自民党総裁選が9月29日に決まった。昨年春、ダイヤモンド・プリンセス号から始まった新型コロナウイルス症、関東地方から全国に感染者が急増、政府が緊急事態宣言を発令した。8月28日安倍首相が体調不良で急遽退陣を表明、二階派が間髪を入れず官房長官の菅義偉氏を後継総裁に推した。党内7派閥のうち5派閥が菅氏を支持、圧倒的多数で岸田、石破両候補を破り菅総裁が誕生した。最近の世論調査では菅内閣支持率30%台に低迷している。コロナもデルタ株の感染力が強く、陽性者が倍増中だ。五輪、パラリンピック開催した為、コロナ感染者が増えたのも、豪雨、長雨も、猛暑も菅のせいだ、と言い兼ねない勢い。常軌を逸したマスゴミが野党と一緒になって、悪口雑言を浴びせ菅叩きに余念がない。この評判の悪い菅首相では選挙に勝てぬと自民党若手3回生以下のボウフラ議員が駄駄を捏ねて騒いでいる。所謂安倍チルドレンが反発中の模様。二階、石原派以外の派閥は菅指名出来ない状態だ。中選挙区時代の各派閥の長は札束に物を言わせ若手を牛耳っていたが、今や政党助成金時代、派閥も親分の威力も今や何処、昔の面影は欠片もない。96人いる最大派閥細田派は細田会長が首相再選支持を表明したにも関わらず、派として纏められないご粗末さ。当選3回以下が55%もおり『菅支持』に拒否反応を示す連中がかなりいる。これを見越して下村政調会長が出馬の意向だ。現役の政調会長が現総裁に挑む構図は常識的ではなく、異常だが、中老年も型破りの時代のようだ。現在総裁選出馬表明は菅、岸田の2名、下村、高市が支持者20人集めに奔走中、巷で人気があるが党内では嫌われ者の石破茂。己の派閥から次々逃げ出されて現在17名、“出るに出られぬ支持者が足りぬ“の体たらく。さぁ~どうする、どうする。今や昔、小泉チルドレン、小沢ガールズなどのうたかた候補は選挙の洗礼を受け正に元の泡になって消えていった。政党が議員候補を選ぶ基準は男女共第一が『ご面相』『見てくれ』の良し悪し、『肩書』『喋りが達者』だ。最大の目的は当選させて『頭数』を増やすことだ。人間性など無視。野党、特に日共は女性候補優先だ。このような選考方法だから男女共当選後『あるまじき行為』などで党の顔に泥を塗る輩が出てくるのは当然の成り行きだろう。菅では当選出来ぬと喚いている安倍チルドレンなどの泡沫議員は己の実力不足を喧伝しているに等しい。次の総選挙で試練を受けて消滅するよう切に願っている。
【新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、東京都などに出されている緊急事態宣言の再延長は避けられない情勢だ。この夏にその東京で五輪・パラリンピックを開くことが理にかなうとはとても思えない。人々の当然の疑問や懸念に向き合おうとせず、突き進む政府、都、五輪関係者らに対する不信と反発は広がるばかりだ。冷静に、客観的に周囲の状況を見極め、今夏の開催の中止を決断するよう菅首相に求める。選手をはじめ、五輪を目標に努力し、様々な準備をしてきた多くの人を考えれば、中止はむろん避けたい。だが何より大切なのは、市民の生命であり、日々のくらしを支え、成り立たせる基盤を維持することだ。五輪によってそれが脅かされるような事態を招いてはならない。まず恐れるのは、言うまでもない、健康への脅威だ。「コロナに打ち勝った証し」も消えた今、五輪は政権を維持し、選挙に臨むための道具になりつつある。国民の声がどうあろうが、首相は開催する意向だと伝えられる。そもそも五輪とは何か。社会に分断を残し、万人に祝福されない祭典を強行したとき、何を得て、何を失うのか。首相はよくよく考えねばならない。小池百合子都知事や橋本聖子会長ら組織委の幹部も同様である】朝日新聞が五輪中止を訴えた社説の一部だ。コロナ五輪、殺人五輪などと悪評流した日共、立憲党。慶應大、金子勝は、おつむから湯気を立て「世界から変異株を集め、世界へと拡散させる東京五輪」「東京五輪の選手・関係者も陽性者数も増えている。