかに!?と思ったら、GLÖGGと書いたボトル(写真)が出てきた。イマドキの若い子は買ってくるらしい…。
昨日も書いた、12月1日から24日までお楽しみがつづくアドベント・カレンダー。それをもじった(?)アドヴェント・テレビ番組というのがあって、12月1日から24日まで毎日18:30からある30分番組。今日はこれを見ながら皆でグルッグとクッキーを食べた。

話はがらっと変わって、何度も登場しますが例のティー・ショップ。
また、買い足しに行ってきました。いつものルイボス・ビタミンティー。
それと、別のルイボスブレンドのおススメはないか聞いて、いくつか香りを試してみる。
ルイボス・ハロン(ラズベリー)はちょい甘い。
ルイボスベースにブルーベリーとヨーグルトブレンドはクリーミーな香り。結局、カラハリというユーカリと青い花(英語で何というのか分からないと言われた)のさっぱりしたブレンドに。
そうそう、このルイボス・ビタミンもユーカリが入っていてさっぱりします。これ、日本にお土産でもっていっったら、えらく好評。「飲んだら無くなるから飲めない」という訳の分からないコメントまで。

でも、うちのお姉ちゃんに試飲させると「う…。」と言うのであげなかった。
私のこと味オンチ呼ばわりするけど、実はお姉ちゃんのほうが味オンチなんじゃない!?と思う今日この頃。
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クリスマスシーズン

2006-12-02 23:50:07 | スウェーデンのこと...
12月といえばクリスマスシーズン。
カナダで経験したクリスマスとは様子が少し違う。サンタの故郷はスウェーデン(ノルウェイやフィンランドと言う人もいるけど)だけあって、本家のクリスマスはどんな風なのかな。

まず、耳慣れないものが「アドヴェント・カレンダー」。
12月1日からクリスマスまでのカレンダーらしい。子供向けに凝った作りが多く、カレンダーの一日ずつに小さなドアがついていて空けるとかわいい絵が書いてあるものや、日付の入ったプレゼント入りの小さな袋がついていて毎日一つずつ明けられるものなど、色々あるらしい。
そんなこと聞いたら買わねば。ね!
という訳で、いたる所を探しました。が、見つからず。なんでだろ?見たことのないものを探すから?
ちなみに、チョコなら見つけた。チョコに日付が書いてあって、一日ずつ食べられる。そして、写真の一番右は話に聞いたプレゼント袋アドベント・カレンダーでは?!でも自分用にこれを買うのも何なんで、写真だけ。

他の写真は、学校でもクリスマス・デコレーションが始まった様子。ツリーも庭と2階に。もちろん本物のもみの木。
(映画にもなった「ロッタちゃん」を思い出してしまった。ツリーが売り切れてみんな嘆いていたらロッタちゃんが奮闘して奇跡的にツリーを入手する)
キャンドル風のライトは全窓に飾り、電気を24時間つけっぱなし。夜つけっぱなしのイルミネーションを見ると、チームマイナス6%のメンバーとしてはこの電気消費は環境問題にならないのか!?とちょっと心配。

アドベントが12月の最初の日曜に始まるので、その日からクリスマスシーズンがオフィシャルにスタートするらしい。
え?さっきからアドベントって何のことって?
アドベントとは、キリストを待つことらしい。それ以上の事は聞いても解らなかった。12月の最初の日曜日を第一回目のアドヴェントと数え、次の日曜日を第二回のアドヴェントと数えていくらしい。
で、第一回目のアドヴェントの日には、ジンジャークッキーを食べたり、グルッグ(glögg;ホットワインの一種)を飲んだり、伝統的になにかするらしい。

ともかく、カナダのクリスマスは青、赤、緑とカラフルなイルミネーションを家中にぐるぐる巻きつけていて、それはそれは見るも鮮やかだった。しかも、この同時期、カナダ(東部)では雪はひざまで積もっていたし、窓の張り出した赤レンガ造りの背の高い古い家が多い地域で、いかにもって雰囲気だった。

