キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

我田引水の潘国連事務総長

2013-08-28 06:14:55 | Weblog

中国から1000年以上痛め付けられた韓国は中国に対しては、からきし意気地がない。1949年6月米軍が韓国から撤退完了した翌年1950年6月スターリンの許可を貰った金日成の北朝鮮軍が南進した。不意打ち食らった韓国軍は後退に次ぐ後退、占領地の韓国人をも北朝鮮兵に仕立てて攻撃に参加させ、次に毛沢東が援軍を送った。それが中国軍の義勇兵と称する兵力だ。釜山まで追い詰められて、海に落ちそうになった韓国軍、大統領は李承晩だった。その時李が韓国政府を福岡・博多に移すとやらかしてマッカーサーに怒鳴られたという話がある。中国とは陸続きだ、60年前まで散々やれたからグーの音も出ない。貿易高でも1番の客だから逆らえない、相変わらず朴大統領がご機嫌伺いの幇間外交をやっている。北朝鮮には騙されては金や食料の援助を取られ続けている、好い鴨だ。開城工業団地に加工機器、原料などを置いたまま追い出され、未だに解決を見ない。オヤジの金正日に続いて若造の金正恩にも手玉に取られている。その韓国が日本に対しては傲慢無礼、尊大な態度をとっている。最高裁までもが盗品の仏像は過去に朝鮮から持ち出された物だから返却する必要がないとの判決を出した、根拠も示せず、ただ朝鮮製の仏像が理由。戦時中の徴用工が損害賠償を求めた訴訟も徴用工の要求を支持する判決を高裁が出した。1965年の日韓請求権協定で韓国人の個人請求権は消滅しており、完全且つ最終的に解決済みだ。国際協定も無視するようでは世界各国からも相手されなくなる。韓国の潘基文が国連事務総長に就いた時には不安があったが、これは杞憂ではなかった。大統領を退任した後、訴追を恐れて自殺した盧武鉉の外交通商相だったのが潘の前歴だ。盧武鉉は対日強硬外交をやり、潘も右へ倣えをして強硬姿勢だった。北朝鮮に対しては前任の金大中に倣って太陽政策をとって、援助した。莫大な金は北の国民の救済には使われず核爆弾、核ミサイルの開発に役立った。潘が韓国で記者会見して「北東アジアの国々が憂慮している日本政府の平和憲法改正の動きに対する立場」を問われ、「日本の政治指導者は極めて深く自らを省みて、国際的な未来を見通すピジョンが必要だ」などと生意気な言い分だ。また「正しい歴史認識を持ってこそ他の国から尊敬と信頼を受けられるのではないか」と日本の安倍政権を非難している。大きなお世話だ、自国の前、現大統領にこそお説教すればいいだろう。潘も事務総長になった途端に韓国人の職員を増やしたという。1952年李承晩ラインを勝手に設定、竹島を自国領土と主張して武力占拠、強盗と何等変わりがない。この線を越えて操業する日本漁船を拿捕、漁民を抑留、殺害して、漁船を没収した。1965年に国交が回復するまでに、拿捕された日本漁船が328隻、日本人44人が殺傷され、3929人が抑留された。戦勝国でもないのに、やりたい放題を繰り返した。現朴大統領は中国のみならず自国民のご機嫌を常に取っていないと支持率が低下して二進も三進もいかなくなる。タイコモチを演じて保身を図っている。国連事務総長が中立性、公平性を保つのは当然の義務だ。こんな手合いが2007年から6年間、事務総長の椅子に座り続けている訳だ。日本では国連、コクレンと公正中立だと勘違いして有難がっているが国連はそもそも第2次世界大戦の戦勝国の利権を守る機関だ。『United Nation』とは『連合国』であるが、日本では『国際連合』と和訳したから恰も中立・公平な機構だと思われている。戦勝国の米英仏中露の5カ国が安全保障理事会の常任理事国で拒否権があり、1国でもこれを行使すれば決議できない。残りの10カ国は2年交代で替わる。国連の分担金の率は上限22%だ。米国22%、日本10.8%、独7.1%、仏5.6%、英5.2%、中5.1%、伊4.4%の順。財政的義務を負う191加盟国で分担金を全額支払ったのは134カ国だ。敵国条項に入っている日本、ドイツ、イタリア3国、旧枢軸国が負担金の22.3%も支払っているが好い面の皮だ。金は取られるが見返りはない。武力がないと国際的にもバカにされている。新興宗教みたいに『平和憲法』『ヘイワケンポウ』と御題目を唱えていたから68年も平和だったと大真面目に言う政治屋がいるし、メディアもある。

