今回もAcoustic Fieldsの動画を扱う。
https://www.youtube.com/watch?v=L1FmuSOJ3oQ
この動画では最適な音量やその他について言及されている。
ここでステレオ再生の研究では83dBSPLが最適と言われている。
動画の詳細はあまり扱わないが、自分も考えている中でも60-80dBあたりが良いのではないかとは考えている。
というのもCDのダイナミックレンジの理論値が96dBで、波形をまともに描けるレンジはもう少し狭いと考えると、ピークで80dBちょいは欲しい。
100dBは爆音のレベルとして、90dBでもやや聴き疲れはする。85dB以内くらいが現実的に聴覚的に無理はない。
そして残響面として考えてもピーク80-85dB近くが一つの基準と言えそうに思える。
残響は直接音から-30dB〜-60dB減衰した反射音が存在する状態と定義されることがある。
-60dBをなぜ基準にするかというと、それより小さい音は聞こえないと考えられるからである。
正常な聴覚の場合、10dBくらいの音が聞こえる音の限界になる。
「響き」を聴く場合、大きな直接音を聞いた直後だから小さい音の聴取はさらに鈍感になる。
なので15dBが聞こえる音の限界だとすると、(直接音-60)dBの残響音が15dBくらいの大きさが必要と考えられる。
つまり75dBくらいの再生音がないとRT60の残響時間が理論通り作用しない。
響きを整えたつもりでも実際は想定よりも早く可聴音量よりも下になってしまい、響きを整えた効果が十分に得られない。
そして音楽の場合、音量は進行によって大きいときと小さいときがある。平均で70~75dB、サビのアタックやフォルテシモの部分で80~85dBくらいの音量が計算通りの響きを聴取するために必要な大きさと考えられる。
部屋の響きを考える場合、何よりまずそれくらいの音量が出せる防音が第一に必要になるということでもある。
https://www.youtube.com/watch?v=L1FmuSOJ3oQ
この動画では最適な音量やその他について言及されている。
ここでステレオ再生の研究では83dBSPLが最適と言われている。
動画の詳細はあまり扱わないが、自分も考えている中でも60-80dBあたりが良いのではないかとは考えている。
というのもCDのダイナミックレンジの理論値が96dBで、波形をまともに描けるレンジはもう少し狭いと考えると、ピークで80dBちょいは欲しい。
100dBは爆音のレベルとして、90dBでもやや聴き疲れはする。85dB以内くらいが現実的に聴覚的に無理はない。
そして残響面として考えてもピーク80-85dB近くが一つの基準と言えそうに思える。
残響は直接音から-30dB〜-60dB減衰した反射音が存在する状態と定義されることがある。
-60dBをなぜ基準にするかというと、それより小さい音は聞こえないと考えられるからである。
正常な聴覚の場合、10dBくらいの音が聞こえる音の限界になる。
「響き」を聴く場合、大きな直接音を聞いた直後だから小さい音の聴取はさらに鈍感になる。
なので15dBが聞こえる音の限界だとすると、(直接音-60)dBの残響音が15dBくらいの大きさが必要と考えられる。
つまり75dBくらいの再生音がないとRT60の残響時間が理論通り作用しない。
響きを整えたつもりでも実際は想定よりも早く可聴音量よりも下になってしまい、響きを整えた効果が十分に得られない。
そして音楽の場合、音量は進行によって大きいときと小さいときがある。平均で70~75dB、サビのアタックやフォルテシモの部分で80~85dBくらいの音量が計算通りの響きを聴取するために必要な大きさと考えられる。
部屋の響きを考える場合、何よりまずそれくらいの音量が出せる防音が第一に必要になるということでもある。