こちらは、学校もそうだし今日ウプサラに行っても感じたけど、イルミネーションの色は一色。いたってシンプル。カナダのようなギラギラ感がない。商業イベントよりも文化的イベントに近いのかもしれない。
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味噌汁とニッケルハルパとは一体…

2006-11-21 23:45:19 | スウェーデンのこと...
ウッレ・プラン(楽器製作者)からメールが届いた。
開くと、SR(スウェーデンラジオ、国営放送)のアドレスとNordmanというバンドで活躍しているニッケルハルパプレーヤー、Mats Westerの写真が添付されていた。
なんだろうとアドレスを開いてみたら、”日本のスーパーアイドルTegomassとMatsのニッケルハルパ、「ミソスープ」という曲で共演”という内容。
http://www.sr.se/cgi-bin/p1/program/index.asp?programid=737

えーっと…、Tegomassってだぁれ?その人達をバカにしている訳ではなく、テレビをめったに見ない上にJ-popsも聞かないので、有名人でも知らないことが多くって。
スウェーデン人のクラスメートにも読んでもらうと、「日本でスーパーアイドルのTegomassがスウェーデンに新曲のために来た」という文脈だそう。ちなみにTegomassはスウェーデン語っぽい響きはない、とのこと。日本で流行りそうな名前にも聞こえない…。日本では別名なのかなぁ。

試聴もできるので、早速クリック。お。45分の特集番組!長すぎて全部聴くのは無理。曲が聞けないかなぁと、早送りしていると、日本語のインタビューと、日本人らしき人への英語インタビューなどなど会話が続き、そして9分10数秒あたりで曲が!

”I will always be here for you... miso soup, I feel loving....”
上記は、耳に残ったフレーズを書いただけなので違ってるかも。でも、こんな歌詞のメロディアスな曲がニッケルハルパのイントロの後に続く。
声を聞くと男性二人?
ニッケルハルパ部分の印象もどう言ったらいいのか、全体を聞いてないからなんともいえない。でも、いかにもニッケルを滑らかに押さえて弾いている音がきこえる。
どういうメッセージの歌なのかな。このラジオのインタビューで話していたけど、時間がなくてちゃんと聞けなかった。
Tegomassのこと知っている人、歌をちゃんと聞いた人、誰か教えてー!

私がテレビを見てなくて芸能ネタに疎い話でふと思い出した。
私、大学名にも疎い。超有名大学なら一般教養の範囲で知ってるけど、いわるゆ「いい大学」というのが分からない。自分が受験してなくて、新聞沙汰にもならず(←こっちは悪名?)、地元でもない大学って、どうやって評価を知るんでしょう??

1、2年前のこと。日本で、ある初対面の人に「俺、東京○○大学卒業なんだ。」と、にっこり(いやいや。「ニヤっ」って感じだった)。その話に何か続きがあるのかと思って、うなずいて次を待っていたら、どうやら次はなかったみたい。
「もしや、○○大学を知らない!?えー!?工学部では1番有名なのに。」と、驚きと落胆と怒り(プライド傷つけた?)も混じった「まっじでー!」を連発される…。工学部で知ってるのは、かつてファジー研究で有名になった九工大とアメリカのMITくらい。
芸能ネタも大学名オンチも、常識疑われるから少しは勉強しないと恥ずかしいと思う時もあったんだけど。この時ばかりは、「コイツ、あほちゃうか!」と本気で思った。初対面の人に自分の学歴言って、それなりのリアクション(「きゃあ、ステキー!」とか??)期待するなんて。本人にも確か「あほ!」みたいなことを言った気がする。でも、露骨にがっかりした態度で、ある意味、素直な人ではあるよな。