 


古川柳”先生と 言われる程の 馬鹿でなし”

2013-08-25 05:45:25 | Weblog

大きな病院のベテラン看護婦が嘆いた。診察に来院する患者で一番手を焼くのが教員だというのだ。現役でもOBでも職業が教員だと直ぐ判るそうだ。中途半端の医学知識があるのでアレコレとうるさい、あまりに酷い場合には「ここでは貴方は患者ですよ」と一喝するのが効果抜群だという。優しい顔をした看護師から突然大声でやられるので驚いて黙ってしまう。医師が注意すると『先生』同士なので角が立つが、そこは女性だから大人しくなるようだ。教師は大学を卒業すると直ぐ教職に就く、教員同士はお互い『先生』と呼び合う、相手は学童、生徒、学生だから必ず年下だ、例外は定時制高校と大学位だ。こんな教員村で定年まで過ごす。一般社会いわゆる娑婆の空気を知らない、ある意味ではイビツな環境で過ごしていた訳だ。政界でも田中派が議員数と金の力で自民党内を席捲していた頃角栄、金丸の虎の威を借りた小沢が鼻息荒く遣りたい放題だった。海部俊樹を首相にする時、『担ぐ神輿は軽くてパーが良い』と公然と言ってのけた。確かに言い得て妙だ。昨年の衆院選挙でも民主党から子分共を引き連れて飛び出した小沢はオノレの醜い風貌と醜聞では人気が沸かない、それでは党の看板にと滋賀県知事の嘉田を誑(たら)し込んだ。元々政界進出に色気を見せていた嘉田だから、小沢傀儡師の甘言が効いた。「貴女が代表になれば100人は軽く当選しますよ」と殺し文句を囁いたから、さァ嘉田婆さん天にも昇る気持ちになってコロリと参った。新党『日本未来の党』を結成、代表に就任、全国を遊説して歩いたが結果はご存知の通り惨敗に終わった。地元滋賀県でさえ当選者ゼロ、もっとも選挙中、傀儡師小沢とマリオネット嘉田との対立が始まったから当然の帰結だった。嘉田も元は教員だ、娑婆知らずの婆さんが小沢の術中にまんまと嵌ってしまった。一般社会でも教員OBを担いで踊らせるマリオネットがある。『センセ』『先生』と煽ててチヤホヤすると容易にお御輿に乗っちゃう。昔の教員時代に回帰した気分に浸れる、夢よ、もう一度だ。傀儡師は腹に一物あるから甘言で近づく、人形の方も直ぐにOKするのは沽券に関わるから、一拍置いてから傀儡師の誘いに乗る。後は人形遣いの手腕だ。会議や講演会などで挨拶をさせるからスポットライトを浴びる。反対にクレームなどが発生すれば、これも傀儡に始末させる。その辺が傀儡師の腕の見せ所だ。人形に疑問を抱かせては駄目だ、感じさせないのが人形遣いの手練だ。何時も傀儡を満足させるのが腕の見せ所だ。傀儡師は口車に乗せて、意のままに動かすのである。一般大衆、聴衆は、その辺の裏事情が判らないから拍手喝采、傀儡にしてみれば正に幸せの絶頂だ。傀儡師と傀儡とは役者が違う、人形遣いの方が数段上だ、勝負にならぬ。古川柳に”先生と 言われる程の 馬鹿でなし”があるが”先生は 言われる通りの バカだった”の方がピッタリだろう。写真はスッポン、産卵の為に陸に揚がって来た。


