キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

ポッポとカンの二の舞を演じまいとした野田が・・・

2011-12-11 16:19:10 | Weblog

ハトポッポ、カンカラ両政権の轍は踏むまいと安全運転を心掛けた上、言質を取られぬよう記者会見も少なくして番記者のぶら下がりも拒否、無難に過ごした如く見えるドジョウ政権だが一川、山岡に対する問責が可決された。これを受け第179臨時国会は閉会した、この2名をネタに委員会で質問攻めにあい支持率の低下を避けようとの魂胆、ドジョウもウナギの如く素早く逃げた。前任の空きカンは韋駄天並みに逃げ足が速いので『逃げカン』と揶揄されていた。党内融和を優先して多数を握る汚沢派を慮った閣僚人事だったが揃いも揃って汚沢派の2名が問責を可決された、やっぱり汚沢派は鬼門のようだ。幹事長の子分オコゼ輿石は両名を庇護して一川の発言も山岡のマルチ商法宣伝マンも何等問題ないといけしゃあしゃあ居直っていた。首相は与野党協調の熱意を示そうと51日間の会期中本会議や予算委員会などの国会審議に29回出席した。それだけ努力したのに法案成立率何と34%、提出法案38本中13本の成立は過去20年間で最低だそうだ。震災関連法案を入れてこの有様だからダラシのない結果だ。重要法案が全て未成立、特に国家公務員給与削減法案が成立しなかったので暮のボーナスは減らずに済み、国会議員も恩恵に与ってしめしめと、ほくそ笑んでいる。ヤジロベエ野田内閣だから党内で汚沢派から足を引っ張られれば消費税の増税など出来ぬ、となると不退転の決意も掛け声だけ空しく響き、結局八方塞で雪隠攻めに遭い、少数の悲哀で解散も出来ず総辞職の事態となる。また別の『適材』閣僚が失言、放言、暴言が命取りになるのも予想される。どうも『新年おめでとう』とは行かずお先真っ暗ではないか。写真は冬桜、群馬県三波川(サンバガワ)産。春、秋2回開花する。