それにしても、どうして日本人って「大学名」とか「所属」とか「肩書き」に弱いんでしょうねー。何をしてきたかとか、中身で勝負でしょ!大学自慢がしたいのなら、”何を研究して何を達成してその分野でどういう評価を受けた”って言われれば、自慢でもなんでもなく「ほほーう!もっと聞きたい」と感心するけど。
(とはいえ、日本に限らず、どんな国にもこういう肩書き大好きっ子っているとは思う。そして、会社などではある程度これに従わないとやっていけないのも事実…。)

スウェーデンのトラッド音楽やダンスで、メダル、賞、称号などなどあり、「そういう競争に興味がない」「演奏活動で忙しい」などの理由で一切参加しない(参加しないと何ももらえない)人もいる。メダルなんか無くても実力で正しく評価されている人は結構いるけど、一部の人(スウェーデンでも日本でも)には「メダル無し=才能・実力または評価なし」とする人がいて残念。価値を決める基準なんてそれこそ多様。
何に対しても、偏見を捨て、中身がどれだけの質かを見極める「目」、「感性」、「知性」を磨いて、色んな可能性を楽しみたい。きっと良い出逢いが増すんじゃないかな!
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ストックホルム行き、乗換えテクニック

2006-11-19 21:36:12 | スウェーデンのこと...

題に”テクニック”としている割に、実は観光者向けではないのでごめんなさい。
スウェーデンには日本と同じように、国鉄SJと私鉄のようなローカル電車が走ってます。
(時刻表は、SJならwww.sj.se SJも私鉄も含む全線はwww.tagplus.se)

私が普段利用しているのが、UL(Upplands lokaltrafik)というウップランド地方を走る電車。北はGävleに始まり、Tierp、私のいるTobo、スウェーデン第4の都市Uppsala、アーランダ空港駅を通り、南の終点はストックホルム郊外のUpplands Väsby。

この線のどの駅でも乗り降りできる20回使える回数カードが600kr(空港駅のみ特殊)。制限付だと500kr。つまり、始発から終点まで行っても1回25-30kr。来たばかりの時、何も知らずUppasalaからToboまで乗って70kr払ったからカードを使うと随分な差。

さて、ストックホルムへ電車で行くには二通りあり、一つはUppsalaまででて国鉄SJに乗り換えて行くというもの。結構、高い。もう一つが、UL線で終点Upplands Väsbyまで行き、そこでpendeltåg(SL線)という別のローカル線に乗換えストックホルムへ(Toboからで1時間半)。
後者の利点は、終点までUL線の回数カードで行くと得な点。それ以外に、SL線のチケットは20krと安く、また最初の刻印から1時間以内であればストックホルムについてから地下鉄に乗っても同じ切符(つまり無料)が使える点。

SJと私鉄が重なっている所など、旅行本ではSJしか紹介されていない場合もあるので別の行き方も調べてみるとおもしろいかも。

なぜこんな話になったかというと、土曜日にストックホルムに行ってきました。
慌てて出てきたので、薄手のジャケット一枚。マフラーも忘れてきてしまった。でも、最近暖かいので大丈夫。

ストックホルムの地下鉄駅は一つずつが個性的でとってもおもしろい。(写真は私が降りた駅)
今日は、市街地には行かずじまい。南の郊外までぬけ、Hasse Giile(9/15の記事の人)とその彼女、二人のニッケルハルパ・ワークショップがあり、知人の日本人に誘われて行ってきました。
中央駅の丸い吹き抜けで待ち合わせ。3年ぶりのストックホルム。吹き抜けって何のことだろう、分かるかなぁと少々不安に思いながら行ってみると入口、目の前。なぁんだ、簡単。豆乳カフェラテを買ってきて、hallon(ラズベリー)マフィンをほおばりながら待つことに。

意外にもワークショップではMedelpad地方の曲などを習う。Hasseの若かりし頃、海軍に所属していて神戸や横浜にも来たことがあるんだって!ここまでは前回あったときも聞いたけど、今日はその続き。とある事情で神戸で船に乗り遅れてしまいノルウェイ船にのっけてもらった話。ちゃーんと厳しい罰も受けたらしいけど、本人はゲラゲラ笑って何度も「のりおくれたんだよぉー!」を連発。楽しいおっちゃん。コルネットでジャズも弾き、ニューオーリンズにも毎年のように行ってます。
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カレンダー

