キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

”江田の行くところ分裂起こす”

2014-05-30 10:27:36 | Weblog

”江田のお得意は板ではなく党を割る技”である。『みんなの党』に続いて今回は『日本維新の会』を割った。お次は海江田降ろしがチラチラしだした民主党に狙いを定めた。結いの党の江田憲司は元来一匹狼だから、無所属で当選していた。自民党を離党した渡辺喜美と江田は「国民運動体 日本の夜明け」を結成した。その後、『みんなの党』を立ち上げた。『特定秘密保護法案』の賛否を巡って両者は対立、除名された江田に、同調者、比例当選の13名が離党した。渡辺は比例当選だから離党は認められない、議員辞職しろと迫った。このゴタゴタを苦々しく見ていたDHC吉田会長が渡辺に政治資金として8億円を貸し付けていた事実を”週刊文春”でバラシタ。これで万事休した渡辺は代表を降りる破目になった。次の総選挙の当選も覚束無いし、政治生命も危うい状態に追い込まれてしまった。オマケに浪費癖で強妻の『イメルダ妻・まゆみ』とも離婚した、”カネの切れ目が縁の切れ目”は文字通りだった。今にして思えば、渡辺アジェンダにとって江田は”疫病神”そのものだ。その疫病神江田は『結いの会』を創立、野党再編を狙う、日本維新の会の橋下からの誘いに対して、江田は石原慎太郎の『自主憲法制定』の旧太陽の党とは相容れないと難色を示した。合流を望む橋下、江田と石原は犬猿の仲。そこで石原、橋下が会談して草相撲のように東西が元通りに分党することになった、1年半で協議離婚。この東西の合流は端から無理があった。政治経験豊富のベテラン議員の多い東と、橋下の一時(いっとき)のウタカタ人気で当選した地盤、看板、カバンなし、経験もない木偶の坊では、勝負にならぬ。ただ頭数を増やすだけの要員に過ぎぬ。自民党の一強多弱の政界分布図。少数野党が分裂、分党を繰り返す。カルガモのヒヨコのように”刷り込み”された手合いが、親分の後に続く。一方民主党の左ヒラメの海江田代表、「一年経過しても党勢が復活できない場合は辞任する」との言葉も反故にするようだ。これに焦れた玄葉、前原辺りから海江田辞任、代表選の前倒しを求める声明が相次いで出ている。オコゼ輿石(参院副議長で離党中だが屁とも思っていない)などの参院旧社会党連中が海江田支持に回っているから自ら代表を降りないだろう。維新と結いがそのまま合流すれば野党第1党になる頭数だった。民主にとって幸いな事に維新と太陽に分かれたので助かった。赤松広隆も折角なれた衆院副議長の椅子から転げ落ちる所だった。

 


目立つようにしましょう!!

2014-05-24 15:12:53 | Weblog

地方裁判所の判決を見ていると常識では考えられないようなトンチカンな判決が時々ある。21日福井地裁樋口裁判長の判決は大飯原発の3,4号機の運転差し止めを命じた。原子力規制委員会が再稼動の条件として進めている安全審査など端から問題にしていない。原発のシステムなど理解していない上、知識のない素人裁判官が「原発の再稼動はならぬ」と一刀両断した。同じ21日横浜地裁では「第4次厚木基地騒音訴訟」で、夜間早朝(午後10時~翌6時)の自衛隊機の飛行差し止めを命じる判決を言い渡した。「夜間早朝の運航を差し止めても公共性、公益上の必要性が大きく損なわれることはない」と指摘、防衛相に運航権限がある自衛隊機について、止むを得ない場合を除き、飛行差し止めを命じた。自衛隊機の飛行差し止め命令は全国で初めてだ。過去の基地騒音被害に対して、基地騒音訴訟では過去最大となる計約70億円の損害賠償も命じた。一方米軍機については、「国の支配が及ばない」として、飛行差し止めの求めを退けた。米空母艦載機のTouch-and-goの騒音が凄まじいのであって自衛隊の対潜哨戒機などプロペラ機などの音は大した事はない。自衛隊機も夜間訓練も必要だろう。人命救助は昼間に限ぎります、早朝夜間は出来ませんでは困る。1955~57年に米軍立川基地の拡張に反対する闘争事件、いわゆる砂川事件だ。1959年に東京地裁で一審判決があった。「日本政府が米軍の駐留を許容したのは、指揮権の有無、出動義務の有無に関わらず、日本国憲法第9条2項前段によって禁止される戦力の保持にあたり、違憲である。従って刑事特別法の罰則は日本国憲法第31条に違反する不合理なものである」と判定し、全員無罪の判決を下した。(伊達判決)検察側は直ちに最高裁へ跳躍上告した。12月16日最高裁・大法廷「憲法第9条は日本が主権国として持つ固有の自衛権を否定しておらず、同条が禁止する戦力とは日本国が指揮・管理できる戦力のことであるから、外国の軍隊は戦力にあたらない。従って、米軍の駐留は憲法及び前文の趣旨に反しない。安保条約のような高度な政治性を持つ条約については、一見して極めて明白に違憲無効と認められない限り、その内容について違憲かどうかの法的判断を下すことはできない」原判決を破棄し地裁に差し戻した。その後東京地裁で罰金2000円の有罪判決、上告を受けた最高裁は上告棄却、有罪判決が確定した。この伊達秋雄裁判官はこの判決で全国に”伊達判決”として名を馳せた。その後弁護士を開業、自民党議員の選挙違反の弁護などしていたが、法政大から呼ばれて教授、法学部長になれた。横浜地裁の佐村裁判官、名前を売るには恰好な訴訟だった。日本を守る自衛隊機の夜間、早朝の飛行を禁止する判決を全国で初めて出したのだから目立つ、朝日、毎日、東京なども喜ぶ、職業的な反戦、左翼も欣喜雀躍する判決だ。飛行機を飛ばさないので佐村の名前がトンダ、飛んだ。弁護士開業、いや法政辺りから教授のお座敷がかかるだろう。 写真はヤマアジサイ・藍姫、サラサウツギ(更紗空木)

