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韓国(水原華城)

2010年04月29日 21時22分18秒 | 韓国の旅
韓国の旅第11回は水原華城。

人類の歴史の過半は争いの歴史である。人間は何故、争うのか。否、人間ばかりではない動物も植物も・・・。



自分の、あるいは、自分たちの遺伝子を一つでも多くこの世に残す。それが生物の基本であるとするならば、その遺伝子の拡大を阻む、あるいは利用するものが出てくる。これを、排除するために、争いが起きる。



その争いに勝ち抜くためには、群れをつくり、群れの中のいさかいを出来るだけ小さくし、外に対する力を最大にする。



水原華城を見ながら、そんなことを思った。



日本で城というと天守閣というイメージが強い



しかし、水原華城は、城壁で囲われた一つの街である。



城壁内の総面積130ha(東京ドーム約28個分)、城壁の全長は5.7km。一蹴するには2時間半程度かかるそうだ(我々は約4分の1を歩いた)。



城壁の上からもその概要をうかがい知ることは出来たが、



八達山の頂上にある西将台(華城将台、水原城の四方を監視しながら、兵士を指揮したところ〉から見ると、その詳細がもっと良く分かるだろうが、時間の限られたツアーではそれも難しい。



万里の長城もそうだが(実物には接していないが)、こうした、城壁を・・・という思いは強い。



朝鮮王朝後期(1794年)に第22代王・正祖がわずか2年8カ月の歳月で造り上げたのだそうだ。城壁だけでなく、楼閣など41の建造物が現存する。



ところで、韓国はアーチェリーの強豪。



城内には、弓の練習場があり、デモンストレーションを行っていた。



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