日光猿軍団は決断 社民党はジリ貧 

2013-08-22 06:04:52 | Weblog

 

 

『猿は木から落ちても猿だが代議士は選挙で落ちたらただの人だ』昔大野伴睦が、落選議員に憐憫の情を表わした言葉だ。昔から『猿回し』は1匹か2匹を操るのが多く神社の境内などの空き地でやっていた。猿が集団芸をするので当初は驚いたが、その日光猿軍団が年内に閉園するそうだ。かなり前にテレビに出演したので見たが『お猿の学校』は人気を集めていた。間中社長の閉園理由は「調教師は韓国など外国人が多数だった。大震災で帰国したまま、戻って来ないのが原因だという。また猿が28匹いるが大半が10歳後半から20歳で人間の60代に当たるのだそうだ。還暦を迎えて猿の動きが鈍くなってきたのも一因。それに年間100万人も来た入場者の激減が相当応えたようだ。政界でも人気を加速度的に落として消滅寸前状態の社民党だ。その一端の責任がある村山元首相が記者会見で「社民党はこのままいっても先がない。新しい党を作ることがあってもいい、憲法や原発の問題で共通する野党の再編に向けて発展的にすべきだ」と述べた。「社民党の皆さんが火付けなって働くことも大事だ。党の皆さんは納得してくれると思う」とも述べているが、富市さんよ、皆さんと複数で表現する程議員がいないではないか。衆院議員は2名で照屋寛徳が沖縄2区だけで吉川元は比例九州。参院議員は3名共比例だ。聞く耳持たぬ悪評高いピンク福島瑞穂、吉田忠智、又市征治。合わせてたった5人、政党要件に届いて政党助成金に在り付く始末。比例選がなければ照屋1人だ。その片手の数でも渋々党首を辞任したミズホの後釜も決められず、又市が代行している。社民党の衰退も自社さ政権の傀儡首相に村山が付いたのが発端だろう。土井たか子が『山が動いた』と言ったブームが起きたが自民党の自滅により”漁夫の利”を得たに過ぎない。後は潮が引くように議員数を減らしていった。社会党時代から特に北朝鮮とは親密で”give and take”の臭い中だった。”日本人拉致事件”は産経新聞のでっち上げだと断定して、拉致事件を認めたのは最近の事だ。土井が社民党候補にと引き摺り込んだのが”貧乏神のピンクミズホ”。民主党ルーピー鳩山政権は国民新党と社民党が連立を組んで発足した。ミズホも成れるとは夢にも思わなかった大臣になれたのがうれしくて、嬉しくてルンルン気分でいたが、沖縄の基地問題で対立、大臣を辞任して連立を解消した。またサッサと社民党を見限って民主党に草鞋を脱いだお陰で、議長になったり、大臣になったりした有象無象も今回の衆院、参院選挙でキレイサッパリ落選して”ただの人”と相成った。慶賀に堪えない。国民新党も雲散霧消して欠片もない。噛み付き亀、静香は辛うじて、どこかのグループに食い付いている。女房から三行半を投げ付けられた小沢の生活第一、こいつも風前の灯だ。元来価値のない粗悪で異質な材質で作ったガラクタ茶碗が数個割れたからと接着剤でくっ付けても価値があるものが出来る訳がない。水を入れても漏るようなお粗末な茶碗だ。こんなのは捨てる以外にない事を悟らないから政界再編の主役を買って出ろ、などとのドンキホーテが顔負けするような空想を記者に喋る。『覆水盆に帰らず』というではないか。社民党の生き残りも余生幾許も無い。貧すれば鈍するというが山本太郎と手を組むなどと噂がある。君達が日頃叫んでいる『民意を聞こう』では答えは直ぐ出る。日光猿軍団と社民党どちらが惜しまれるか。惜しまれるのはお猿さんの方だろう。グッドバイ!! グッドバイで思い出した。童謡グッドバイグッドバイ ♪ グッドバイ グッドバイ グッドバイバイ 社民は終わりだお手上げだ 選挙に落ちたら(父さんお出掛け手を挙げて 電車に乗ったら) グッドバイバイ・・・昭和9年雑誌『コドモノクニ』に発表された。昭和11年にレコード録音されたが、時代の流れの中で、『敵性語の歌』とのレッテルを貼られ、発売禁止になった。この曲が日の目を見るのは終戦後のことである。