2006-11-14 23:42:05 | スウェーデンのこと...
この写真のカレンダー、42とか43とか書いてあるの分かりますか?
スウェーデン通なら知ってると思いますが、これは週の数。
1月のはじめから、第1週、第2週と数えていきます。この週による考え方は一般的に浸透していて、新聞や広告でも普通に使われている。
例えばこの学校の秋休みは第44週からと決まっていて、今年は10月30日から(写真の通り)。来年は日付は違うかもしれないけど同じく第44週からがお休み、という数え方。
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ルシア祭とは

2006-11-13 23:20:46 | スウェーデンのこと...
今日はソニアの授業。
指のストレッチから。それから、右手で軽く左指をなでるようにマッサージしたり、両手の指先同士をコツコツとたたいたりして血行をよくします。

今日の授業でおもしろかったのは、ボンドポルスカ(bondpolska)というウップランド地方独特のポルスカをリズムを感じるために、一人ずつ演奏するソニアの肩に後ろから両手を置いて、そのソニアのリズムを感じるというもの。ディスタンスコースといって普段仕事などある人向けの週末コースでそれをやったところ、「自分の思っている2拍目よりソニアの2拍目の方が遅い」というコメントが目立ったらしい。

話は飛んで、夜。
13日のルシア祭と16日のクリスマスコンサートの打ち合わせが明日あるので、その前の打ち合わせ&過去のコンサートのDVD鑑賞。
今回はダンスコースと合同。どのようにすすめるか参考に過去のDVDを見る。見たこともないダンスを踊っていた。男性が女性の頭を殴るマネをする振り付けがはいっていた。伝統的なダンスって時々、変。楽譜をHPにアップしたBjörnlåtenは腕立て伏せのポーズのままジャンプして横に移動する踊りだし。
そして、ルシア祭。

何がしたい?と聞かれてもねぇ。知識もなければ、聞いたところで参加したこともないから、ちーっとも想像つかないんですけど。

という訳で、聞いた話とネットで調べた話を簡単にまとめると(意外に複雑)…
まだ未経験ですので、間違いを見つけた方は教えてください。

光の聖女ルシア
もとは西暦200-300年のキリスト教徒が迫害を受けていた頃のお話で、ルシアが結婚する際の持参金を貧しい人に使ったため(母親に使ったという別の説明もあり、年代も含め正確な話はよく分からない)、怒った婚約者がルシアはクリスチャンだと役人に言い、ルシアは連行されることに。ところが、どうやっても彼女は動かない。仕方ないのでその場で火を放つも、ルシアは髪一本燃えない。そこでルシアはその場で胴体を真っ二つに切られ、それ以来、12月13日は聖女ルシアの日として祭られたのだとか。
スウェーデンの12月13日
旧暦(ユリウス暦?)でこの日はスウェーデンでは一番日が短いとされていて、豪華な食事を(冬の滋養の意味をこめて)伝統的な行事がもともとあったらしい。悪魔や死者がよみがえる日ともされている。また、スウェーデンのキリスト教で翌日から断食が始まる日でもあったらしい。
スウェーデンのルシア祭
ルシア役の女の子が白いドレスをまとい、頭に悪を除ける光を意味するろうそくをつけ、ジンジャークッキーやサフランの入ったブッレやグルッグ(ホットワインのようなもの)をふるまい、みんなで歌を歌ったりする。ルシア役の子が身につける腰の赤い紐は胴体を切られた血を意味するのだとか。
聖女ルシア祭はイタリアなどごく一部の国でしかお祭りがないのに、なぜ北欧で?というと、スウェーデンではではもともとの意味はほとんど無くイベントとしてやっているだけらしい。上記のように同じ日に伝統行事があったことが一因となってお祭りとして定着したのだとか。1927年にストックホルムの新聞社がルシア役の子を美人コンテストのような形で募集したり、お祭りとして開催したのがきっかけで全国に広まったというから、今日のお祭りの形はごく最近のもの。別の説明では、暗く寒く長い冬の北欧では光を切望し「光の聖」という概念が受け入れやすかったとか、スウェーデンがプロテスタントになる前のカトリック時代に聖人の日としてもともと祝っていたからだとか、いろんな話がある。
lussebulleもlucia(ルシア)はCなのになぜlusseとsになるのか聞いたら、これはルシアの名前ではなく悪魔ルシファーから来ていうそう。伝統行事と後からきた「ルシア」がごちゃまぜになっているかららしい。

