キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

強すぎないか?知事の権限

2020-06-28 16:31:43 | Weblog

 

 レッサーパンダ の名前に似ているな~と感じたのが静岡県知事川勝平太だ。立つパンダは風太だったが平太は可愛さなど微塵もない。6月26日午後、同県庁で行われたがリニア中央新幹線の静岡県内の工事を巡り、川勝平太知事とJR東海金子慎社長が初のトップ会談で、知事は「一度、失われた水は二度と戻らない」と述べ、大井川の水の重要性を改めて強調した。金子社長は、早期のヤード(作業基地)整備着手を求めた。南アルプストンネル(仮称、延長25km)の静岡市葵区の約8.9kmを通過するのみだ。この着工について、大井川流域の利水者11団体とJR東海、静岡県の間で話し合いがされ2017年9月県の仲介によって合意をして協定文書を作成するところまで進んでいたにも関わらず、川勝が“ちゃぶ台返し”の「待った」をかけ、すでに2年以上が経過している。川勝がトンネル着工を拒む表向き理由は、大井川の源流部の地下にトンネルを掘ることによって大井川が減水し、河川の環境が悪化しかねない。「(減水する毎秒2tの水量は)静岡県民62万人の命の水である」「(トンネル湧水を)一滴たりとも失うことがあってはならない」と“正義の味方”気取り。『一滴たりとも』の表現には笑った。『ベニスの商人』ポーシャのセリフ、「肉は切り取っても良いが、契約書にない血を一滴でも流せば、契約違反として全財産を没収する」。川勝のJR東海を敵視政策によりリニア中央新幹線の開業は延期される見通し。東京から名古屋間の6都県が、とばっちりを受ける。川勝知事は現在3期中だ。記者会見で、JR静岡駅前に計画した図書館などハコモノ施設に反対、来年度予算を認めない県議会の「自民改革会議」を「ヤクザの集団」「ゴロツキ」「反対する人がいたら、県議会議員の資格はない」と侮辱したが、翌日自民党議員控室に出向いて「あの発言は、私が言ってもいないことをマスコミが書いた」と責任転嫁。ガセネタに扱いにされたマスコミが反発したので翌日、川勝は自らの発言の非を認め、「衷心より恥じており、猛省をしています」と謝罪会見するお粗末さ。三重県知事に対して『嘘つきは泥棒の始まり』と暴言を吐いた平太が『泥棒の始まり』だったから物笑いになった。川勝こそインテリヤクザだろう。一方沖縄県でも前知事翁長雄志、現在の玉城デニーも基地移転問題で国と対立している。沖縄が米軍普天間基地の返還要求、政府が名護市辺野古に代替基地の建設を計画すれば反対する、建設に着手すれば、あれこれと因縁を付け裁判所に仮処分を申請しては工事を妨害、完成を遅らせている。遅れれば遅れるほど普天間飛行場の危険が続くことになる。地方の一知事が国防に関係する重大な問題に反対、妨害する。各都県にまたがるリニア新幹線に反対、妨害して完成を遅延させて国、都県、JR東海が経済的損失を被る。そもそも知事の権限が強すぎるのではないか。知事は政府と異なり大統領的だから独裁者になる危険があり、現に起きている。問題知事は過去に何人もいた。写真は鎌倉浄智寺。

 