世界変異株五輪だ」「高齢者の感染者の割合低下していると強調する菅はバカか?まだ65歳以上でも4割も2回目を打たないまま、東京五輪に突っ込んでいる。全国民のうち1回目接種でまだ33%にすぎない。恥じるべきなのに」言いたい放題だった。さて無観客で開催した東京五輪は無事終了した。果たして各国選手は日本国民に新型コロナウイルス症を感染させただろうか。またアスリートが新型コロナウイルス症で倒れたり、競技が中止になったり、しただろうか。コロナ禍の中、五輪を成功させた我が国に対して、各国のアスリートから感謝され賛辞が浴びせられた。五輪前マスゴミが騒いだのはデマだったと五輪後はっきりした。社説で東京五輪中止を叫んだ朝日新聞社と高野連主催の全国高校野球選手権を甲子園球場で開催中だ。原則無観客と言うが、無人ではない、生徒や保護者ら学校関係者限定各校最大2.000人、ブラスバンド応援50人以下。主催者朝日、日頃の行いが悪いから連日雨に祟られ、日程がずれにずれ込み、大会運営に四苦八苦。過去最多の7度目の順延。お陰で気の毒なのは選手達、如何に水はけの良い甲子園球場でも、降り続ける雨の中、水田のような泥濘のグランドで夜10時近くまで試合をやらされた。『生命・健康が最優先』だと叫んで人命を大切にする朝日新聞が主催だから、新型コロナウイルス症の罹患者が出ないと思うのは、大なる錯覚。地方予選の神奈川県大会では選抜優勝校の東海大相模高校は登録メンバー17人が新型コロナウイルス陽性判定を受けたため、神奈川大会の参加を辞退。準々決勝で不戦敗となった。また城郷と藤沢工科も、コロナで不戦敗となった。朝日は全国の地方大会のコロナ不戦敗高校の報道をしていない。甲子園の全国大会では東北学院は1回戦で愛工大名電に勝ったが、選手1人が新型コロナウイルス陽性、濃厚接触者は、選手2人と補助員1人、朝日新聞の担当記者1人の計4人。2回戦で対戦する予定だった長野の松商学園は、不戦勝。宮崎商業は選手13人が新型コロナウイルスに感染して19日の初戦を前に出場を辞退。対戦予定の智弁和歌山高校は不戦勝となった。世界中205か国が参加する五輪は中止せよと叫び、日本の高校部活動の49校の野球大会は2校が新型コロナウイルス症で辞退しても中止はしない。全国高野球大会の始まりは所詮、朝日の部数拡大の方便だった。“他人に厳しく己に甘い”朝日の体質”は相変わらず続いている。
人口378万人、日本一の市長選が8日告示された。選挙人名簿登録者314万人と多い、ヨコハマ市長ダービーには8頭も出馬した。太田正孝、田中康夫、小此木八郎、坪倉良和、福田峰之、山中竹春、林文子、松沢成文。過去の最多候補者は1982年と98年の6人で、今回最多更新して現職、国会議員、前知事、大学教授、市議など多彩な顔ぶれだが、どれが駿馬か駄馬か、各馬何票獲得するか。市民の高齢化が進む横浜市の財政は厳しい。そこで目を付けたのがIR(カジノを含む統合型リゾート)誘致だった。市長林文子、自民党、地元経済人などが一斉に動き出した。これに真っ向から反対する共産党など支持者がカジノの是非を問う住民投票を求める署名運動を行い19万筆集めた。野党は住民投票を求めたが林市長は投票実施の「意義を見出せない」と表明、市議会もこれを否決した。今回の市長選は『R賛成か、反対か』を最大の争点にしようと反対票を見込んだ立憲党の江田賢司、浜のドンこと藤木幸夫らが山中竹春を担ぎ出し、共産党も同調した。一方自民党では小此木が急遽、大臣を辞任、議員辞職して、IR横浜招致反対の旗印を掲げて市長選に出馬した。菅首相から地元の国会議員、県議、市議が一斉に小此木支持に回った。8候補者はIR賛成派2,反対派6に分れ、反対派が票の取り合いになる。元来林市長は旧民主党が担ぎ出した玉だった。林市政3期12年の多選、75歳の高齢者などを理由に、今回は林を支持せずと自民党は表明していた。12年も市政を預かった林だが、これといった目ぼしい業績はない。