13日、何するんでしょうねー。後日、レポートします。
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食べられるキノコ

2006-11-13 23:17:29 | スウェーデンのこと...
今日(13日)は、時間を飛ばして二つ記事を書いています。
こちらは午後の話。

午後は授業がなく、数人で雪が残る森へ散歩に。
雪はほとんど解け、残っている部分はほとんどが氷。

先週、友人が森でキノコを採って帰って食べたらしい。その話を聞いて、一人は片手にビニール袋。子供の頃、ツクシ採りに田んぼを歩いたのをふと思い出してしまった。

特定のキノコを探しているらしい。これは?と聞くと、Nejという返事。かさがシャンパングラスみたいに上向いてるやつなんだって。(写真左、中央にあるキノコ)
そんな中、道なき道を歩き、ちょっとドキドキ。
虫がでたらどうしよう。
みんなは虫より熊の話。
「バッグに鈴をつけて歩いたら、熊が近寄ってこないよ」とアメリカ人。
「熊は人間を恐れて逃げるような動物じゃないから、意味ないと思う」とスウェーデン人。
私は、そんなことよりfästingが降ってきたらどうしよう(10/11の記事)と上の空。
一人が「fästingは4℃までしか生きられないから大丈夫よ」と。そうね、確かに。
今は頬の感覚がなくなるくらいの温度。

キノコ、どうやって食べるのか聞いたら、
紙の上においてそのまま1-2週間乾燥させてから、ビンなどに入れて料理に使うときまで保存するんだって。食べるときは、お湯につけて戻してから使うそう。そして、瓶など容器に入れるときに、食べられるキノコかどうかをダブルチェックするって言っていた。これをご年配の方がするのならまだしも、年頃の若い子がやるってところが文化の違い?

その後、Fika(ティータイム)に遅れる!と慌てて学校に戻ると、サフラン入りシフォンケーキが待っていました。
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近所の写真(自然編)

2006-10-18 02:11:50 | スウェーデンのこと...
1、散歩の途中でヤギ発見
2、駅前から続く牧草地に牛
3、門構えの2本の木と家の裏手の背の高い木。どちらも目をひく。
4、散歩途中の森。白樺が北欧を感じさせる。
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近所の写真(住居編)

2006-10-14 16:55:25 | スウェーデンのこと...
1、学校の写真(1870年頃の建物)
2、赤い家は昔ながらの伝統的な家の特徴
3、学校から左に折れると…
4、猫の門番(あ、写真から4の文字が消えている…失礼)
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フェスティバルのびっくりトイレ

2006-10-13 19:32:49 | スウェーデンのこと...
今日は金曜だけど授業はお休み。なぜかというと土日にLinköpingでFolk Music Festivalがあり、かなり遠いので今日からみんな移動。先生達も行きたいからと、お休みに。