  

 

 


安倍さん!! 期待外れだぜ 反日メディア

2013-08-18 15:30:07 | Weblog

自民党新内閣組閣の風景。官邸に呼び込まれた新大臣は記者会見して大臣就任の抱負を述べる。就任先の省庁が用意した挨拶用原稿を読めば済む。何せ、教養と知性に溢れる新大臣だ、年だから老眼だ、それと漢字の読み違いを慮って文字は大きく漢字には全てにカナを振ってある。新大臣も「図らずも・・大臣を拝命しました・・です。今後・・・について勉強します」なんて事だから官僚を使いこなせる訳がない。かなり前の組閣で新大臣の会見で異様に感じたことがある。「朝日新聞ですが大臣は今後靖国神社に参拝しますか?」こんな質問を全ての大臣にしていた。多分新米記者がデスクに命令されたのだろう。朝日にとっては大臣の抱負などより靖国神社を参拝するかしないかの方が重要項目なのだ。今年の8月15日に安倍首相が参拝を見送った。中韓政府を刺激しないように配慮した結果だ。口先では靖国参拝反対を公然と叫んでいるマスコミ、朝日、毎日、地方紙では中日、東京、信毎など数々あるが、本心では参拝取り止めは期待外れで困っている。因ってその系統のテレビ、毎度低能なごますりを喋っている迎合コメンテーターなどは安倍叩きに苦心している。そこで戦没者追悼式の式辞で安倍は日本の『反省』と『加害責任』に触れなかった。何事かと言う訳だ。早い話が中韓の代弁をして秋波を送ってイチャモンをつけているに過ぎない。今迄『反省』を述べた首相もいるが、これも事務局の作文だ。TBSは早速「終戦の日の総理の式辞が、この20年間受け継がれて流れに変化がありました」「安倍総理の戦没者追悼式の式辞を巡って批判の声が上がる事になるのです」今後日本中から非難されるのを煽って期待している。また「『皆で靖国神社に参拝する国会議員の会』100人以上の議員が参拝するなど昨年の2倍でした」異常増殖のように言うが自民党議員が増えたのだから当然だろう。また韓国の国会議員4人が靖国神社付近で反日アピールしたのに対して「靖国神社の近くで取材していた韓国メディアに対し、日本のグループが挑発行為を行い、警官隊と衝突する騒動も起こりました」と非難している。非常識な韓国議員達が日本に来て神社の前で非礼な行為をする事こそ非難されて然るべきだろう。韓国の放送局と思えるような偏向報道だ。中国や韓国で日本でやっているような放送、記事を書けるだろうか。言論の自由を謳歌している反日メディアが蔓延っている。日本は良い国だな~。

 

 


