モッチリ遅いコメの距離感

オーディオルーム、シアター、注文住宅などに関してのblog。

AirMac Express導入

2010-01-31 20:31:59 | オーディオ
日曜なのに雑務に追われ、くたくたです。

HDD音楽ファイルのオーディオコンポーネントへの活用には
演算性能を期待してPS3を利用していたのですが、
正直なところアップスケーラー機能は期待はずれだったうえに、
使いやすさとしてもイマイチだったので
AirMac Expressを導入してみました。




iPod touchやiPhoneにはRemoteというアプリがあり、
Wi-Fiの届く範囲でMacのiTunesを操るリモコン代わりになってくれる機能があります。



つまりAirMac ExpressとiPod touch+remoteを組み合わせると、

「iPod touch」で操作して「MacのHDDの中の曲」を「オーディオコンポーネント」で
再生できるのです。

iPod touchは持ち歩ける手軽さはメリットですが、低音質で容量も少ないです。
Macは外付けHDDで容量は大きいですが、ファンとHDDの騒音があります。
オーディオコンポーネントは高音質ですが、音楽再生の操作が煩雑です。

iPod touchの手軽さとMacのデータバンクとオーディオコンポーネントの高音質という
各々のメリットだけを利用できるというのはかなり面白そうです。

導入してみましたが、AirMac Expressがことあるごとに電源が落ちて不安定です。
不良品の可能性もありますが、とりあえず様子見です。

電源が入っている間は、おおよそ想定通りの動作ですが
RemoteでMacのスリープ状態を解除できないのは少し残念です。
いっつもMacが起動している状態を保たないと手軽な音楽鑑賞ができません。

D/A変換はまともな単体DACを持っていないのですが
オンキヨーのUSBオーディオデバイスのSE-U55XがDACとしても使えるので
それを利用しています。

やはりD/A変換の質が違いますので
SA-15S1よりも雑な音になってしまいますが
Wifiの影響やAirMac Expressのデジタル出力の品質が影響している可能性もあります。
デジタル伝送は基本的に無劣化と言われていますが、
無線伝送や複合通信機器(AirMac Express)のデジタル出力だと
少々不安な気持ちになってしまいます。
まあ、それでも現状でも十分楽しめる音ですが。

非常に快適でルームリスニングに革命となりうる利便性を秘めていますので
オーディオグレードの類似したデバイスが開発されると嬉しいなあと思います。

今後の目標のシステムがまた一段と複雑になりました。
三国志の人物相関図みたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現在と今後のオーディオシステム

2010-01-30 20:38:13 | オーディオ
新しいスピーカーはB&Wの新しいシリーズも検討もしていましたが
諸事情を考えた結果、802Dの中古を入手する方向になり、
ただ今商談を行っております。

私のシステムはサラウンドとピュアオーディオを同一空間で構成しているので
複雑な接続になり、時折自分でもよくわからなくなるので、
頭の整理のためシステムをモデル図式にしてみました。

現在のシステムがこんな感じで






今後は802DとCMCを加えてこんな感じのシステムを組むことを計画しています。





CDからの音楽再生は↓の部分のみを使用し





その他のメディアを扱う際は↓の部分を利用します。



その他DACやマルチチャンネルSACDP、AirMacExpressなどの導入を
検討してもいますが、接続がさらにややこしくなるので省略しました。(wiiもAV機器でないので略)
具体的な機種が絞れていないので、接続方法が決まらないというのも理由の一つですが、
最終的には、より手軽によい良い音が聞ける環境をどんどん作っていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DAC市場は発展途上?