私は行くかどうか迷っているうちに、寝袋を貸してくれるはず人が他の人に貸してしまったので残ることに。「寝袋がないから行けない」と誰かに相談すれば友達の友達とかあたってくれたのだろうけど、そこまでして行きたいと思わなかったので。
迷っていた理由は床に寝袋で2泊というとこ。診察台やエステでさえ10分と横になるのが苦痛なくらい固いベッドが苦手なので、私には十分迷うレベル。
それと、所用で日本に一時帰国するついでに、あるイベントでお寺かどこかで演奏することになっていて、曲を決めたりもしないといけないからちょうどいい。
学校の図書館も、いつも込んでる洗濯機もゆっくり使えていい感じだ。

こういったフェスティバルやステンマ(プロアマ問わず皆で弾くイベント)で、いつも何に驚くかって、トイレ。もちろん簡易トイレや屋外のトイレのことで、家庭のトイレとは違う。
日本だと水洗じゃないトイレに外国人はびっくりするのかな?

Falunのフェスティバルに行った時の話。
日本のようにしゃがむタイプの仮設トイレで、ながーいパイプを半分に割ったような管に、水が左から右に流れていてそこに用をたすのだが、つまり、左のトイレで用をたした人の分も一緒に流れてくるのだ。
実はあまりのショックに一度しか使わなかったので細部まで覚えていない。
紙は流さず捨てるたとか、それぞれ下に穴が開いていたとか、覚えていないので
単なるソウメン流しトイレではなかったかもしれない。
でも、基本的な構造はこのパイプを割っただけのものだった。

もう一つ、衝撃だったのがHovraのステンマでのこと。5月のHovraは雪もちらつく寒さ。寒くてかけこんだ屋外トイレのドアを開けて、「!」と驚いた。
洋式座り便器がずらっと並んでいたのだ。つまり、個室になっていない。これだと座って隣の人と世間話だってできる。人がいないうちにと急いで済ませ、ジーンズとパ○○をあげようとしたら、ガチャっとドアを開けて人が入ってきた。年配のご婦人で、「まぁー!」とびっくりした様子。トイレにびっくりしたのか、私の格好にびっくりしたのか。
気が動転した私は内心とは裏腹にHej!(こんちわ!)と声をかけ普通に出て行った。
後で聞いたらこれは100年位前のトイレなんだそう。近くの学校には普通のトイレがあってみんなそっちを使っていたらしい。知らずに古いタイプのトイレを使ったことを知った友人は「かわいそうに」って。先に教えてくれればいいのに。

皆が行ってるLinköpingのフェスティバル、どんな簡易トイレなんでしょう。
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不動産の新聞広告

2006-10-13 19:29:25 | スウェーデンのこと...
写真は、不動産の新聞広告。毎日たくさん載っています。
なかでも外国っぽいなぁと感じたものを掲載しました。

左の部屋の写真のすぐ下に、1350000/BUD 2509/MÅNと書いてあります。
想像では(友人に聞くと、「家を買ったことないから…」とのことで推測)、"購入はオークションで1350000krから、賃貸は月2509kr"という意味ではないかな?違っていたら誰か教えてください。
ちなみに間取り図の下にある、Byggår 1925、これは1925年の建物。右の物件は1903年!
全体を見ていると1900年前後はザラです。
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親がたたくと刑務所行き!?

2006-10-01 19:40:22 | スウェーデンのこと...
タイトルの通り、親が子供を叩くのは違法なんだって。
あるクラスメートが言うには「刑務所行き」。違法は違法でも刑務所はホントかな!?

じゃあ、今まで誰からも叩かれたことない?って聞いたら、
「うん。うちの猫ならよく攻撃してくるけど。」って。
今まで誰からも叩かれずに大人になったそのクラスメートは、人が人を叩くという行為が野蛮で信じられないそう。悪いことして叩くって動物じゃあるまいしって。
そうよね。「叩かれる」経験をしたことがない人の気持ちを想像してみると、理解を超えるよね。

なぜこんな話になったかというと、そのクラスメートはフランス留学経験者。「フランスとスウェーデン、ものすごっく違ってびっくり!」と良く言ってる。私からすると、少しは違うだろうなと思いつつ、同じヨーロッパ、驚くほどの違いがあるのか!?と思ってしまう。
ホームステイで3家族経験したムアによると、1「食事」、2「人の接し方」、3「しつけで叩く行為」。