公立中学校給食は首都圏、一都五県では100%実施されているのに神奈川県では27.1%と低く、横浜市に至っては公立中学の給食ゼロ。今後実施する気配もない。代わりに『ハマ弁』(配達弁当)なる弁当を希望者は注文する。これが不味い、冷たい、高いと甚だ評判が悪く、利用者は増えない体たらくだ。太田候補が指摘するのは横浜林市長が時価200億円の関内駅前旧市庁舎をたったの7600万円三井不動産の企業グループに叩き売りと指摘、売却を中止させるとしている。今春始まった高齢者に対するコロナワクチン接種の不手際は酷かった。集団接種予約は電話、パソコンを使って1000回やっても繋がらず予約出来ない高齢者が続出、数日振り回された。予約出来た者は運がよかったとまるで宝くじの1等に当選したようだった。開業医は”医は算術”でソロバン片手に「診察券のない者はお断り」の異口同音、数区の開業医も同じ、医師会が音頭を取ったのだろう。業を煮やしてキツツキは大手町の自衛隊大規模接種センターに予約、やっと接種出来たが、交通費を使って半日潰れた。8頭が出走するが、団栗の背比べになって、票が分散すると公職選挙法で定める「法定得票数1/4以上」に届く候補者がいないと再選挙になり13億円がムダ金になるそうだ。高砂百合、朝顔
立憲、共産党の連中が五輪開催反対、五輪中止を喚いている。五輪を開催すれば日本のコロナ患者が増えるのが理由だ。外国の五輪関係者、選手が新型コロナウイルス症の罹患者か、コロナウイルスをわんさか運んでくるバイキンマンに見立てているのだろう。随分失礼な話だ。日本が2013年IOC総会で五輪招致について滝川クリステルが日本の『お・も・て・な・し』を全世界に喧伝したのは一体何だったのだろう。支持率5%の立憲党の貴重なご意見の推移はお笑いだぜ。先ず5月10日立憲代表枝野幸男は「五輪開催は不可能と行ってもいい」と断言した。5月31日立憲党都議選公約では「五輪は延期か中止」と決め付けた。6月18日こちら代表代行のレンホウが「命を守るためになすべきは五輪中止」と五輪を死に神にする。7月7日になると枝野「東京五輪開催なら無観客にしろ!」そして7月8日に無観客開催が決定するや枝野は「五輪中止または延期!何事もないかのように実施されるのは到底理解できない」と開催反対を叫ぶ。五輪開催前々日の7月21日に枝野「応援したいが、もはや平和の祭典ではない!」と決め付ける。それじゃあ「戦争の祭典」か「コロナの祭典」にするか。川内博史「陛下が開会式で大会の中止を宣言されるしか、もはや止める手だてはない!」と遂に常軌を逸す。常日頃平和憲法を護ると有難がっているマッカーサー占領憲法第3条、4条には何が書かれているのかね。ご都合主義の最たるもの。7月23日五輪開幕日にレンホウは「感染拡大の状況で五輪強行することは反対!」7月24日副代表原口一博「今からでも遅くなく、五輪はやめるべき」と来た。驚いたね。これは、まるで昭和11年の二・二六事件に戒軍司令部が発した『兵に告ぐ』の文言ではないか。「・・今からでも決して遅くはないから直ちに抵抗をやめて軍旗の下に復帰する様にせよ。・・」と戒軍司令官香椎中将名で発しNHKが放送した。この放送原稿は昔キツツキも放送博物館で拝見したが陸軍省用紙に鉛筆書きだった。7月25日になるとレンホウ「素晴らしいです!ワクワクしました!」五輪をテレビで昼夜楽しみ手放しの喜びよう。レンホウ「五輪反対なら応援するなではない!」五輪反対を叫んでいたレンホウ、ヒステリックに切れる。7月27日幹事長福山哲郎「日本人選手の活躍は大変喜ばしいし、私はTVを見ながら応援している」五輪中止などどこ吹く風。見事な変心振り、7月28日になると国対委員長安住淳「競技がスタートしている中で五輪中止は現実的ではない」やっと正常な神経に戻ったようだ。7月29日枝野「中止すればかえって大混乱を招く」と全く無責任な連中だ。これが野党第1党立憲党の最高幹部だ。