 


『冤罪』捏造の片山

2014-05-21 09:12:32 | Weblog

佐藤博史弁護士は冤罪事件の刑事弁護のベテランと自他ともに認める存在だそうな。それが32歳の自称サイコパスに振り回されていた。端から『冤罪』だと確信して弁護していたようだ。前日の記者会見に片山が無断欠席した時も報道各社に届いたメールこそ『真犯人』からの物だと口角沫を飛ばしていた。その片山本人から電話で『私が全てやりました」聞いた時には、弁護士先生腰を抜かさんばかりに驚いたことだろう。片山にして見ればベテラン弁護士などと言ってもちょろいものだと腹の中で笑っていたのではないか。その嘘吐き片山がトイレで自殺しようとしたがバンド切れた。缶チュウハイ5本飲みながら高尾山で自殺しようとしたが出来なかった。鉄道に飛び込もうともした。などと弁護士にデタラメを喋ったようだ。佐藤弁護士が力を入れている『冤罪事件』を大量生産する片山を冤罪事件の犠牲者に仕立上げようと努力していたのだから笑わせる。佐藤も内心相当悔しい思いをしているのだろうが、我慢して「裏切られたとか、否定的な感情は湧かなかった」と語り、今後も片山の弁護を続けるそうだ。冤罪事件で名を馳せたからといって何でも冤罪にするのは如何なものか。片山の犯罪に因って誤認逮捕された4人の被害者について佐藤弁護士は何も語っていない。片山の犯罪は何等関係のない遠方の人間でも犯人に仕立て上げる行為だ。今後模倣犯が出る可能性がある。片山は薄ら笑いをしながら係官に前後を挟まれ弁護士事務所を出て来た。とても反省しているような面ではない。写真はヤマツツジと若葉、伊香保榛名道路にて。


♪「山口さんちの ナツオ君」

2014-05-15 08:47:53 | Weblog

下駄に付いた雪が異状に固まったり、凍り付いたりすると、歩けなくなって、下駄の役目をなさなくなる。刃物で削り落とさねばならない。下駄の雪の山口公明党代表が町村派のパーティーで「どんな波や風にあろうとも、力を合わせて頑張ります」と挨拶、安倍首相も「自公間に隙間風を吹かせようと人達がいるが、今後も連立政権は揺るぎないと確信している」と応じた。読売の世論調査の数字が出た。集団的自衛権を71%が支持している。限定容認論が自民支持層で7割を越えた。山口代表がよく口にする”国民の支持”が得られなければの国民を創価学会と置き換えれば判り易い。その公明党支持層も7割近くが限定容認論を選んだ。すると創価学会の幹部や公明党執行部の意見と創価学会の支持者の意見とかなり乖離しているのではないか。民主支持層と無党派層でも、限定では6割近くに上がったとある。民主党の支持率は良くて5%、平均4%だ。民主党政権の幼稚さに散々懲りた国民が見放した。何回世論調査しても上向きの気配は感じられぬ。”怨み骨髄に徹っした”ようだ。民主党内は前野、長島など積極的な連中と、江田、横路など共産党より左の手合いが絶対反対だ。化け物、双頭の党を無知、無力な左ヒラメの海江田が代表にしがみ付いて連投したいようだが、ズルズルと左翼勢力に引き摺られている。このまま推移すると社民党の二の舞を演じてじり貧になるのは必定、太鼓判を捺してもいい。賢いのは散ける前に離党して、他党にワラジを脱ぐ。与党の公明党が踏ん切りがつかぬようなら、『第3極』の代替案だ。第3極が代替可能な勢力になっている。集団的限定容認論に賛同見込みの会派を見ると(公明を除く)、先ず衆院定数480。自民党294、日本維新の会53、みんなの党9で計356人となり、74%になる。一方の参院定数242、自民党114、みんなの党13、日本維新の会のみ(結い除外)9、計136人で56%となる。キャスティングボートを握っている心算の公明党山口君、何だ彼だと、焦らしているが大田と交代して入閣したいとのシグナルではないか。♪ 山口さんちの ナツオ君 このごろ少し変よ どうしたのかナ 集団自衛権と言っても 限定的と言っても いつも答えは同じ「個別的」 つまんないナァ  


野球界のルーピーポッポは?