食事は、フランスだと皿に一品のって(肉なら肉、サラダならサラダで一皿)、しかもやたらチーズ、ミルク、クリームが多かったらしい。スウェーデンだってかなりものじゃ?と聞いたら「もっと」だって。これを上回るのなら確かにげんなり、いや、プックリするだろうね。もちろん料理やシードルにしてもおいしかったといいつつの話。
「じゃあ、食べ物で何が恋しかった?」と聞くと、魚のペーストだったそう。
(スウェーデンには、歯磨き粉みたいなチューブに入って、いろんな魚やザリガニ(!)など種類も豊富(写真)。これをパンなどにつけて食べるとおいしい。)

2の「人の接し方」は、厳密な個人主義に学校でも家庭でも違和感を感じたそう。スウェーデンも個人主義と聞くけど、私の印象では「和」を大事にしていて、日本人との差をあまり感じない。ここにいるアメリカ人のほうが、言動がいかにも外人って感じがする。

3番目が例の「叩く」ってやつ。ホームステイ先のちびっ子が何かやらかすと親が叩いているのをみて衝撃だったそう。逆にホストファミリに「悪いことして、叩かずにどうやって分からせるの??」と聞かれたらしい。「どんな時でも話し合いで解決してきた」と言うとそのホストファミリはそんなことで解決するのか、とびっくりしてたそう。
スウェーデン中の家庭が皆そうだとは思わないと断っていたけど、大多数の家庭がそうなんだろうなと思った。それで特に他の国より問題児がいる訳でもないから、叩くしつけの効果って疑問。

私が中学のとき、大掃除の日は体操服と決まっていて、ブルマを忘れてジャージで掃除をしていたら、先生にほうきで叩かれたりしたけど、それくらのことで叩かれるのって日常だったよなぁ。高校くらいから学内暴力は問題視されて消えていったけど。日本の家庭での意識って昔とさほど変わってないんじゃないかな?
これを読んでくれている人はどう感じているのでしょう

話題が行ったりきたりしてますが、スウェーデンを他国と比べると姿が見えてくる。日本とスウェーデンじゃあっちとこっち過ぎて比べやすいけど、ヨーロッパ内で比べると微妙なとこまで感じます。
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スウェーデン4つの不思議

2006-09-18 21:52:42 | スウェーデンのこと...
今日はソニアの個人レッスンの日でした。
個人レッスンは英語でしてくれるから最高!!
さっそく今抱えている問題をぶつけて、解決の気配!
とはいっても問題が何か分かって、そのための練習法を教えてもらっただけ。
やった!などとヌカスのは100年早い…。
練習しないとねー。

本題とは何も関係のない写真を載せているけど、これは、今日の個人レッスンの後出かけた散歩にて。スウェーデン人は、どれが食べていいキノコかとか自然の知識が詳しい。
写真右は食べてはいけないキノコ。名前は…さっそく忘れちゃった。

さてさて、本題。
多分、「不思議」は今後も増えていくでしょうが。

1.フォークとナイフ
何を食べるにも、フォークは左手、ナイフは右手。
スパゲティを、な、なんと、彼らはフォークとナイフでめっためたに切り刻みます。
そしてライスを食べるがごとく右手のナイフで無残なめった切りパスタを左手のフォークの上に載せて食べます。あぁ、なんとあわれな、スパゲティボロネーゼ。
もちろん、レタスも滅多切りにして、左手のフォークにちょこんと載せて食べます。
ここにはアメリカ人が二人いて、この二人だけ、フォークを右手に持ち替えて食べるのは。

