鳥の撮影は難しい。
最初は300ミリ程度の望遠で撮影していたが、到底、写せるものではない。
そこに、デジスコという方式が現れた。
フィールドスコープにデジタルカメラをセットして写す方法である。
現在は、どうなのか知らないが、その当時は、三脚が必須であった。
三脚をセットして待つという撮影スタイルである。
しかし、こちらがどう隠れようと、大きな三脚にデジスコ、鳥が気付かないはずはない。だから、一日待っても、数枚しか撮れないことが多かった。
鳥が警戒して、近寄ってこないのだ。
ならばと、テントを購入して、テントの中で待った。
だが、鳥は賢い。見慣れないものが現れると警戒する。また、テントを設営している場面を見ようものなら、一日たっても現れない。
普通に散歩しているときは、近くを通っても逃げない鳥は、こちらが立ち止まったとたん逃げる。
要は、普通の格好で、普通に散歩していて、普通の目線で鳥と接触する。それが鳥が一番ストレスを感じないことだと思うようになった。
だから、鳥撮りは、普通に散歩して、普通に出会った鳥をちょっと撮影させていただく。それが、いいのかなあと思う。
そう思ってから、私の鳥撮りスタイルは、完全に変わった。
まず、三脚を持ち歩かない。わが身をことさらに隠さない。
鳥がこちらの異変に気付いて逃げるまでの間しか撮影しない。
ただ、鳥によっては、自分の姿を回りに同化させることによほど自信があるのか、こちらの姿を確認したとたん、全く動かなくなるものも多い。
そのときは、相手は、かなりのストレスがあるとは思うが、じっくり撮影させてもらうときがある。但し、一定の距離を保って深追いしない。
そういう撮影方法に変えてから、色々な鳥に出会うことが多くなった。鳥によっては、逃げずに逆に寄ってくるものもある。
このコゲラなど、私のことを認識しているのに、全く、無視である。虫にしか芽がない様子。
だからじっくり撮影させてもらった。
といっても、ほんの数分。別な枝に移った所で分かれた。
でも、こうした撮り方をしていると、傑作とは程遠い場面にしか出会えない。
まあ、傑作にこだわりはないし、年寄りの楽しみのカメラ。
鳥たちとはゆっくり付き合いたい。
最初は300ミリ程度の望遠で撮影していたが、到底、写せるものではない。
そこに、デジスコという方式が現れた。
フィールドスコープにデジタルカメラをセットして写す方法である。
現在は、どうなのか知らないが、その当時は、三脚が必須であった。
三脚をセットして待つという撮影スタイルである。
しかし、こちらがどう隠れようと、大きな三脚にデジスコ、鳥が気付かないはずはない。だから、一日待っても、数枚しか撮れないことが多かった。
鳥が警戒して、近寄ってこないのだ。
ならばと、テントを購入して、テントの中で待った。
だが、鳥は賢い。見慣れないものが現れると警戒する。また、テントを設営している場面を見ようものなら、一日たっても現れない。
普通に散歩しているときは、近くを通っても逃げない鳥は、こちらが立ち止まったとたん逃げる。
要は、普通の格好で、普通に散歩していて、普通の目線で鳥と接触する。それが鳥が一番ストレスを感じないことだと思うようになった。
だから、鳥撮りは、普通に散歩して、普通に出会った鳥をちょっと撮影させていただく。それが、いいのかなあと思う。
そう思ってから、私の鳥撮りスタイルは、完全に変わった。
まず、三脚を持ち歩かない。わが身をことさらに隠さない。
鳥がこちらの異変に気付いて逃げるまでの間しか撮影しない。
ただ、鳥によっては、自分の姿を回りに同化させることによほど自信があるのか、こちらの姿を確認したとたん、全く動かなくなるものも多い。
そのときは、相手は、かなりのストレスがあるとは思うが、じっくり撮影させてもらうときがある。但し、一定の距離を保って深追いしない。
そういう撮影方法に変えてから、色々な鳥に出会うことが多くなった。鳥によっては、逃げずに逆に寄ってくるものもある。
このコゲラなど、私のことを認識しているのに、全く、無視である。虫にしか芽がない様子。
だからじっくり撮影させてもらった。
といっても、ほんの数分。別な枝に移った所で分かれた。
でも、こうした撮り方をしていると、傑作とは程遠い場面にしか出会えない。
まあ、傑作にこだわりはないし、年寄りの楽しみのカメラ。
鳥たちとはゆっくり付き合いたい。
とても面白く読ませていただきました。
正に、この鳥は、撮影者を気にせずですね。
とても勉強になりました。
私も鳥に出会うのが楽しみです。
ただ、触れ合うには、相手にできるだけ迷惑をかけないことを心がけたいと思っています。
鳥に対しても、花に対しても、相手が人間だったら、どう思うだろうと思いながら、接するようにしています。