持って生まれた 小児、幼稚性・・・

2013-08-08 09:26:46 | Weblog

”稚気愛すべし”と言えないのが民主党だ。野田政権が主導して始まった社会保障制度の抜本改革を巡る自民、公明党との3党実務者協議から離脱した。理由は至って簡単だ。民主党の主張が通らないからだと駄駄を捏ねた訳だ。現行制度の枠内での改革を主張する自公両党に対して、最低補償年金の導入を含む『抜本改革』を求めており、参院選前に中断していた。民主党自身も参院選には逆風が吹いているとは感じていたがこれ程酷い結果になるとは想像していなかっただろうし考えたくもなかった。現状を逃避しての楽観主義だった、人間誰しも贔屓目で見ているから当の本人達は気付かない。国民会議の最終報告書に民主党案が盛り込まれなかったのは①最低補償年金創設  月7万円に満たない低年金者に不足額を税金で補償する。これは財源不足の理由で没。公的年金制度の一元化  自営業の国民年金、サラリーマンの厚生年金、公務員の共済年金を統一。否定された理由は正確な所得把握が困難である。後期高齢者医療制度の廃止 廃止して国民健康保険に移行する。現行制度は既に定着している。今更変更することはない。この3点が無視されたから3党協議から抜けた。民主党は桜井政調会長、長妻元厚労相、山井元厚労政務官が協議、口先番長長妻が離脱して政府を追及していく方が得策だと主張して協議会離脱を決めた。無責任に政府を責めるのは天下一品だ。重箱の隅を長妻楊枝でほじくるなど得意中の得意だ。民主党内でもまともな意見があり、離脱するのは『無責任の謗りを免れない』と反対する者もいたようだ。何れにしろ、参院選で大敗を食らって脳震盪を起こしているが、元々正常な思考回路がない。政権執る前から持って生まれた素質の小児、幼稚性がまたもや現れたに過ぎない。気に入らなければ直ぐ拗(す)ねる、地団駄踏んで悔しがる。座り小便もしかねない。こんな幼稚な民主党の成長を待つより第3極から自民党と互角に対抗できる政党の出現が望まれるが、無理をして遮二無二くっ付けてもまた民主党のエピゴーネンが出来るだけだ。みんなの党のアジェンダ渡辺が枝(江田)を払った。今の所、江田は一兵卒になって党内に留まるそうだが、腹(はらわた)は煮え繰り返っているだろうから、このまま平穏に行くとも思えない。一呼吸おいてから同志を募って『日本維新の会』党内の内輪揉めもあるから一波乱を期待する。


目の上のタンコブ

2013-08-06 09:23:06 | Weblog

衆院18人、参院18人たった36人のみんなの党だが、『日本維新の会』との連携を巡って渡辺代表と江田幹事長の意見の対立があったが選挙は終わっても確執は続いているようだ。『官僚依存の自民党、労組依存の民主党とは違い、真の改革ができるのがみんなの党』だそうだ。自民党ではどうもウダツが揚がらぬからと嫌気が差した渡辺が2009年自民党を離党して発足した。一匹オオカミの江田は無所属だったが渡辺の誘いに乗って参加した。渡辺自身、俺がオレがの独善的な人間だ。一方の江田も元々協調性に欠ける嫌いがある。それ故どこからもお座敷が掛からなかった。ただ一人だと気が合うも合わぬもない、気楽なものだ。江田は地元では不思議に人気があるから選挙には強い。『唯我独尊』これが習い性になっているから渡辺にやいのやいの言われるのは面白くない。腹に据えかねるのだろう。一方の善美も名前は女性みたいだが、これも人並み以上に鼻っ柱が強いから妥協なんぞ大嫌いだ。渡辺アジェンダにとって、江田は”目の上のタンコブ”気になって仕方がない。そこで小党の中での『竜虎相搏つ』の図となる。渡辺は幹事長の江田を更迭するのではないかとのニュースが流れているが、そうなれば江田はタンカを切って離党するだろう。どうせ付いてくるのはいないから、たった一人の旅烏、♪ 西へ飛ぼうが 東へ行こうが とめてくれるな 花すすき これでいいのさ おっかさん 番場宿忠太郎じゃなくて、なァ~江田憲司さん、瞼の母の一節だ。