2.オリエンテーリング
こう聞くと、入学初日の説明会?なんて日本人なら思ってしまうけど、違います。
ゲームのこと。(スウェーデンに詳しい人なら当たり前と言うでしょうが。)
地図を片手に、森を数日かけて目的地まで行く競争ゲーム。数日かけてだから、もちろん途中でキャンプしながら。クラスメイトがオリエンテーリングに3日かけて参加するといって金曜からお休みをもらってた。ナショナルコンペなんだって!
以前、ある知人宅を訪ねた時のこと。「主人はオリエンテーリング中だから、今いないの。いつ帰ってくるかって?さあ、ゴールまで何日かかる分からないから」とのこと。
目が点。スケールが違う。
日本に森なんてあるのか?とも思うけど、林なら数時間も歩くと反対側に出るし、こんなゲームは想像つきにくい。(あ、でも長久手にはこんもりした森があるなぁ。)

3.脇の○
あえて文字にしないでおきます。が、とってもびっくりします。もちろん女の子。
みんなキャミ一枚なので腕を上げると…、オーノー!
目をそらすどころか思わず見入ってしまいます。習慣の違い?でも、でも、それにしても、カフェオレ色の茶色ならかなり目立つ。ダンスレッスンの時なんか、腕を上げると…毎回うひゃって、なかなか見慣れません。

4.学費
これは不思議というよりも、違いにびっくり!ってやつですが。
(この話は、聞いた話なので誤りがあるかもしれないけど)
学生は20才を越えると政府から月々2000クローネ(3万円ちょっと)もらえるそう。
友人によると、「2000クローネじゃとても生活できないから、学生は政府からお金を借りられるシステムなの。」”政府”に借りる話も驚きながら、”もらえる”っていいよね。って、その友人に言うと「じゃあ、日本の学生はどうやって生活するの?」
普通は親が払うよって言うと、目をぱちくり。
「まー、日本の親って金持ちじゃないとやってられないね!」
だからこちらの学生は自立心が早くから育つのかな。でも、よくこれで国が成り立つような(財政面)。まぁ、払ってる税金の額がハンパじゃないから、比べるものでもないけれど。

というわけで、「不思議」シリーズ第一弾でした。
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デザイン

2006-09-03 19:57:50 | スウェーデンのこと...
スウェーデンはデザイン王国とよく呼ばれるだけあって、
(多分それは関係ないけど…)ミルクやバターなどパッケージがかわいい。
色の使い方もかわいい。

週末は食事がでないのでそれぞれが自分で用意したものを机にだんって並べたのを見てふと思った。

日本のバターパッケージだと、だいたい商品の写真や絵じゃないかと思う。

ただ、それがおいしそうに見えるか、食べたく(買いたく)なるかはまた別の話。
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買い物は番号札

2006-09-02 06:56:46 | スウェーデンのこと...
Teknik magasinというちっちゃいお店を発見。
さっそく中に入ると、なんか雰囲気が変。

なんだろ?お客が何かを待っているように狭い店内でボーっと突っ立てる。
私もとりあえずボーっと突ったってみたけど、やっぱりなんか変だ。
そしたら、後から入ってきた若い男の子がなにやら番号札を手にしている!

ははーん、なるほどね。うわさに聞いていたやつか。

スウェーデンは郵便局でもスーパーでも番号札とは聞いてたけど、これがそうか。

さっそく入口付近を捜してみるけどわからない…。どれだろ。

もう一人入ってきてチケットをピッとひっぱった。
あ!これか!と私も番号札にとびついた。
ふん、二人も先こされたってわけね。

よく見るとレジに電光掲示板もあって、私は6番目。

やっと順番がきてUSBメモリがほしいというといくつか値段を言うので、日本から持ってきたVODAFONE携帯の電卓を使ってレート計算しようとしたら、
レジのお兄さんに
「今から誰かに電話するのー???」
(えー!今、おれと話してるっていうのに?という調子で)
と言われた。
ふーんこっちの携帯って電卓入ってないのかな。

日本だと、飲み会の会計のときに必ず誰かが携帯取り出して計算始めるよね。

とにもかくにも勉強になった買い物でした。
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