2010-01-29 20:28:00 | オーディオ
フェーズテック、USB-DAC「HD-7A」を発売 - 独自の非同期転送技術を採用
http://www.phileweb.com/news/audio/201001/27/9691.html



このDACを購入検討しているわけでもなく、
聴いたこともないのでよくわかりませんが、
最近よくPhile-webでDACの新製品情報を目にします。

デジタル音楽の隆盛で、ピュア品質のDACの重要性が高まった結果に他ならない、
と言えばそれまでですが、懸念すべきは
DACを発売しているメーカーのほとんどがマイナーな弱小メーカーであることです。

SACDに限らず、Blu-rayの音声形式など
今後はPCMだけでなく、より高音質の形式も利用する場面が多くなってくると思います。
DACはアナログ信号を創り出す機器なわけですから
アナログ部分の品質も、無論大事だとは思います。
ですがやはり、現時点で販売されているDACはHDMI端子も搭載せずに
単純にステレオPCM音声しか受け付けない製品ばかりであるというのは
正直なところ、技術が貧弱すぎる気がします。
DACがニッチ市場だった頃から、
需要の増加にあわせて単純に規模が大きくなっただけのように感じます。

DACのチップ価格なんてたかが知れたものですから
量産効果が期待できる有力メーカーならば、
納得のいく価格で技術のあるDACを投入できるのではないでしょうか。

DAC分野の成長に期待です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

iPad発表!AV機能は?

2010-01-28 21:35:36 | オーディオ
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1001/28/news034.html



ノートPCとスマートフォンの中間的存在となるタブレットPCが
macから発表されるとの噂が流れておりましたが、
本日iPadというネーミングで発表されたようです。
(安直すぎて逆に意外なネーミングですね。)



機能としてはMacよりもiPhoneを大きくしたものという方が近いようで
MacOSは搭載していない代わりにiPhoneアプリは使用できるようです。
1.0GHzとAtom並のCPUを持ち,キーボードを外付けしてPCの様にも使えるようですが
Flash未対応、Macアプリ使えないということもあり、
電子書籍の普及が著作権の関係で遅れそうな日本にとって
使い人を選ぶ製品かもしれません。

ただiPhoneも最初は、その仕様に疑問が持たれていましたが
他社製の豊富なアプリケーションにより、絶大な支持を得る結果となりました。
iPadもハードの使用だけで評価を下すのは早計と思います。
iPadならでは、と思えるようなアプリケーションが出てくるかもしれません。

現在発表されている情報の範囲ではAV機能もiPhoneに毛が生えたような程度ですが
手元ディスプレイ兼コントローラーとしてAVコンポーネントの中に
組み込まれるようなことが実現して欲しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死に絶えるように

2010-01-27 19:53:11 | オーディオ
今日は早く帰宅できたので、音楽聴ける余裕がありました。
マーラーの9番の良さが分かってきて今度また聴こうと思っていながら、
半年くらいそのことを忘れて聴いていませんでしたが、
突然存在を思い出し、聴いてました。

ブルックナーの9-3にしろマーラーの9-4にしろ、
どうしてこう、9番の緩徐は死臭が漂よっているんでしょうか?
9番のジンクスを恐れて大地の歌まで作ったマーラーが
結局のところ意識しすぎて9番に死のイメージを色濃く結びつけてしまったのでしょうか。

ザンデルリンクの撰集とラトルの全集の中にあるマラ9しか所有していないのですが、
バーンスタインが名盤らしいのでバンスタのマーラー全集でも注文しようかなあ
と思っています。
改めて聴いてみて、素晴らしい曲だと思いました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブル8かと思ったらマラ3だった

2010-01-26 21:58:03 | オーディオ


今日お仕事中に、業者の説明会がありました。

説明があまりに細かすぎるうえに、話し方も極めてゆっくりで、
「半分の時間で説明できるのに、当方を理解の遅い人間と仮定して説明しているのか!」
と文句の一つも言いたくなるような状況でした。

もちろん自分にとって必要な情報なので聞く価値はあるのですが
いかんせん進行が遅いので、早く次行ってくれないかなあと思っていると、
なーんかブルックナーやマーラーの曲を聞いているのと似た気分になってきます。
名曲だと思うし、進んで聴くけれども、まーだ次の楽章いかないのかなー
とか聴きながら思ってしまうのと似た感覚です。

この前のN響アワーがブルックナー交響曲第8番第4楽章だったため、
そんなことを考えながら、説明を聞いていると
脳内でふつふつとブル8-4の旋律が押し寄せてくるではありませんか。
あの熱狂の阿波踊りを脳内再生しながら、
ブル8と説明の終結部を待っていましたが
説明の方は何時まで経っても終わらず。
結局マーラー交響曲第3番を全曲通して聴けるくらいの時間になってました。