弥二喜多道中 旅の恥は掻き捨て 始まり はじまり

2013-08-05 10:17:40 | Weblog

国会議員恒例の建前は外国視察旅行だが実際は”物見遊山の旅”が始まった。口火を切った”弥二喜多道中”の面々は衆院予算委の与野党議員、山本有二、伊藤達也、岩屋毅、遠藤利明、西銘恒三郎が自民、公明の石田祝稔、それに維新の坂本祐之輔の7人の侍の”呉越同舟”だ。訪問するのは債務危機に陥ったポルトガル、アイルランド、スペインなどで、我国でも同様な混乱が起きないように意見交換するというのが大義名分だ。費用は随行職員2人分も含めて約1300万円。公務員給与引き下げ、生活保護費の切り下げだ、天文学的借金だ、やれ財政難などと言いながらオノレ達は外遊、文字通りのお遊び、見物の息抜きだ。費用は表向きであって訪問国の我が大使館員が下にも置かぬお持て成しだが、その費用は全て大使館の公費で賄うがこれは旅行費用には入っていない。お陰で大使館員は通常業務が出来ないし、議員は踏ん反り返り”我こそ日本の天下国家の趨勢を握っているような”大言壮語の尊大振りだから、館員はご機嫌伺いから、肩揉み迄、堪ったもんじゃない。大使館が毎年悩む頭痛の種だ。議員は報告書を国会に提出するのだが同行職員が痒い所まで手が届くようにレポートを作ってくれる。弥二さん喜多さんは署名すればOKだ。どうせ提出されても誰も読まない。気楽な稼業と来たもんだ。衆院の『海外派遣経費』は今年度4億5300万円で昨年度より1200万円増額だそうだ。衆院の予算は東日本大震災の復興対応で昨年度より3.3%減らされている。しかし『議員秘書関係経費』や『海外派遣経費』は増えているという。海外旅行は国会閉会中の夏休みに集中するそうだ。ことしは衆、参院選挙も終わったばかりで後3年は選挙がない。安心して物見遊山に出掛けられる。当選して喜び、御ほうびは”素晴らしい海外旅行付きの夏休みだ”アア~極楽、gokuraku!!。他の委員会の連中も次々御外遊される、人数は例年100人以上だ。参院も負けてはいない。今年度、海外派遣費用として『議員旅費』が1億4800万円計上されているから、夏休みの間に6億円余りが名目は”視察旅行”で消える。”弥二喜多道中”旅の恥は掻き捨ての始まり、ハジマリだ。国民には増税、年金保険料を上げて扶養控除は減らし、来年から消費税率引き上げだ。議員連中は党利党略、私利私略に現(うつつ)を抜かし国家、国民は置いてけ堀。個人的には立派だが徒党を組むと低劣になるのはどうしてだろうか。古より言う”朱に交われば赤くなる”ということか。オノレ達に都合のいい”公費旅行”を地方議会、都道府県、市町村議会に伝播、直ぐ真似る。議員バッジがいい例だ。まるで国会議員様と見間違える。連日飽きもせずテレビで、阿呆なコメントをノタマっている連中のご感想は?これは聞かなくとも判る。

 

 

 

 