2014-05-11 08:59:40 | Weblog

『虎が鳩になる』お話。産経・村田雅裕運動部編集委員のスポーツ曲論で、『阪神和田監督が思いつき・八方美人的采配』と指摘、ハトポッポにならないようにとの助言だ。阪神が開幕ダッシュも、ここに来て足踏みし出した。和田4月5日のヤクルト戦に200号打った福留を使い続けて3度の得点圏凡退で負けた。最近和田監督がベンチで瞳をキョロキョロさせるシーンが増えてきた。どうも頼りない。優勝を逃せば監督の座も今期限りだろう。指揮官としての力量が問われてくる。選手起用で、フアンも選手も納得する説明責任を果たせないようでは、他人の意見に振り回された鳩山元首相になってしまう。老婆心ながら、落合氏の”ありがたいお言葉”を紹介させていただく。「勝負を背負って、たった1人で複数の相手に立ち向かう場面では、緊張感とともに孤独感を抱く筈だ。孤独に勝てなければ、勝負に勝てない」(「采配」より)。村田氏だけではなく阪神フアンからも和田無能論が出ている。先ず悪い意味で頑固、勝負勘もなく、指導者としての求心力もない。福留や西岡に頼り過ぎている。セントラル・リーグ参加チームの歴史を見ると巨人が創設1934年、優勝35、阪神1935年、優勝5回、中日、1936年、優勝9回、ヤクルト1950年、6回、横浜1950年、2回、広島1950年、6回となる。優勝回数では巨人35、中日9、ヤクルト6、広島6、阪神5、横浜2回の順。虎は中日、ヤクルト、広島の後塵を拝している。”伝統の”とは名ばかりの巨人、阪神戦だ。成績が示す通り、巨人に負んぶに抱っこの阪神だ。とてもライバルとは言えない対戦成績だ。全国の熱心なタイガースフアンにこれも”負んぶに抱っこされ”支えられている。こんな成績なら愛想尽かしをされるのに、有難いトラフアンだ。球団経営に熱意もなく、力を入れない阪神球団、当然補強も弱くチームの活力も殺がれる。和田指揮官が今後もハトポッポのように目は宙をさまよい、優柔不断、決断できぬから交代時期を逸してチャンスを潰す。これが致命傷になる。一部コーチの意見を鵜呑みにする。トラがハトポッポになるなど珍奇な現象だ。スタートダッシュで首位に躍り出たが現在37戦して3位だ。早くも見限った阪神フアンから「和田辞めろ~」とヤジられる始末。このまま低迷していると、これが大合唱になる。ポッポのようにフアンを「トラスト・ミー」と偽って、思慮分別のない采配を続ければ、勝率は下降線を辿る。他の5球団にとっては『和田様、神様、仏様、ありがたや、アリガタヤ』の鴨葱。 写真の客船は”センブリティ・ミレニアム号”91000t、長さ294m、幅32.2m。山下公園のガールスカウト像も酸性雨にやられて見るも無残な色だったが修復された。 


断ち切れぬ腐れ縁

2014-05-02 16:58:09 | Weblog

自民党徳田毅が徳田一家と徳洲会選挙違反で辞職に追い込まれた。野党にとって『天佑神助』の筈だった衆院鹿児島2区の補欠選挙、自民党金子万寿夫候補が圧勝した。消費税を3%上げたのにも関わらずだ。元民主党議員だった打越明司候補は無所属で出馬した。民主党では勝ち目がないので各野党の支持協力を狙った、姑息な手段だった。自民以下各政党の主要政策に対するスタンス一覧表が読売に載っていた。打越支持に回った4党が5つの重要政策を見ても各党バラバラだ。あの不動産屋、小沢の生活第一が共産党の政策と一致しているから、笑える。金権小沢が消滅寸前の党を何とか残そうと形振り構わず、アカハタ共産党を真似て大衆迎合主義(ポピュリズム)に舵を切ったからだ。民主党は痩せても枯れても野党第1党だ。野党の中心にならなければならないのだが、支持率がたった4%だ。オマケに代表の海江田は選挙区でも人気がない上、党内でも支持する議員が少ない。他の野党の支持率も3~4%で大差ない。どんぐりが背比べしている図だ。しがない小魚が集まっても大魚にはなれぬ。与党の公明党の代表山口は相変わらず「集団的自衛権行使の憲法解釈変更」に反対している。”尾っぽに巨体を振り回される”のが自民、公明の図は漫画だ。自民と公明これも『腐れ縁』。政界再編には、党利党略、私利私欲、幾重にも絡み付いている。