朝7時過ぎ、閑静過ぎる山の中での目覚め。
カーテンを開けると富士山が朝日を受けていた。
水蒸気があるようで、
距離が近い割りにはぼんやりとしか撮れない。
午後3時過ぎになって散歩に。
日の光が、朝とは反対方向から当たっている。
赤く熟した柿の実が三つ。
鳥が食べる分だけを獲り残してくれたのだろう。
坂を降りると、
富士山は天辺だけしか見えなくなる。
飛行機雲がいつまでも残る。
この分だと、今夜から明日は雨になるだろう。
明日は海岸まで出かけて行って海と富士山を撮りたいと思ったのだが、明後日にした方が良さそうだ。
山の日暮れは早い。
ほんの一時間ほどの散歩なのに
足元はもうすっかり暗くなっている。
12月8日朝、東京から富士山が見えるとテレビが言っている。
今日は晴れるという読みは当たったようだ。
乗り継いで来たバスを降りると、富士山が良く見えている。
少し風があるが、寒いとは感じない。
シャッターを押した瞬間、画面右に波が立ったが、さて何だったのか。
漁船が港へ向かって行く。
時間的には、漁師が港に帰る時間か。
山の半分から下には雲が湧いている。
天辺には雲ひとつなく雪が眩しい。
しかし、西から東に雲が流れてくる。
雲の流れは速い。
次から次へと雲が押し寄せ
わずか数分で
天辺をも隠してしまった。
(写真と文 by pokkunさん)