参院で二重投票のマジック 又市、糸数が

2013-08-03 07:38:56 | Weblog

虎ならぬ小沢の威を借りて民主党参院会長として7年間も参議院に君臨し独擅場(どくせんじょう)にしていた鬼オコゼ輿石が副議長になった。民主党が第二党に陥落したので念願の議長にはなれなかった。この副議長選挙は投票数が議員数を3票上回り、初の再投票となった。二重投票を認めた社民党の又市征治党首代行の言い訳は「故意にしたのではない」と言い訳にならぬ、言い訳だ。知らず識らず再投票したのだろうか。夢遊病者か、不思議な話しだ。社民党は現在衆院2名、参院3名の消滅間近な政党だ。又市は69歳、富山県庁に就職、自治労富山県本部執行委員長になった。労組役員の次の就職先としてから社会党から参院選に出馬、比例代表で当選したのが2001年、2007、2010年の3回、2013年幹事長に、同7月ピンクミズホが敗戦の責任を執って党首辞任したので、現在党首代行だ。2007年『週刊新潮』が議員宿舎でマッサージ師との男女関係を報じた記事に対して、事実無根であり、著しく個人の名誉を毀損する誹謗・中傷の記事だと新潮社を相手取って3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こした。また出版前日に出版差し止めを求めた仮処分申し立てたが、裁判長は「記事が公務員である又市の人格的評価及び議員宿舎の利用の是非に関する批判であり、公益性がない、また真実でないとも明白には言えない為、差し止めは許容できない」として事実関係には踏み込まず却下した。その後何度も又市側から和解を持ち掛け、それを同誌が拒否すると一方的に訴訟を放棄した。又市の全面敗北、週刊誌の記事『愛人マッサージ嬢と議員宿舎で・・』を事実上認める結果となった。現在又市は麻生のナチス発言を最大限に利用しようと目論んでいる。麻生本人は固より、安倍首相にも任命責任があると”不等辺三角形の垂れ目”を益々下げて、直ちに予算委員会を開けと意気軒昂だ。まァ『蟷螂が斧』だと一笑に付されて終わりだろう。もう一人が無所属の糸数慶子は「単純なミス」と釈明したが、これも納得出来る理由ではない。どうしたら2票入れる事が出来るのか説明させるべきだ。手品師は寄席かテレビで妙技を披露すればいい。両者相談の上か、偶然か投票妨害を意図した行為だろう。その糸数は65歳、バスガイドから1992年沖縄県議を3期、2004年参院選に出馬に当選、調子に乗って2006年には沖縄県知事選に出たが現知事の仲井眞弘多に敗れた。2007年再度参院選に立候補、当選して復帰、先の参院選にも当選したので参院3期目だ。斯様にお粗末さが続くと、いよいよ参議院が良識の府ではなく衆院選の落選議員の再就職先であり、くたびれたタレント、中古で使用不能のスポーツ選手、官僚の落ち零れ、労組幹部の就職先でもある救済組織に過ぎないことがハッキリした。輿石も衆院選に落ちて参院にくら替えした再就職組だ。輿石は寡って「日教組は政権交代にも手を貸す。教育の中立などと言われても、そんなものはあり得ない。私も永遠に日教組の組合員である自負を持っている」また山梨県で教員を違法・脱法の政治活動に駆り立てた山梨県教職員組合の委員長上がりで『日教組(日狂狙=サル)のドン』と呼ばれる存在だ。自民党内では輿石と書くのにかなり抵抗があったようだ。過去に何度も煮え湯を呑まされ、火傷をした経験があるのだから当然だろう。輿石ではダメだと強硬に主張して然るべきだった。輿石は副議長になりたい一心で「過去の運営で色々あったが、反省すべき点は反省する」と自民党溝手参院議員会長に述べた。どうせ口先だけだ。腹の中ではアカンベだろう。最近の議長、副議長は当選回数のトコロテン式だ。その人物の人格、識見などはどうでもいいようだ、もっとも、それは『木に縁りて魚を求む』ようなもので、土台無理な相談だろう。

 


「麻生様待ってました」少数野党

2013-08-02 07:55:21 | Weblog

  

麻生太郎がまたやった。桜井よし子など気心が知れた連中に依頼された講演会ゆえ気軽に軽口を叩いた心算だったのだろう。『ナチス』なる禁句が出たから堪らない。先ず、待ってましたとばかり共同通信が歪曲した記事を流し、朝日が後追い、政治面から社説、そして使える紙面を使って麻生叩いて大喜びだ。期待通りだとご満悦、これで安倍の足を引っ張れる。当分『麻生=ナチス』でお楽しみが続く。このニュースが発端で、早速、中、韓国が反応した。これに呼応して米国のユダヤ人人権団体がコメントを出した。日本では民主、共産、社民など野党が鬼の首でも取ったような発言をしている。今日から臨時国会が始まる、さァそれ予算委員会を開けと少数野党が麻生を質問責めにして安倍内閣の足を開会早々から引っ張ろうと目論んでいる。衆参両院で安定多数を獲った与党に対抗するには中々有効な手段がない野党にとって麻生発言は正に『タナボタ』だ。閣僚連中の失言、食言を期待して耳を兎のようにそばたてている。やりそうだと期待していた御仁が早速やらかしてくれた。野党の連中にとっては『神様、仏様、麻生様だ』天のお恵みだと少数多党が細腕だがてぐすね引いて待っていた。麻生は立派なワイマール憲法があるのに何時の間にかナチス憲法に変えた。大騒ぎせず静かに討議して改憲すればいいとの趣旨だったようだ。ナチス憲法はないので麻生は誤認している。ワイマール憲法下のドイツ国会は授権法を成立させて憲法を骨抜きにしてナチス=ヒットラー独裁政権が誕生した。講演でも、文章でも批判する方は都合のいい所を『撮み食い』して針小棒大に騒ぐのが手だと、従来から失言が多い麻生は十分承知していると思うのだが吉田ワンマン爺さんの隔世遺伝なのだろうか、それにしては言質に取られる発言が多く、べらんめえ口調だがユーモアは少ない。白足袋臣茂には数多い言行があるが失言は少ない。却って核心を衝いた発言が多いし、ユーモアもある。1947年二・一ゼネスト(昭和22年)2月1日の実施計画されたがマッカーサー連合国軍司令官の中止指令によって中止させられた。その年1月1日の年頭の辞で吉田は「政争の為に徒に経済危機を絶叫し、社会不安を増進せしめ、生産を阻害せんとするのみならず、経済再建の為に挙国一致を破らんとする・・・彼等の行動を排撃せざるを得ない。然れども、かかる不逞の輩が我が国民中に多数ありとは信じない」と述べた。労働組合を不逞の輩とした。また1950年(昭和25年)の自由党の両院議員秘密会で発言「永世中立とか、全面講和などというのは言うべくして到底行われないことだ。それを南原繁東大総長などが、政治家の領域に立ち入ってかれこれ言うことは曲学阿世の徒で、学者の空論に過ぎない」と一刀両断に切って捨てた。1952年(昭和27年)京都の演説会でカメラマンにコップの水を浴びせ「人間の尊厳を知らないのか」とやった。1953年(昭和27年)2月衆院予算委で右派社会党の西村栄一との質疑応答で西村が「総理大臣は興奮しない方がよい」吉田「無礼なことを言うな」西村「何が無礼だ」とやっているうちに着席しながら、吉田が小声で呟いた「バカヤロー」がマイクに入ったので西村が聞き咎めて大騒ぎになった。西村「バカヤローとは何事だ。取り消せ」吉田「私の言葉は不穏当でありましたから、はっきり取り消します」「一国の総理が取り消した上からは、私は追及しません」と一旦収まったが右派社会党が議会軽視だ、懲罰委員会への付託動議を提出、3月2日の採決に自由党非主流派が欠席、また広川弘禅農相(後に罷免)らの一派も欠席したので付託動議が可決された。右派社会党を裏から唆したのは鳩山一郎、三木武吉など反吉田一派と言われている。これが世に言う『バカヤロー解散』だ。この時の広川(僧籍を持っていた)の裏切りに「坊主は三代祟る」と皮肉った。第一次安倍内閣、民主党政権でも数々の失言でしくじっている。政治家は「真意が伝わってはいない」と言うが曲解されるのが当然と考えて発言しないと直ぐ揚げ足を取られる。『揚げ足取り』は大相撲だけではない。一部マスコミ、野党の常套手段だ。それにしても『懲りない麻生閣下』だ。