♪ 何が何でも勝たねばならぬ・・・

2020-06-21 10:04:39 | Weblog

 2019年7月の参院選広島選挙区を巡り、地元県議らに票の取りまとめなどを依頼し現金を配ったとして、東京地検特捜部は6月18日、公選法違反(買収)の疑いで前法相の衆院議員河井克行(57)広島3区(菅側近)と妻の参院議員案里(46)を逮捕した。2人の買収容疑は一部を共謀の上、2人合わせて94人に総額約2570万円。克行容疑者が「妻とは共謀していない」「買収の意図はなかった」と供述している。今回の選挙違反事件は古賀誠対安倍晋三の代理戦争の結果だ。反安倍に凝り固まっている古賀と、その子分溝手顕正76歳(参院5選)だ。2007年夏の参院選で安倍自民党は民主党に惨敗した。第一次安倍政権の防災相だった溝手は記者会見で「安倍首相本人に責任がある.(続投を)本人が言うのは勝手だが、決まっていない」と痛烈に批判した。また2012年2月には野田政権に対し、安倍が消費税増税関連法案への賛成と引き換えに衆院選を迫る「話し合い解散」を主張したのに対して、溝手は「安倍はもう過去の人」だと扱き下ろした。溝手は再度安倍政権が誕生すると考えが及ばなかったようだ“。2016年夏、参院議長に岸田派(前古賀派)は溝手を推したが、安倍首相が反対して止めた経緯もある。溝手は2017年旭日大綬章を受章したが、「別の用事がある」として親授式を欠席してしまったが安倍の立ち合いを嫌ったのだろう。閣僚にした溝手に、正に“飼い犬に手を嚙まれちゃった”これら過去の恨みつらみを安倍は抱いていた。一方の河井は総理外交特別補佐官として安倍・トランプの初会談のお膳立てを無事こなし安倍に評価され、菅官房長官の推薦もあり法相に起用された。2019年参院選に宿敵溝手に対して河井の妻、案里元県議をくのいち刺客としてぶつけた。安倍事務所のスタッフ4人を広島に常駐させる力の入れようだった。自民党から支給した選挙資金は溝手には他の候補者と同じ1.500万円、河井安里には10倍の1億5000万円を支給した。選挙中、安倍、二階、菅など自民党幹部が応援に駆け付けた。これらの期待に応えようと河井陣営は形振り構わず ♬“何が何でも勝たねばならぬ”王将の気分で頑張ったのだろう。溝手を支持する県議まで名目『当選祝』として、市町村長まで現金を配ったのだから堪らない。買収工作情報は広島県中を駆け巡った。今回の選挙違反事件の河井夫妻は古賀VS.安倍戦争の犠牲者とも言える。当時76歳、5選30年議員だった溝手が任期6年の参院選に6選を目指して立候補するのも如何なものか、やはり定年制が必要だろう。参議院であって養老院ではない。


無視した政治屋、メディアに資格なし!!

2020-06-13 12:57:32 | Weblog

 6月5日北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父、滋さんが43年間娘に会えず亡くなった。「申し訳ない思いで一杯だ」とコメントした安倍首相は涙ぐんでいた。衆参本会議や予算委員会の質問に立った与野党議員も横田氏に対して冒頭、哀悼の意を述べた議員もいたが触れない議員もいた。「ブルーリボンバッジ」を襟に付けている国会議員がいるが付けていない議員も多い。拉致被害者家族の前代表の増元照明氏は「全国会議員にブルーリボンバッジを着けて下さいと申し上げてきましたが、着けられていたのは半分もいない」と述べている。横田滋氏が5日亡くなったことを受け9日、妻の早紀江さん、息子の拓也さんと哲也さんが9日記者会見を開いた。哲也さんは「父が果たせなかった思い、遺志を受け継いで結果を出す、墓前で“帰って来ました”と報告することが残された者の使命だと思っています」「一番悪いのは北朝鮮だが問題が解決しないことに対して、ジャーナリストやメディアの中には、安倍総理は何をやっているんだと詰る者もいる。北朝鮮問題は一丁目一番地だというのに、何も動いていないじゃないかと発言したメディアを目にした。安倍総理、安倍政権が問題なのではなく、40年以上何もしてこなかった政治家や、北朝鮮が拉致なんてするはずないでしょと言ってきたメディアがあったから、安倍総理がここまで苦しんでいるんです。安倍総理、政権は動いてくださっています。やっていない方が政権批判をするのは卑怯です。拉致問題に協力して、様々な覚悟で動いてきた方が言うなら判るが、的を射ていない発言はやめてほしいと思う。母も、有本の父上も、飯塚代表もお年で健康も芳しくありません。政権には具体的な成果を出して欲しい。国内には敵も味方もない。日本対北朝鮮、加害者対被害者の構図しかありません。今後も協力をお願いしたいと思います」1977年に横田めぐみさんが北朝鮮に拉致された3年後、1980年1月7日、サンケイ新聞朝刊一面トップ、見出しは『アベック三組ナゾの蒸発』『外国情報機関が関与?』と日本人拉致事件を阿部雅美記者がスクープした。当時、野党第一党の社会党は北朝鮮の代弁機関と化し、拉致に協力した地方党員がいると言われている。一方の自民党の中にも金丸など北鮮と仲のいい連中が幅を利かせていた。朝日など左翼系は「サンケイは公安警察の情報に踊らされている」などと無視、侮蔑。産経の捏造記事だと決め付け逆に独裁国家をかばい続けていた。哲也氏が記者会見で述べた内容は脛に疵持つ新聞、テレビには耳が痛かったようだ、その殆んどが無視して報道していない。これらメディアの悪質さとレベルの低さは今も変わらない。政治屋なんざ何を言われようと、われ関せず、口を拭ってほっかぶりの鉄面皮、蛙の面に小便、良心の欠片もなし。昼間の暇潰しテレビでそのまんま東・元宮崎県知事が「(拉致に)結果的に進展はなく、政府の責任は極めて重い」と発言しているが拉致事件解決について東は何をしたのか、ご教示を仰ぐ。そのまんまお返しする。写真は透かし百合、昼咲き月見草