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韓国(宣靖陵と奉恩寺)

2010年04月27日 10時04分28秒 | 韓国の旅
韓国の旅、第九回は宣靖陵と奉恩寺。
共に江南にある。儒教の陵墓と仏教の寺院の複雑。

ソウル市は中央部に漢江が流れる。この漢江の北を「江北」、南を「江南」と呼ぶ。江北は古くから開けた地域で、市場など生活が息づいている。これに対して江南は、古くは農耕地帯。1980年頃から開発が進み、現在では高層アパートが立ち並部ほか、韓国の中心企業が本社や事務所を置くなど、韓国で最も富裕な人々が暮らす街となっている。



そのビル街の中に「宣靖陵」はある。上の写真の緑の森がそうで、なにしろ広い。



宣靖陵とは、朝鮮王朝9代目の王(成宗)の墓「宣陵」と11代目の王(中宗)の墓、「靖陵」があるところから「宣靖陵」と呼ばれる。



この公園は「三陵公園」とも呼ばれるが、これは、成宗の3番目の側室で中宗の母(貞顯王后)の墓もあることによる。



と、もっともらしいことを書き連ねているが、実は全く分かっていない。



ガイドが熱心に説明してくれるのだが、分かったことと言えば「でっかいなー」とか「この動物の像などを魔除けか」とか「こんなに広く緑の多い公園が近くにあったらいいなー。でも、宮代町は全体がこの公園のようなものだから・・・」とか。



ガイドの説明の時には、分かったつもりだった。でも、こうして、書き始めてみると、全部記憶が飛んでいる。ガイドブックを写すよりない。ならば、他の細かく書かれたガイドを見ていただいた方が良いわけで・・・。
と、いうことで、説明は割愛。



こちらは、宣靖陵の近くにある(といっても、歩くと15分程度は架かりそう。実際に歩いていないので良い加減)、仏教寺院の「奉恩寺」。794年に「見性寺」として開基され、「宣陵」を守る寺と位置づけられるとともに1498年に「奉恩寺」と名称を変更した。



ところで、韓国というと儒教の国というイメージだが、街を歩くと教会が良く目に付く。



韓国統計庁が2005年に発表したところによると、韓国の宗教人口は、無宗教が46.7%、仏教が22.8%、プロテスタントが18.3%、カトリックが10.9%で、儒教は0.5%にとどまっている。



儒教は宗教かという論議は置くとして、儒教思想は韓国の社会規範、あるいは生活習慣の一部といった位置づけなのだろう。



ただ、仏教徒が多く、その信者の熱心さにはちょっと驚いたし、短い時間なので感覚でしかないが、日本の仏教とは違う世界といった一面も感じられた。



2010年大韓民国を旅して その9 宣靖陵と奉恩寺 のフォトアルバムはこちらから

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