後期ロマン派の壮大な音楽も、丁寧な説明も
理解には忍耐力が必要なのでしょうね。
集中し切れなかった自分に反省。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

N響アワーこと禿泡

2010-01-25 20:52:32 | オーディオ


NHK教育の日曜9時からN響アワーという番組があります。
NHK交響楽団の最近の演奏を聴きたいだけであればBSで事足りるのですが、
毎回テーマを決めて曲や演奏を分かり易く解説してるところにこの番組の長所があります。

またBSでは人もまばらですが、地上波の良い時間にやっているため、
2ch教育実況板で結構な人が番組を見ながら思い思いの書き込みを入れます。
N響アワーの実況は住民の固定化が進んでいますが、それでも懐の深いコミュニティで
素人から、聴き専、楽器演奏者まで様々なクラシックに関心のある人達が集まってきます。

曲についての思いをそれぞれが熱く語ったり
クラシックにまつわるジョークを交えたネタに花を咲かせたり
ミスったり、現代音楽で変な楽器がでてきたり、ダジャレが飛び出したりすると
異様に盛り上がったりと、実況スレを読み書きしながら試聴すると面白さ倍増です。
難解な曲や住民の嗜好に合わない曲が登場すると一斉に関係のない雑談を始めるので
週毎の選曲に関わらず、毎回安定して楽しめるのも実況の良いところです。

私はクラシック聴き専ですが、少し興味を持った頃から
N響アワーの実況に参加し、有用な知識や、どうでもいい知識などを仕入れていました。
御蔭で多少はうんちくを語れるようになりましたが
クラシックの鑑賞はかなり管弦楽に偏って聴いている気がします。

◆91/DEBUSSYというコテでよく出没しているので
今度見かけたら是非声をかけてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロムス2009の現代音楽が爆笑だった件

2010-01-24 20:56:28 | オーディオ
A Grand, Grand Overture - Last Night of the Proms 09


録画していたBBCプロムス2009の録画を消化したところ
アーノルドの大大序曲という曲が
なんと掃除機協奏曲?というものすごい超展開になっていました。

ソリスト達?も自然学者、コメディアン、指揮者、バイオリン奏者と無駄に豪華な布陣。
でも演奏するのは掃除機(笑)。
演奏中に掃除機をつけたり消したり、モップ掃除始めたり
勝手気ままに振る舞います。
終いには客席からの4発の銃声で4人のソリストはあえなくスナイプ
演奏中も観客の爆笑の渦で包まれていました。

曲の評価としては、正直なところよくわかりません。
ただ、コンサートでオーケストラを使ってコメディをするというのは
十分斬新な気もします。
youtubeに動画もあったので貼ってみました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

B&W 800diamondシリーズの動画

2010-01-23 21:39:33 | オーディオ
CESのB&Wブースでの個人撮影による800diamondシリーズの撮影映像が
youyubeに貼ってあったので、少しだけ紹介を
新シリーズのブラックフィニッシュは
ピアノのような質感がなんとも言えない魅力を醸し出しています。
早く実物を見てみたいものです。

CES2010: B&W 800-series Diamond (recordere.dk)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HDDをスピーカーにする!?

2010-01-22 20:51:20 | オーディオ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100123/etc_mokyu.html



AV WatchならまだしもAKIBA Watchの記事を取り上げることになるとは思いもしませんでした。

HDDの磁気ヘッドを磁石として利用し、
電流で磁気ヘッドを動かすことで振動を発生させ、
音波を作り出すそうです。

HDDに音声電流を流せば、改造したHDDから音が鳴るそうです。
もちろんピュアな音ではないことは間違いないでしょうが
HDDオーディオ隆盛の時代に、こんな意味でのHDDオーディオが出てくるとは
夢にも思いませんでした。

同人誌とか疎いのでどう入手して良いのかすら分かりませんが
チャンスがあれば作ってみたいと思ってしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする